ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

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Handweaver's Pattern BookHandweaver's Pattern Book
(1951/06)
Marguerite Porter Davison

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 またも手織りの本のレビューです。
 4枚綜絖でできる組織織りをただいま勉強中!の私が今、一番頼りにしているのが、この『A HANDWEAVER’S PATTERN BOOK』です。
 4枚綜絖でできる、ありとあらゆる組織が紹介されているって感じです。すごいですー。

 ただ、悲しいかな、全てモノクロなんですよね。
 あと、その組織で織った布見本(の写真)はあるのですが、組織図が載っているわけではありません。そこは、自分で書かないといけないわけですね。それはそれで勉強になっていいのですが…。
 衝撃的、というと大げさですが、同じ(綜絖)通し順でも、踏み順とかタイアップを変えるだけで、こんなに変わるんだよ!…って、ひと目でわかるので、非常にわくわくします。

 でも、しつこいようでうが、モノクロです。だから、たとえば、色を変えるとどんな効果が出るのかとか。布の質感とか。そういうことはわからなくて、物足りないなあ…と、思ってしまいます。
 そこで役に立つのが、こちらの本。

The Handweaver's Pattern Directory: Over 600 Weaves for Four-Shaft LoomsThe Handweaver's Pattern Directory: Over 600 Weaves for Four-Shaft Looms
(2008/01/02)
Anne Dixon

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 これは、『HAND WERAVER’S PATTERN BOOK』よりは、紹介されている組織の数は、ぐんと少ないです。
 じゃあ何がいいかって、オールカラーだということ!
 色の効果も見やすいし、モノクロだと、組織図に起こしても、わかるようでわからないところが、非常によくわかるんです。
 素材感といいますか、布目が実際にどうなっているか、とてもわかりやすい、視覚に訴える本です。
 ちょっとしたことが、よくわかるんです。たとえば千鳥格子。組織は同じだけど、色を変えたり格子の大きさを変えたりする時はどうしたらいいのか、とか。かゆいところに手が届く感じの本、ですね。

 どっちも、私には手放せない重要な教科書です。

 教室では、機ごしらえとか、綜絖通しのコツやタイアップとの関連とか、身体が覚えるまでしっかり叩き込んでいただきました。
 あと、代表的な織りの技法も。
 でも、そこから先は、自分で考えなくてはいけませんからね。
 本は、いわば自分の水先案内人です。
 いろんないい本に出会えたらいいなあ、と思います。


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一本交互のストール


 経糸=1/5純毛中細
 緯糸=1/5純毛中細とグラデーションモヘアループの一本交互
 組織=平織り
 寸法=56㎝幅×160㎝丈
 リジット機使用


 2007年の秋の作品です。
 紫なんて、私だったら絶対に身につけない色。
 これは、知人にオーダーいただいて作ったものです。
 自分の好みと違う色で作るのも、楽しいものです。
 自分で作ったせいもあるのでしょうが、愛着がわくといいますか、こういうのを身につけてみるのもいいかも…なんて、思いますね。


 平織りは組織が単調ですが、その分、糸の表情が出て、糸の個性がぐぐっと強く出てきて、おもしろいです。
 ファンシーヤーンは、平織りの方が生きるのかもしれませんね。
 で、まっすぐな糸は、組織織りで生きるのかも。
 おもしろいものですね。


 今は、とりつかれたように(!)、組織織りに夢中な私ですが、少し前の作品を見直してみると、平織りの面白さや魅力に気がついて、また楽し、です。

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スウェーデン織物ベストコレクションスウェーデン織物ベストコレクション
(1987/10)
マリン・セランデル山梨幹子

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 かなり珍しい、スウェーデン織りの完全日本語訳の本です。
 1987年、なんと22年前に初版発行。
 そして、今日、Amazonから私の手元に届いたのも、初版本…。
 前に、出版社を検索した時、もはや出てこなくなっていたので、きっと、どこかの取次ぎ店の倉庫に眠っていたのでしょう…。
 もしかして、これを定価で手に入れた私は、ラッキーなのでしょうか?
 まあ、大変いいお値段ですから、買う人も限られていたのでしょうね。
 

 まだ、一通りさらっと見ただけですが、初心者向けの本ではないな、と思いました。
 ある程度、組織織りを勉強した人。
 そして、広幅の多綜絖機を持っている人向けの本です。
 だって、普通に
「おさ目巾 135センチ」
 とか、書いてありますもの。しかも、そういう作品、一つや二つじゃないんですよ。


 あと、ちょこっと読んだだけだと、えっ?ってことも、けっこうあって。
「使用するおさ 25羽」
 とか。そんなの使わないよ…。でもよく読んでみると、
「1目に二本通す」
 だったら、50羽でいいじゃないか!とかね。
 ううむむむむむむ。
 本気で、このテキストの作品を参考にしてチャレンジするのなら、けっこう読み込まないといけないなあ、と思いました。
 日本語だから楽ちん♪じゃなくて、逆に、日本語に訳してあるから、わかりにくいところもあって。
 いっそ、原書も欲しいなあ…。


 それにしても、20年前と今とでは、手織りの普及度合いが違うのだなあ、と、あらためてしみじみ思わされました。
 いろんな意味で、勉強になる一冊です。
 こういう本が、もっと安く、もっといろいろ出版されていたらいいのになあ。
 購買層が限定されるから、それもなかなか難しいのでしょうね。洋書が手に入りやすい環境にあるだけでも、ありがたく思わなくちゃ。


 この本で、これは使える!と思ったのは、使用されている糸の種類について、大変詳しい説明があったこと。
「綿マットヴァーヴ」「ボムール」「リンボー」「ホール」
 など、使用糸の名称だけではなくて、それぞれの素材が何か(綿か麻かウールか獣毛か)、番手はいくつか、インテリア用の糸か、などなど、とてもきちんと書いてあります。
 この情報は、実際に作品にチャレンジする時に、とてもとても役に立つこと、間違い無しです。


 とはいえ、まだ私には、ハイレベルな本なので。
 しばらく眺めて、楽しむことにします。
 しっかり読み込んで、勉強しなくちゃ!


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さちこさんのブランケット


 すてきでしょう?
 これは、Sさんという織り作家さんからお譲りいただいたブランケットです。
 染めもご自身でされたのかどうかはうかがっていないのですが、手紡ぎの糸で織られたブランケットです。ふっわふわで、コートの代わりにくるんと羽織っても、十分にあったかいです。


 Sさんから、作品展をするんですよ、こんな作品を出すんですよと、見せていただいた時、私は、この作品に一目ぼれしてしまいました。
 赤をメインにした色合わせ、全体の風合い。私の好みそのものだったのです。
 譲っていただけませんか、とお願いしました。
 けれども、すでにギャラリーに出すことが決まっており、残念なことに、私は、会期中にうかがうことは不可能…。
 もし、買い取り手が決まらなかったら、連絡しますね、とのお返事をいただきました。


 その後。
 会期終了後、Sさんが、連絡をくださいました。
 この作品が、まだ残っていること。
 気持ちが変わっていなければ、いかがですか、と。
 しかし、4枚綜絖機を持っているのなら自分でも作れるから、無理をして買わなくてもいいのでは、とも、言葉を添えてくださいました。


 でも、私の気持ちは変わりませんでした。この作品が、欲しかったのです。この作品に、手の届くところにいてほしかったのです。
 写真をご覧になればわかりますが、組織はさして複雑なものではありません。そういう意味では、私にも織れるのかも、しれません。


 しかし。
 色合わせのセンス。
 全体的な風合い。
 人を惹きつける、この作品ならではの魅力。
 Sさんにしか出せない、何か。
 それらを考えると、そんな、「私にも作れる」なんて、そんなレベルの作品ではありません。
 自分の目標として、この世にたった一つしかない、この作品を手元に置かせてほしいと、心から思いました。


 その時は、そんな風にきちんと言葉にすることはできなかったけれど。
 あらためてSさんにお願いして、譲っていただきました。
 手元に届いて手に取った時、あらためてまた、驚きました。
 画像で見ていたよりも、ずっとずっと素敵な作品で、とても手がかけられたものであることが、わかったからです。
 この作品に、どれだけの手間、時間がかけられたことでしょう。
 手にすることができた幸せを、しみじみかみしめた瞬間でした。


 このような、目標となる、あこがれてやまない作品に出会えたことは、もの作りをする上で、とても幸運なことだと思います。
 もの作りは、複雑な技術や豊富な知識があればいい、というものではなくて。
 頭でっかちに学ぶだけでは磨けない、とても深いもの、いわゆる「感性」なくしては、語れないのだということ。
 それを学んだ、大切な作品です。
 Sさんありがとうございました。心からの感謝と敬意をこめて…。


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2009_0126photo0015_convert_20090126211719.jpg

 今、ジャケットにする予定の布をウールで織っているんですけど。
 経糸は、やわらかい色合いの毛糸を選んだんですよね。
 …しかし、スラブヤーン。しかも単糸なんですよ。
 経巻きに、手こずりました!
 こんなに大変だとは、思いませんでした!!!


 経糸を張るところまでは、何とかやれたのですが。
 織っている間、きっと、ひやひやでしょう。
 綜絖や、筬にすれて、切れたらどうしよう…。


 先生にも、
「スラブ糸は、経糸には向かない」
 と、言われたこともあったし、やっぱ、選択は間違っていたのかなあ…。
 自分でやってみないと、どうにも納得できない性質なのですよね。
 今回は、さすがにチャレンジャーすぎたかなあ、と、経巻きをしながら、ちょっと後悔しました。


 けれども、手のかかればかかるほど、作業は楽しかったりして。
 緯糸を入れていくのが、とても楽しみです。


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ヘリンボーン シルクウールのショール


 この年末年始にかけて織りあげた、シルクウールのストールです。
 幅82㎝×長さ174㎝。
 3/15番手シルクウールを、5羽/1㎝の筬を使って織りました。
 組織は、『A HANDWEAVER'S PATTERN BOOK』より、『Finnish Bird’s Eye』です。でもこれが、ヘリンボーンとはどう違うのか、私にはさっぱりなのですが…。見た目、ヘリンボーンみたいに見えますよね。うーむ、むむむ。

ヘリンボーンショール 組織拡大

 アーティサットの最大織り幅が、90㎝なのです。
 このストールの筬通し幅は、88㎝。経糸総本数440本。綜絖通しは、なかなかどうして、大変でした。それがまた、楽しくもあるのですが。


 草木染めの糸は、大好きです。
 このストールの糸は、紫=ログウッド、ピンク=スオウ、サンドベージュ=矢車ぶし、白=生成りのまま、です。
 縮絨した時、ログウッドからけっこう色が出て、生成りのところが、よく見ると、すこーしだけまだらに色が付いてしまいました。ご愛嬌、ということで。


 年末年始、いろんな素材でいくつか作品を作りました。
 やはりシルクウールは、使い勝手もよく、仕上がりも極上。
 やわらかさでは、ラムウールも引けを取りませんが、光沢と上質感を求めるならば、やはりシルクウールでしょう! と、改めて思いました。
 うすくて、軽くて、やわらかくて、温かくて。ただいま、大活躍中です。


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手編みブランケット


 たまには、織り以外の作品を、と思いまして。
 これは、かぎ針編みのブランケットです。
 ウールなのかどうなのか、そこらへんも不明です。
 ていうか、自分の作品ではないんですよね。


 私がものごころついた頃から、ずーっと私のお気に入りでした。
 たぶん、母か祖母が編んでくれたものです。
 小さい頃は、冬、お布団の上から、えりもとを包み込むように母が、ぽんぽん、と、かけてくれました。
 今も、そんな風に使ったりもするし、ひざ掛けとしても愛用しています。


 絶対に、捨てられません。
 長く使っていて、もうずっとそばにあるので、手放すなんて考えられない!というのもありますが。
 このブランケットには、母と祖母と私の思い出と歴史がぎゅっとつまっているので。
 だいじ、だいじです。
 きっと、どんなに毛玉だらけになっても(もうすでになってる…)、ぼろぼろになっても。


 誰かを、そういう気持ちにさせる作品を作れたらいいな、と思うのでした。

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 ちょっと前に、スウェーデン織りのキットの購入を迷っている、と書きました。
 …注文決めちゃいました♪
 やったことのない織りに挑戦したいというのは、まあ、建前(笑)。
 本音は、カタログを見ていて、あまりにもデザインがかわいくて、自分が欲しくなっちゃったからです♪


 こちらが、その会社のサイト。右側にカタログのリンクがあります。
 ただし、スウェーデン語ですが…。

 http://www.clb.se/

 もちろん、私もスウェーデン語なんて、まったくわかりません!
 『がらくた織物工房』さんというブログで、スウェーデン語の織り用語がいくつか紹介されているので、そちらを参考にさせていただきました。
 英語と似ている部分もありますが、やはり違いますね。


 カタログの説明は、当然すべてスウェーデン語なので、何に使うものなのか、そこらへんはもう、写真から想像するしかありません。キッチンマットか、テーブルランナーか、ランチョンマットか…。
 とりあえず、テーブルランナーとおぼしきものを、2セット、注文しました。
 ありがたいことに、『がらくた織物工房』さんのおかげで、織り用語(経糸とか緯糸とか、筬とか)が、わかったこと。しかも、日本と同じ、センチやメートルで表記されているので、なんとかなりました。
 筬通し幅、とか。
 筬目、とか。
 これがインチとかで表記されていたら、また大変だったことだよ!
 品物が到着するまで、わくわくどきどきです。
 組織図とか、理解できるかなあ、大丈夫かなあ。


 で。
 そんなことをわくわく考えながら、次の作品の経糸作りに張り切っています。
 私は、いくつも設計図を作ってから、一度に4つくらい整経して、順々に作品を作るタイプなので。
 新しい経糸をアーティサットくんにかける日が、たのしみです。
 
網代織りのショール


 網代織りのショールです。
 岩村操さんの『プレーンウィービング』に紹介されていたのを見て、挑戦しました。
 これは、リジット機で作りました。 たしか、6作目の作品です。


 4番手ウール、5羽/㎝の筬を使いました。
 筬通し幅は、60㎝。けっこう長めの180㎝丈です。


 ぱっと見た感じは、複雑な組織に見えた(←当時の私には)のですが、要は、糸の順番のマジックなのですね。
 とても簡単なのに、出来栄えはとても良くて。
 周期的に緯糸を変えるのがアクセントになって、織るのもテンポ良く進み、楽しかったです。
 赤がメインですが、派手すぎず、いい感じになっています。
 母が欲しいと言うので、あげてしまいました。

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 このように、正方形になるように織っています。
 今度、網代織りをするならば、長方形や正方形を組み合わせた柄にしたいですね。
 母には、
「正方形のままで、色違いを!」
 と、リクエストされましたが、同じことをするのもつまらないし…。
 考え中です。
コチニールFe染めのタータンチェックのショール


 4番手ウールで織った、タータンチェックのショールです。
 筬通し幅は、60㎝でしたが、機から下ろして縮絨をしたら、少し縮みました。
 初めて、2/2Twillで織ったタータンチェック。ウールの織り地は、綾織りの方がしっくりくるなあ、と感じました。
 反省点や気付いたことは、とてもいろいろ…。
 やや打ち込みが強かったかな?とか。織り地の感じがね、ちょっとかたいんです。
 筬も5羽/1㎝ではなくて、4羽/1㎝の方がよかったかも…その方が風合いがソフトだったかも…など、あれこれ。


 この作品は、自分のアーティサットで織った2作品目。
 織り機に慣れようと、あれこれ試行錯誤している真っ最中のです。
 リジット機とは、いろんな面が違いますね。…当たり前ですが(苦笑)。同じ筬目でも、糸と糸の隙間感が、違うように思います。
 平織りと綾織りのちがいなのかしら?
 確かに、綾織りの方が、緯糸の入り込み具合が深いというか…、経糸とみっしり詰まっている気がします。あれこれ発見が多いです。


 カリキュラムに取り組んでいた時は、課題をこなすので精一杯。
 織りのおもしろさとか、綜絖の通し方一つで、何がどう変化するのかとか、理屈をきちんと飲み込めないまま、先へ先へと進んでいました。
 でも今は、何にもせかされません。
 立ち止まって考えたり、ずいぶんと考える時間が、あります。
 自分で気付く・考えるって、大切ですね。そうでなくては、本当に自分の身についてこないのだなあと、改めて感じました。
 といっても、教室で先生が教えてくださった基礎があってのもの!なのですが。


 メインのえんじ色は、赤い毛糸の上からコチニールを重ね染めしたものです。
 予想よりもシックな色になり、単独では、ちょっと毒々しい感じになるので、持て余していました。
 でも、ベージュやオフホワイト、さし色の明るい赤と一緒にすると、予想外に上品な感じになって、とてもよかったです。チェックの色合わせの面白さですね。


 Twillで、いろんなチェックを織りたい気持ちもあり。
 こだわらずに、いろんな組織を試してみたい気持ちもあり。
 あれこれ、やりたいことがいっぱいです。
2009_0107ラムウールジャケット

 年始のお休みの間に織った布で、ジャケットを作りました。
 えっへん!

 なんちゃって、作り方は、めっちゃ簡単です。
 詳しく知りたい方(もしいればですが)、ご連絡くださいませ。
 ウィービングの本(洋書)には、けっこうあっちこっちで紹介されているみたいです。
 とりあえず、私は、2冊で同じ作り方を発見しました。
 私は、けっこう背も高いし、袖丈も必要なので、このサイズでいい感じでした。

 組織を拡大すると、こんな感じです。

2009_0104ジクザク綾織りの組織

 経糸は、番手不明の細めの中細糸。草木染の糸、いろいろ。
 黄色系と、ブルー系と、グレー系の、だいたい3色に分類して、ストライプっぽくしました。
 ネットオークションで、勢いあまって落札しちゃった半端糸だったので、アンバランスになりましたが、逆にいい模様になって、結果オーライかなあ、と。
 ぎざぎざの綾織りも、踏み木の順に慣れて、正しいパターンがわかると、かなり楽しくて。
 もー少し複雑な組織もやりたくなりました♪
 
 緯糸は、アヴリルさんの、2/16ラムウールの二本取りです。
 とても軽くてやわらかくて、いい糸です!
 でも、前に経糸に使った時には、糸さばきが悪くて(糸どうしくっついちゃって)、経巻きに、大変苦労しました。あと、意外と切れやすいです。
 
 経糸については、非常に思い入れがあります。
 もともとは、ブロックチェックのマフラーを作りたくて、ネットオークションでまとめて落札したものだったんですよ。
 同じ出品者が出してるから、草木染の素材が同じなら、同じ色になると思いこんでたんです。当時は、草木染は、今よりももっともっと初心者でしたから。
 糸番手がわからなかったから、とりあえず、マフラーかショールは確実に作れそうな分量を、まとめて落札しました。
 そして手元に来たら、なんと!
 同じ「クチナシブルー」や「イタヤモミジ」でも、ひとめではっきりわかるくらい、色に違いがあったんです。
 今思えば、染めた時期が違ったんでしょう。
 量もそれぞれ少なかったし、きっと、出品者の方が何かを作って余った糸を、ちょいちょいとまとめたんでしょう。

 うーむ。
 私の経験不足による、失敗でした。
 さすがに、ブロックチェックは無理と断念しました。各色の分量も微妙で、何を作ったらいいかさすがに考えあぐねてしまって…。
 というわけで、しばらくお蔵入りしてました。
 そんな過去(?)を持つ糸が、とてもいい作品になってくれたので、感慨深いです。
 よかった、よかった。
 なんだかんだと迷っていましたが、買うことにしました!
 お友達から
「スウェーデン織りに興味があるなら、本場のキットで一度織るのもいい経験!」
 とすすめられたことも大きいのですが…。
 結局、在庫の山があっても、やってみたかったのね、私。

 昨年のカタログと、今年の新しいカタログを、両方見せていただく約束をしました。
 ちらりと昨年のカタログは見ましたが、インテリアファブリックから、キッチンクロス・マット、もちろんショールなど、幅広い品ぞろえでした。
 う~ん、誘惑がいっぱい…。

 経糸も、緯糸も、メートル単位で買うんですって!
 グラム単位じゃないんですね…。
 ということは、たとえば、キッチンクロス1メートル分の緯糸を買う場合、織り密度から糸量を計算して、売ってもらえるということなのかしら?
 国が違うと、いろいろシステムが違うのですね。
 なんと、余分にお代金を支払えば、整経済みの経糸を売っていただくこともできるのですって!
 …しかし、割高ですよ。
 何十メートルも整経するわけじゃないので、私はそのサービスは利用しませんが。

 あちらでは、日本とは違って、手織りってもっとメジャーな、生活に根付いた趣味なのかもしれませんね。それこそ、10メートルとか整経して、小さなものから大きなものまで、たくさん織るんですって。経巻きの手間を考えただけで、気が遠くなりそうです…。
 たしかに、回転式の整経台とか見ると、
「う~ん、文化が違う…」
 と、思います。
 あ、でも日本の和機の整経台も、結構なサイズですね。ドラム式整経台、お教室で見ましたけど、あれは大変だあ、と思いました。

 私は、マフラーの整経くらいなら、なんとか、すいすい(?)いけるようになりました。
 藍染めとキハダの重ね染めの、シルクマフラーです。

藍とキハダの絣染めマフラー

 これは、自分の4枚綜絖機を買って、初めて織った作品です。
 タテ・ヨコとも、絹の2/16番紬糸を使いました。
 基本は、平織りですが、周期的に色を変えて、斜子織りを入れてます。

藍とキハダの絣染めマフラー 組織拡大

 絹糸っぽいツヤはありませんが、染めやすく、織りやすく、肌触りが柔らかくて軽い、いい素材です。いずれは、この糸で服地を織ってみたいな、と、思っています。
 春になったら、活躍してくれそうです♪




 昨日、お友達が遊びに来てくれました。
 彼女は、スウェーデン織りに興味を持っていて、なんと、スウェーデンから織りのキットを個人輸入するという、行動派。
 
 そのキットで製作したナフキンや、キッチンマットを見せてもらいました。
 すご~い。
 糸も実にきれいなんです。
 スウェーデン織りは、麻などの素材を使って、実用品を作るのがさかんだとは聞いていましたが、聞くと見るとじゃ、全然違いました。
 細い糸を、何色かひきそろえて使っているから、色も複雑だし。
 …おもしろい。

 で、彼女に刺激されて、うかうかと、キットの注文をすることにした…の、ですが。
 ちょっと、今、考え込んでおります。
 といいますのも、私、ハンパない糸の在庫を抱えているのですよね。
 ええ、たぶん、一生分、もうあるんじゃないかと…。
 お店屋さんが、開けるのではないかと…。

 ですから、キットの注文を、今になって、ためらっております。
 手元の糸でできる作品から、やるべきよね、やっぱり。
 織らねば!
 編まねば!
空き羽織りのショール

 今日は、説明会の案内係&受付嬢をすることになっていました。
 …しかし、大寒波。
 まじ? 
 案内係はもちろん屋外。受付も、暖房設備ないって聞いてるんですが…。
 そこで、引っ張り出してきたのが、こちらのショールです。
 風がぴゅうぴゅう吹いているので、マフラーよりも、耳までとどくような、ふんわりショールの方が役に立つにちがいない!と思いまして。
 なにしろこのショール、氷点下10度当たり前の真冬の中央アジアでも、マフラー代わりに大活躍してくれたシロモノです。
 今日も大活躍でした、ありがとう♪

 これは、習い始めた年の秋~冬くらいに作った、私の8番目の作品。
『茜染めの抜き羽織りのショール』。

茜染め 抜き羽織りのストール

 経糸は、茜で染めた中細糸。西洋茜とインド茜と、とにかく3種類使ってます。
 緯糸は、茜染めの細いモヘアと、太いモヘアと、ループヤーンと、綿混ウールのスラブ糸。
 ヨコの抜き羽部分に、1cm幅の紙を挟みこみながら、織りました。
 ふわふわした仕上がりになって、とても軽くて気持ちがいいです。

 ・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・

 作品の記録は、全てノートに残してあります。
 先生のご指導の賜物です。
 作品を作るための計画、糸の記録、作品の写真などが、貼り付けてあります。改めて眺めてみると、なつかしいですねー。
 記録って、とっておくものですね。けっこう、何かと役に立ちます。
 
 役立ちついでに、織りを始めたのがいつだったのか、正確にしよう!と、確認してみました。
 すると…。
 日記と手帳と作品記録によると、私の手織り歴は、こんな感じでした。

 2005年1月     おもちゃのようなキットを使って、我流で織りを始める。
 2005年4月16日 今の教室で、リジット機で織りを習い始める。
 2005年5月21日 勢い余って、草木染にまで手を出す。
 2006年4月 6日 教室で、足踏み機のカリキュラムを始める。
 2007年3月15日 足踏み機のカリキュラム修了。
             (足踏み機購入をかなり悩む。だって安くないし場所も取るし…。)
 2008年5月31日 足踏み機(ルクルーク社のアーティサット4枚綜絖)をついに購入。

 で、今に至る。
 ということは、織りを始めて、ちょうど5年目突入!なんですね。あー、ずいぶん長くやっている気分でしたが、たいしたことないんですね。まだまだ、浅い浅い。
 もっと勉強することは、もりもりありますね。

 それにしても、振り返ってみると、とても濃いい、価値ある4年間でした。
 お友達も増えたし。
 毛糸の在庫も増えたし(笑)。
 5年前までは、仕事とそれに関わることが、自分の世界の大部分でしたが、今は、もっと違う方向に、うんと広がったなあ、という気がします。
 これからどうなるのかな?
 楽しみです。うふふ。
リネン混

 はじめまして、じぇんねです。
 ちまちまと、織り織りしています。
 とあるお教室で、紡ぎも草木染も編み物も手織りもできちゃうわ!というマルチでパワフルな先生のもと、ぶきっきょに、ちまちまと習い始めて、早や4年が経ちました。
 リジット機で始めた手織りでしたが、やっと、4枚綜絖6本踏み木の機を使って、一人立ちして、組織織りにも取り組めるようになりました。
 自称『初心者卒業生』です。
 でも、まだ若葉が取れたばかりなので、おっかなびっくりです。


 手織りブログをあっちこっち回っていて、すてきな作品にいっぱいお目にかかって、
「あー、私も、お仲間に入れて欲しいっ」
 と思って、ぽんと飛び込んでしまいました。


 みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。


 自己紹介代わりに、作品をアップしてみました。
 『A HAND WEAVER’S PATTERN BOOK』より、Four Thread Herringboneという組織で織ってみました。
 草木染の、リネン混のラムウールの糸で織っています。
 グレーと、チャコールグレーは、化学染めですが。
 パープルっぽい色は、ログウッド。
 ピンクっぽい色は、スオウ。
 肌色っぽい色は、矢車ぶし。
 白っぽいベージュは、ローズ。
(…媒染は、記録していなくて、わかりません。なんてこったい!)
 草木染の糸は、色どうしがけんかしなくて、やさしい色になって、織ってて楽しいです。


 今は、4枚綜絖でいろんな組織を試してみることが、楽しくて楽しくて、しかたありません。
 そんな、ちまちま手作り生活のつれづれを、書いてみたいと思います。お付き合いいただけたら、幸いです☆

じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

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