ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

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枇杷染めの糸を使ったガンクラブチェックのマフラーが出来上がりました。
じゃん♪


枇杷染め ガンクラブチェックのマフラー


機の上で織り上げた時は、巾27cm×丈186cmでした。
でも、縮絨すると、巾は5%、丈は10%ほど縮みました。
仕上げ後は、巾25.5cm×丈166cm になりました。
重さは、115gです。
このサイズにしては、ふわっといい感じに軽くて、やわらかーくて、いい感じ。


縮絨のやり方を、初めて習った方法と変えてみたり、いろいろ工夫しています。
初めて縮絨をした時、屏風たたみにして、40℃くらいの湯で押し洗いにする、と教わりました。
金の羊の吉岡よう子さんからは、
「60℃くらいのお湯に、ふわっと入れるのよ」
と、教わりました。
ずいぶん前になりますが、Kauriさんのブログでは、
「もんだりしぼったりこすったり、マフラーにしてはいけないことを片っ端からやります」
みたいなことが書かれていました。


…縮絨って、型崩れしないように丁寧にするもんじゃなくて、もっと大胆にやってもいいんだなーと思いました。
というわけで、いろいろ試してみました。
今回は、60℃のお湯にモノゲンを溶いて、やわらかめにもみ洗いしました。
そして、30分ほど放置。
すすぎ洗いをして、干して、アイロンをかけて…。
で、上記のような縮み率になったわけです。


巾に対して丈の縮み率が高いのは、打ち込みをかなりやわらかくしたせいだと思います。
綾織りだと、気をつけないと、どんどん緯糸が入り込むじゃないですか。
そうならないように、かなり意識しました。
織る時は、本当に手先に神経をつかうまら、正直しんどかったけど、このやわらかさ!
満足~。
そうですよね、ショールならもう少ししっかりした方がいいけど、マフラーはこのくらいでちょうどいい。


次は、シルクでショールを織ります。
平織りで、色のコントラストを楽しむようなものになる予定。
自分でも楽しみです。





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私のテンションが一気に上がる時。
それはやっぱり、糸に囲まれた時ですかね(笑)。
糸見本なんか、どれだけ見てても飽きないですねー。


糸見本♪


…ああ、見飽きない(笑)。ほんとに、糸、好きです。
それも、100%天然素材が好き。
理屈じゃないんですよね。
天然素材の方が、呼吸してる感じがしません? そういうのって、気持ちいいですよね。
…気分の問題かもしれませんけど(笑)。


でも、糸を使いこなせているかと言えば、それはまだまだ…。
たとえば、昨日の記事で取り上げた、6枚綜絖の変化綾織りの組織の作品。
最初にあれに使おうと思った糸は、シルクのスラブ糸でした。
それが組織織りに向かないということは、先生に指摘されるまで、まったく考えもしませんでした。


「この糸は、こういう複雑な組織に使うと、糸の良さが生かされませんね…。
 まず、糸に太い細いがあるから、組織が美しく織りだされない。
 柄の中に強弱が生まれて、がたがたになってしまうでしょう?
 でもこのスラブ糸には、表情があって、この糸ならではの良さがあります。
 この(6枚綜絖の)組織織りでは、この糸の良さも生かされないのですよ…」


…ああ、ほんとだ。
それこそ、「基本のき」ですよ。
先生に言われるまで気付かなかった、自分の浅さに愕然…、てか、悄然…。
気を取り直して、実はもう一つの候補がこれなんですけど…って、出したのがカシミヤのストレートヤーン。
なんだ、あるんじゃないですか!
こういう糸が向いているんですよ、って先生から言葉をいただいた時には、まじ、ほっとしました(笑)。


ホームスパンも、そうですよね。
シンプルな平織りか、2/2Twill、まあいいところ、ヘリンボーンくらいなら、いいかも。
でも、これ以上複雑な手の込んだ組織にホームスパンの糸を使うと、糸の表情が死んでしまう。
だから、紡いだ糸は、シンプルに使う。


機械で作っていても、ループヤーン、モヘア、スラグ糸、それぞれに表情があって。
それに合った使い方を考えてあげないと、糸は生きないんだなあ。
糸好きを標榜するのならば、糸を生かせる人にならなくっちゃ。
と、思うのでした。


…で、ボツになったスラブ糸ですが、はい、生かし方を考えてみました。
それが、次に織る作品です。
明日、アップできる状態になってるといいなあ。
今から作業の続きに取り掛かりま~す。
 






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今日は、お稽古の日。
風邪でお休みした分を、今日の午前に振り替えていただきました。
朝10時から、お昼ごはんと3時半のお茶をはさんで、夕方5時まで織ってました!
つ、疲れた…。
でも楽しかった♪


織ってるのは、6枚綜絖の変化綾織りのマフラー兼ショールです。
こちらのサンプラーから、織りたい図柄を選び、綜絖通し順、踏み順を組み合わせてデザインします。
そして、2枚織るんですねー。


6枚綜絖の変化綾織りのサンプラー


このデザインには、おなじみWeave Pointに大活躍してもらいました!
サンプラーを織っている段階で、
「あー、私はたぶん、これを選ぶな…」
って、わかるんです。
好きな柄が出る通し順って、だいたい決まりますよね。


でも、一つじゃ面白くない…から、2つの柄を組み合わせました。
残念なことに、思ったほど効果が出なかったんですけどね…。
うーむ、もっと幅広にした方がよかったのかしらん? とか、織りはじめてから、いろいろ思いました。
でも、織りはじめちゃったものは、もうどうにもならないので。
今のデザインをしっかり織り上げることに専念しようと、気持ちを切り替えました!


サンプラーは、80羽で織ったので、柄が小さかったんです。
自由作品の方は、50羽、意外と柄が大きくきれいに出て、あら、予想外にいいじゃない♪って感じ。
うんうん、なかなかいいぞ、と気を良くしています。
とはいえ、一つ一つの柄を、大きさをそろえて、打ち込みを一定に保って織るって…たいへん!!!
難しいのなんの、神経つかいます~。
肩も首も背中も、こりこりです~(泣)。


しかし、なんだかんだ言っても、織り上がってくると、その幸せ感が疲労感を上回るのですよね。
こうやって、織りにずぶずぶとはまっていくのでしょう(笑)。


今回は、贅沢にカシミヤを使っています。
経糸は、明るい紺。
緯糸は、白にしました。
でも、白!って主張が強すぎて…。
2枚目は、緯糸を、淡いパープルに変えようと思います。


自分でも、同じ緯糸じゃつまらないなあって思ってたんですが、先生からも、アドバイスをいただきまして。
来週までに準備しなくちゃー。
わくわく♪




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金曜日です。
やっと今週の仕事が終わりました!
長かった…。
今週は、本業がちょっと山場を迎えておりまして。
毎日が、すっごい早回しで動いていくようで、もおおお、目が回りそうでした!!
終わって、よかった…。


というわけで、昨日は、ブログを更新するどころでは、ございませんでした(笑)。
そんな時に、ささくれ立った目や心を和ませてくれるのは、やっぱり手作りのもの。


1本の木から


これは、何年も前に北海道で買ったものです。
よーく見てください、きつねさんたちが、腕を組んでますよね。
これ、一本の木から、腕を組んだ2匹のきつねさんを彫り出しているんです。
…ちょっと、すごくないですか?
シンプルに見えるけど、すごーく丁寧な仕事がされています。


心が疲れた時、仕事が立て込んでいる時、私は、手作りのアクセサリーを身に付けます。
彫金作家のTさんが作ってくださったリング、イヤリングなどなど。
ヴェネツィアン・グラスのペンダント、イヤリングなどなど。
そして、木彫りのチョーカー。


手作りのものって、心をほっとさせる何かを持ってる。
そんな気がします。
昨日は、このきつねさんペアのチョーカー。
今日は、ヴェネツィアン・グラスのペンダント。
それと、彫金作家Tさんのリングに助けられて、乗り切ることができました。
ありがとう!





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久しぶりに、自分で染めた糸で織ってます。


枇杷染め ガンクラブチェック


二色のどちらも、枇杷で染めたものです。
茶色い方が、銅媒染。
やわらかいオレンジ色っぽい方が、みょうばん媒染。
実にいい感じで、寄り添い合っています。
やっぱり、同じ素材から染めた糸同士は、相性がいいんでしょうか。


なんてことのない、2/2Twill。
ガンクラブチェックのマフラーです。
シンプルな組織だから、ごまかしがきかない。
一段一段、緯糸を入れるたびに、ちょっと緊張。
でもその緊張感が、こころよかったりして。


ガンクラブチェックなんて、千鳥格子の大きいバージョン、くらいにしか思ってなかったんですけど。
実際に織ってみると、やっぱり、ただサイズが違うだけじゃないなって、感じます。
チェックはおもしろいですねー。
おもしろくて、油断できなくて、難しくて、楽しい。


しかもこの糸、なにげにやわらかい!
45羽の筬で織ってますけど、50羽の筬にすればよかったかも…?
弱気になりながら、でもがんばって織ってます。
うつくしく仕上がるように、丁寧に、丁寧に…。






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私は、歩いて通勤しています。
この寒いのに!と驚かれるかもしれません。
でも、職場が近いんですよねー。
家から徒歩15分強。
大きな荷物がある時とか、急ぎの用事がある時以外は、ぶらぶら散歩しながら出勤します。


おかげで、この二日間で、2回も草木染めの素材を手に入れてしまいました♪
街路樹のイチョウ。
近くの公園のトウカエデ。
名古屋市は、今が剪定の季節なのかな?
何箇所かで見かけましたが、持って帰れる距離と量は限られているので…。


イチョウは、箕輪直子さんの『草木染め大全』によると、あまり染まらないらしい。
でも、こういうやり方をすれば、本のサンプルよりも濃く色が出るかも、と、別の可能性も書いてありました。

草木染め大全―染料植物から染色技法まですべてがわかる草木染め大全―染料植物から染色技法まですべてがわかる
(2010/09)
箕輪 直子

商品詳細を見る



トウカエデについては、残念ながらデータなし。
ウリカエデと、カラコギカエデがあったので、こちらを参考にいたしましょう。
ウリカエデの色の方が、好き。
でもどっちに近い色に染まるかは、やってみないとわかりませんからね~。


イチョウが、新芽が出てて新鮮なので、急いで煮出した方がよさそうです。
明日から、時間を作ってちょっとずつ煮出しましょう。




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日本の伝統展で出会った技、その2です。
鳥取の弓はま絣。
ネットで検索したら、「弓浜絣ではありませんか?」って出てきちゃいました。
でも、高島屋にブースを出していた工房の方は、「弓はま絣」って表示してらしたんですー。


弓はま絣は、タテ絣ではなくて、ヨコ絣です。
なぜこんなにきれいに柄が出るのだ? …魔法?
と思ってしまうくらい、きれいに柄が織りだされていくさまに、目を奪われてしまいました。
こちらが、工房のご主人です。


鳥取 弓はま絣の職人さんと。


こちら、鳥取のごとう絣店という工房を営んでおられるそうな。
検索して、検索して、検索を重ねたら、鳥取県の観光政策課のHPからたどり着くことだができました。
職人肌、とは、こういう方のことを言うのだろうな。
そんな、確固たるこだわりと確かな経験の積み重ねを、言葉の端々から感じました。


実は、私は何もお買い物をしなかったんですけど(笑)。
機を織るご主人の隣に腰掛けて、織りというものについてじっくりお話を聞かせていただくことができました。


緯糸を通して指に当てた時の感触で、その日の気温、湿度の感じ、糸の伸びがわかる。
日本の各地に伝わる織りは、その土地・風土・気候に合わせたものが、受け継がれてきたもの。
地産地消というけれど、織りものだって、ある意味では同じ。
本来は、この地方なら、三河で採れた綿を糸にして織った三河木綿、あるいは知多木綿が、過ごしやすいはず。
弓はま絣も同じ。
山陰の気候風土の中で生まれ、生きてきた織りだ。


鳥取 弓はま絣


藍染にも意味がある。
しっかり芯まで染まった糸には、力がある。
だから、染め屋と、織り屋は、別物。
薄い色のものを織りたいから、浅い染めでいい、というのは素人考え。
筬の密度や、緯糸の打ち込み具合で調節すればいい。
それが、織り職人の仕事。


木綿は日常着。
柄を合わせるために、糸に無理をさせて、着心地の悪い布を織るのは、それは本末転倒。
糸の呼吸に合わせて、多少柄がずれても、着心地のいい布を織り上げることが、生きる布を作るということ。
布は使ってこそ生きて、完成されるもの。
職人の仕事は、全体の8割。
残りの2割は、布を身に付ける人、着る人が、洗って、干して、手入れをして、仕上げてくれる。
だから、同じ布でも、使う人が違えば、違った完成の姿になる。


弓はま絣は、洗いを重ねて、使いこめば使いこむほどに、しなやかにやわらかになる。
さわってごらんなさい、と、ご主人は、作務衣の袖を差しだしてくれました。
ぎゅっと握らせてもらったその木綿の作務衣は、信じられないくらいしっとりとした手触りでした。
何年も、何年も生きる職人の技。
親子2代にわたって使うんなら100年生きる布を作らなくちゃあいけない。


今を急ぐのではなく、もっと先にあるものを見つめて、地に足のついた織りをしている職人さん。
うまく言葉では表せないけれど、ハッとさせられる、何かがありました。





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JR高島屋で開催されている「日本の伝統展」に行ってきました。
伝統工芸品なんて、お高いものばかりだから、私には縁がないよね、と思っていましたが…。
これが、予想外に楽しくて!
日本の伝統の織りを守り、継承している方々から貴重なお話をうかがうこともできて、すっごく!楽しかったです。


ふと足をとめたのは、保多織りのブースでした。
保多織り…?
聞きおぼえがありました。
そうだ、フェアトレード団体verdaの商品の中に、保多織の何かがあった…。
でも買ったことはないし、カタログの写真で見ただけ。
本物を手に取るのは、初めてでした。


会場にいらしたのは、香川の岩部保多織本舗の社長さん。
ご自身も職人さんでいらっしゃいます。
会場には、小型の機もあって、とんからりと実演もなさってました。
4枚綜絖4本ペダル、とてもコンパクトな機です。こちら↓。


保多織りの機


私、この日は、手織のマフラー(←自分で言うのもナンですが、きれいに組織を織った自信作!)をしてました。
そんな客が、マフラーを手にとって、じーっと見つめて、組織を解読しようとしていたので(笑)。
おもしろそうだなと思われたのかな?
あちらから、声をかけてくださいました。


「保多織は、平織りの変化組織で、肌触り・通気性・吸水性がいいんですよ」
これを見てごらんなさい、と、同じ経糸で、平織りと保多織りが半々になっているのを見せてくださいました。
見た目にも、保多織りの方が立体的。


平織りと保多織り


さわってみると、違いはよりはっきり。保多織りの方が厚みがあってふっくらしてました。
これは…おもしろい。


組織を知りたいんですけど、と言うと、
「平織りの変化組織だから、簡単。布をじっくり見たら、すぐにわかりますよ」
と、こころよく写真を撮らせてくださいました。
ブースには、他にもすてきな作品がいっぱい!


保多織りの作品あれこれ


絹の草木染めのマフラーも、とてもお値打ちに並んでいました。
…ただ、私が好きな色のは、やや短めだったので、買うのをあきらめたんですけど…。


細すぎない糸で、手で織った保多織りでは、やわらかさとふっくら感、この二つが際立っていました。
一方、細い細い糸で、これは機械で織ったんですよ、というシーツもありました。
これが…、同じ保多織りとは思えないくらい感触が違う!
ちょっとごわっとしてて、それが嫌じゃなくて、夏のシーツにぴったりな清涼感があるのです。
実際、保多織りの布をシーツとして使ってしまうと、ふつうの平織りのシーツにはもう戻れないのだとか。
すごーい…。


高温多湿な、日本の風土が産んだ織りなのだなあと、感嘆するばかりでした。
ここのところ、スウェーデンの織りに代表される、複雑な組織織りをしていた私。
外にばかり目が向いていて、足元の日本の織りをちっとも知らなかったことに、恥ずかしくなりました。
日本の伝統的な織り、日本の風土に合った織り、知らないことはいっぱいありますね。


帰宅して、組織図を作りました。
確かに、難しくはなかったです。
4枚綜絖の機があれば、簡単に織れそう。
しかもシンプルな組織だから、色遊びが楽しそう。
経糸を、同系色のストライプにして、緯糸を、段染めのカラフル糸にして、春夏用のマフラーなんていいかも!
チャレンジしたいことが、また増えてしまいました(笑)。






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忘れた頃に【ウズベキスタン紀行】です♪


「ウズベキスタンに行ってきました。3年後にまた行きます♪」
と言うと、たいてい、次のような言葉が返ってきます。
「ウズベキスタンって、何があるの?」
失礼な!!
こんなにステキな人たちがいるんですよ!!!


ウズベキスタンの笑顔!1 ウズベキスタンの笑顔!2
ウズベキスタンの笑顔!3 ウズベキスタンの笑顔!4


この笑顔です!


…で、どうして、忘れた頃に【ウズベキスタン紀行】なのかというと、今日、写真の整理が終わったから(笑)。
そしたら、世界遺産の写真よりも、ウズベキスタンの人たちの写真の多いこと!
笑顔の人がたくさん!
それを見ていたら、ああ、あれからまだ一カ月もたっていないんだなあって。
あの人たちは、どうしているのかなあって。
…会いたくなっちゃった。


ウズベキスタン、なんて、耳慣れない国です。
シルクロードに興味があったり。
学生時代、世界史が好きだったり。
そういう人でなければ、知らなくて当たり前かもしれないな。
「何があるの?」
って聞かれるたびに、苦笑いして答えつつも、内心は、
「失礼な!」
って、ぷんぷんだった私。
そんな私の方が、失礼だったかもしれないな。


手織りや紡ぎも草木染めも、やってみなければ、わーめんどくさそう、大変そう!で、終わってしまうかも。
でも、その楽しさを知ると、ハマってしまう。
外国もそれと同じですよね、きっと。
知らない国だから、その魅力に気がつかなかったり、行く人が物好き(!)に思えてしまう。
でもでも、どんなすてきな国か、知ったらきっと、行きたくなると思います。


知ること=好きなものが増えること。
好きなものが増えること=幸せの種が増えること。
そんな風に思ったりするのでした。





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いい年をして、「父に褒められた」ことを書くのもいかがなものかとは、思いましたが(苦笑)。
でもうれしいものはうれしいので、書きます。


毎回必ず、というわけではないのですが、作品を仕上げるたびに、母に見せるのが恒例になっています。
この前の赤のグレンチェックのマフラーは、
「今年一作目だよ♪」
と、お披露目したら、
「それ私が欲しい♪♪」
ということになったわけでして。


その時に、まだ見せていない作品がいくつもあることがわかり、よいしょっと持って行ったのです。


大判ショール リップス織り


上↑の2つ以外にも、あれこれ見せました。
母と私は、居間で作品を広げて、ショールを羽織ったり、マフラーを巻いたり。
その様子を見るともなしに見ていた父が、ふいに口にした言葉が、
「おまえ、腕を上げたなあ」
…うれしかった。


父は、あんまり人を褒めない人です。
なかなかやり手の営業マンだったので、仕事では、そういうトークはきっとできるのでしょうけど。
プライベートとなると、口が重くて、お上手が言えなくて、不器用な、昔堅気の、照れ屋のおじさん。
でも手仕事に対する評価は、ちょっと…きびしい。甘くない。


もともと、表具屋の息子で、職人肌なところがあるのです。
昔は、年賀状の図柄(干支)と文字を版画にして、毎年自分で刷ってました。
それも多色刷りで。
図柄を描いて、何枚もトレーシングペーパーに手で描き写して、版木に貼り付けて。
色数の分だけ、版木を、一枚一枚手で彫って。
本刷りの前に、図柄のずれがないか、彫り間違いはないか、確認するために何回も試し刷りをして。


毎年、11月ごろからその準備が始まり、12月に入ると、印刷の手伝いをするのが年中行事でした。
子どもの頃は、ほんとにいやだったなー(苦笑)。
父が刷った葉書を、インクに触らないように、他の葉書に色がつかないように、部屋に並べて、乾かすこと。
乾いたことを確認して、また集めること。
それが、私たち子どもの仕事。
色数が多い年は、ああ、あの作業を何回するんだろう…と、ちょっと憂鬱でした。


でも、面倒で大変な作業ではあったけれど、子ども心にも、そうやって作られる父の年賀状は自慢でした。
お正月にたくさんの年賀状が届いたけれど、父の作るような年賀状は一枚もなかったから。
うちのお父さんはすごいんだぞ、と、誇らしかったものです。
小学校の図画工作の時間で、版画を習いますよね。
でも誰よりも最初に、「彫刻刀」と「ばれん」の使い方を私に教えてくれたのは、父でした。


手作りを大事にするけれども、ひけらかさない。
手作りだからといって、もてはやしたりしない。だって、手作りすることは、当たり前のことだから。
時間をかけて手作りしたものでも、出来が良くなければはっきり言う。
時間をかけたから、手作りだから、そんな理由で、えこひいきの特別評価なんか、絶対しない。
それが、食事でも、マフラーでも、版画でも。


そんな父が、ぽつんと一言、私の作品を褒めてくれた時。
私はほんとうに、ちょっと涙ぐみそうになるくらい、うれしかったのです。
ああ、やっと、父がいいなあ、と思ってくれるものを、作れるところまで来たのだなあ、と。
これからなんだなあ、と。


リップスのランナー、お教室で、サンプルとして織ったものなのですが、父がとても気に入りまして。
実家の玄関のげた箱の上で、使ってもらえることになりました。
練習用のサンプルだから、もっといいのを織るよ、と言ったんですけど(笑)。
これでいい、ですって。
くすぐったいような気分です。








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先日機にかけた、手織工房タリフさんの『12色の虹のマフラー』。
なんか、とんとんとん…と、織り進んで、出来上がっちゃいました(笑)。
じゃん!


12色の虹のマフラー


「がんばらない」とか言ったのに、実はがんばってたみたいですよね。
でもね、ほんとに全然がんばってないです。ええ、ほんとに。
テレビをつけっぱなしにして、なんとなーく織ってたら…、出来ちゃいました(笑)。
なんだか、カラフルキャンディみたいでかわいいですよね。


経糸は、12の色。
緯糸も、12の色をとっかえひっかえしながら織ります。
それがテンポよくて、よかったかなー。
色をころころ変えるのが、ゲームのようでおもしろくて。
たとえば、オレンジを織ったら、よーし、もう一回りしてオレンジに戻ってきたら休憩しよう!
みたいに区切りをつけやすくて、とんとんとん…と。


タリフさんのスコットランド紡績糸は、魔法の糸。
縮絨すると、少し粗い手触りが、ふわっふわのほわっほわに大変身します。
でも、かなり縮んじゃう。
機の上での織り上がりサイズ → 幅28cm×丈180cm
縮絨&アイロン後のサイズ  → 幅25cm×丈153cm
85~90%は、縮み分を見込んでおかないといけませんね。


まだ先だけど、いずれ、このマフラーを編んだ糸で、コート生地を織りたいと思っています。
そうですね。もう少し縮み分を余分にとりましょうか。
仕上がり寸法の、2割増しの経糸本数&整経長なら、ちょうどいいかな。
でも、この糸ともう少し仲良くなりたい…。
来シーズンに向けて、タリフさんの糸で織るショールの計画でもたてようかな。





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結果的に円高を利用することになった買い物が、もう一つあります。
こちら↓。
『THE WEAVING BOOK ; patterns and ideas』です。 
スケールの数字に注目!


『THE WEAVING BOOK』


1922gですよ!
うちに届いた時、大きさのわりにあまりにもずっしり重いので、何これ!?と思いました(笑)。
でもこれだけじゃ、どのくらい大きいか、いまいち伝わりませんよね。
メジャーな『THE BIG BOOK OF WEAVING』と比べてみると…。


『THE BIG BOOK』と比べると… 『THE WEAVING BOOK』はこんなに分厚い!


大きさもビッグですが、内容は、もっとビッグ。
この本は、全548ページもある、パターンブックなのですが、他の本とはスケールが違います。
(お値段も相当違いますが…)
『HANDWOVEN』の最新号のブックレビューで紹介されていました。
この本の紹介文の最後の数行、こんなふうに書いてありました。


”The book throughly covers five basic weaves; plain weave,twill,overshot,monk’s belt,and huck.
Far from a recipe book of drafts,this text is a complete study of these favorite weave structures with creative variations and more.”


きれいに日本語に訳すことはできないのですが、意味はわかります。
これはきっとすてきな本だろう、って、興味津々。
ブックレビューにあるってことは、結構簡単に手に入るんだろうな、とわくわく。
「これ以上本を増やすのか!!」
…という、心のどこかからのつっこみはありましたが、それは聞こえなかったことにしました(笑)。


手元に届いて、うきうきと(…と言いたいところですが、重くてそれどころじゃない)ページをめくりました。
まず、平織りだけで30ページ割かれています。
経糸効果の織り、緯糸効果の織り、空き羽織り、太さの違う糸を同時に使った時、糸密度を変えて織った時、
平織りだけでこんなに! と、圧倒されます。


Twill、綾織りのページは、どどんと増えて、150ページ弱に及びました。
そしてここが、本当に、本当におもしろかったのです!
綾織りの仕組みから始まって、理論的な説明がわかりやすくて、(英語だけど)とっても読みやすい!
単なるパターンブックじゃなくて、こういう仕組みで、この図柄ができるから、という理屈がよくわかるのです。
だから、ますますきちんと英文を読み解きたくなります。
こんなこと、英語が得意じゃない私なのに、初めて!


他の本にはあまり載っていないようなパターンが多く紹介されている点が、何よりとてもおいしいです。
たとえば、ローセンゴンのパターンの豊富なこと!
ブンデンローセンゴンも、そうです。
柄を織り出す仕組みとか、通し順を少し変えるだけでどのように効果が変わるかとか。
モノクロですが、色の指示もあるので、イメージしやすいです。
こんなにバリエーション豊かで、こんなにわくわくさせられる本には、初めて出会いました。


たいへん興味をひかれたのは、Twillの章の、
『Indian Saddle Blanket Weave』でした。
いわゆるナバホ織りについて、解説されていました。
ナバホ織りに興味はあったけど、わざわざそのために本を買うほどでは…、だったので、ちょうどよかったです。
ほんとにわかりやすい。
かゆい所に手の届く本です。


基本は、4枚綜絖の組織です。
8枚綜絖は、さらにこんなバリエーションができる、と、応用編のような形でふれられている程度。
4枚綜絖の機をお持ちの方、きっと役に立つと思います。
さて、本はまだ続きます。
オーバーショットについて、150ページほど。
ムンカベルテについて、80ページ弱。
ハック織りについて、110ページほど。
おなかいっぱいで、もう食べられません!って感じ(笑)。


興味を持たれた方、中古でよければアマゾンで買えます。1981年か1990年版です。


The Weaving Book: Patterns & IdeasThe Weaving Book: Patterns & Ideas
(1990/09)
Helene Bress

商品詳細を見る



どうやら、レビューで紹介されている、2010年のリニューアル再版分については、こちらの出版社のサイトでしか買えないようです。
どうしてかなあ?
でも、中古でもリニューアル版でも、内容は全く同じです。
織り地の画像が、リニューアル版の方が鮮明できれいだ!と、↑の出版社のサイトでは、強調してました。
…正直、そんなに違いがあるとは思えませんでしたけど…。


お値段は、2010年発行の新品でも、アマゾンで売ってる中古でも、たいして変わりません。
送料込みで、11,000円前後です。
アメリカのアマゾンだと、45ドルくらいからあるんですけど、安いのは海外発送に対応してません。
日本のアマゾンのマーケットプレイスのも、結局アメリカからの発送ですから、送料1200円かかります。
カナダやイギリスのアマゾンでも、海外発送対応のは、だいたい送料込みでそんなもんでした。


お値段高いし、場所も取るけど、内容は超!超!!BIGです。
本棚に4cm隙間があきそうだったら、考えてみてくださいね☆
(出版社やアマゾンの回し者ではありませんよ~・笑)






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円高です。
ユーロなら、110円くらい。
ドルなら、83~85円くらい。
スウェーデンクローネなら、12円くらい。
輸出産業の皆さんには申し訳ないけど、外国のものを買うなら今がチャンス!でと思ってしまいます。


でも、正直なところ、こんな円高がいつまで続くのかしら…?と思ってしまうのも、実際。
私は国際経済には、まったく詳しくない人間です。
市場の動向は?、とか聞かれても、はてさて…といった感じ。
そんな経済オンチな人間でも、これ以上の円高は日本経済にとっては望ましくないであろうこと。
円高になるよう積極的な理由が、日本経済の中には存在しないこと。
そのうち、ある程度円安傾向に傾いていくであろうこと。
そのくらいは、なんとなーく考え付くわけで…。


で。
思い切って、筬をスウェーデンから取り寄せてみました。
リンクも貼ってありますが、↓のカタログの会社です。


Blomqvist社の2010-2011カタログ


日本で買った場合。
私の機は、織り幅97㎝。
某テキスタイルスクールで注文すると、1枚1万3千~4千円します。
プラス送料。
もちろんこれは、何羽の筬を作るか、そのへんもかかわってくると思うのですが。


私が欲しい筬は、90羽と100羽。
スウェーデンから取り寄せた場合、↑のカタログによると、びっくりするほどお安い。
100㎝幅の筬で、1枚459スウェーデンクローネ≒5508円です。
うーむ。
さらにここから、20%の消費税も引いてもらえます。
うーむむむむ。
でもね、海外発送でかなり大きなものだから、送料もかなり!かかるんですよ。
うーむ…。


でも、何事もチャレンジ!と思って、今回はスウェーデンからお取り寄せしてみました。
他のものも注文した関係で、予想以上に荷物がかさばりまして、送料は、お高かったです(涙)。
支払総額の4割が、送料でした。
こんなに高かったのは初めてで、本当にびっくりしたけど…。
でも荷物の大きさを考えたら、仕方ないかなあ、と、苦笑いでした。


結論から言うと、スウェーデンから筬をお取り寄せするのは、円高の今、お買い得だと思います。
ただし、
(1)織り幅は、30~160㎝の間で10㎝刻み。
(2)天地が丸い筬なので、天秤式orジャッキ式orテーブルルームならばOKだけど、ろくろ式ではNG?
(3)筬以外のかさばる荷物を注文すると、一気に!送料がかさみます。
(4)もちろん、筬目が細かいほど、単価は上がります。
です。
サイトでネットショッピングできますけど、全部スウェーデン語なので、そこがネックかな~。


でも、これだけ書いててナンですけど、筬だけを買うのならば、日本で買えばいいと思いました(笑)。
なんだよーって思われたら、ごめんなさい。
確かにスウェーデンの方が、値段的にはお値打ち。
でもふと思ったんですよね。
日本にも職人さんがいて、機織り業界を支えてくださっているわけですよね。
とすると、やっぱり国内産業の維持発展のために、日本の職人さんにお仕事をお願いすべきなのかなあ…と。
買ってから言うのも今さらなのだけど、日本の職人さんたちに申し訳ない気分です。
次に買う時は、日本の職人さんに発注しようっと。







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週末の風邪は、週末のうちに治しました!
…寒かったので、ずーっとお布団の中でぐうぐう寝ていただけなんですけどね(笑)。
薬局で調剤のお仕事をしているYちゃんに感謝です!
「風邪かな?って思ったらすぐ、これを飲んでおくといいよ」
と、彼女が処方してくれたお薬、めっちゃよく効きました。
すごい~。
でも、手持ちを全部使い切ってしまったの。
Yちゃん、すみませんがまたよろしくお願いしますです☆


新年、仕事始め早々に風邪をひいたため、
「今年の目標は、『がんばらない』にしようかな」
と思ったじぇんねですが、私の性格からいって、そんなことできるわけない!(こりない!)
がんばっちゃうんです、どうしても。
でも、がんばったら絶対にいいモノが作れるか、って、そうとは限らない。
そう思いませんか?


なので、今年の目標は、
「ほどほどに、がんばる」
に、軌道修正します(笑)。
これが私の精一杯の妥協ラインなんだな~。


ほどほどに、と言いつつ、もう次の作品に取り掛かっているのです。
これ!


虹のマフラー織りはじめ


手織工房タリフさんの、『12色の虹のマフラー』です。
昨年4月、我が家で開催していただいた「スコットランドチェック講習会」の折りに購入したものです♪
タリフさんが、おそらく見本の一つとしてお持ちくださったのですが、一目惚れしてしまって…。
その時は、キットとしてはお持ちじゃなかったので、12色、糸を量りました。
手織工房タリフさんのWeb Shopで、お買い求めいただけます。
このマフラーは、自分で巻きたくて、うきうきと織ってます。


ちなみに、先日織り上げたグレンチェックのマフラーは、実家の母のところにお嫁入りしました。

赤メインの基本のグレンチェック 母は、赤が大好きなので、そうなるんじゃないかなとは思ってました。


でも、織り上げて仕上げをした二日後にお嫁入りって早くない!?
今年一番目の作品だよ~と見せた途端に、
「これ、お母さん欲しいわ!」
でしたもん(笑)。
まあ、気に入って使ってもらえる人のところに行くのが、一番の幸せですから。
「ふわふわして気持ちいい~」
と、母、うきうきです。
このチェック、若々しい感じですが、還暦を越えた母にも、いい感じに似合うんですよ。


早く、自分用の『虹のマフラー』も織りあげたいな。
おっと、今年は「ほどほどにがんばる」んだっけ(笑)。
ぼちぼち、織ろう。ぼちぼち。






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風邪をひきました。
げほげほん。
仕事が本格的に始まって、ウイルスをもらってきたらしいです。
困ったもんです。


こういう時、当たり前ですが、織りとかやってる場合ではありません。
昨日から、ずーっとベッドの中で、うつらうつらと夢を見ながら、眠り続けていました。
なんと私、夢の中でも織りをしていました!(笑)
なんだかな~。
何を織ってたのかは、まったく覚えていないんですけど。
でも目が覚める時に、
「続きを織らないと…」
って、考えてるんですよ!
とりつかれている(笑)。


ここしばらくのブログを読み返すと「がんばります!」的なことをよく書いているので、そのせいかなあ。
がんばって織らなくちゃとか思っているのかなあ。
そういうのが、深層意識とかにも働いているのかしら。
夢の中でも、すごくがんばって織ってた気がします。


でも、そんなにがんばらなくても、いいかも。
てか、織りって、「がんばる」よりも「楽しむ」ものでありたいなあ。
これは、私の先生の言葉でもあるんですけど。


「楽しく、長く、続けてほしいと思っているんですよ」


昨年8~9月、体調不良でお教室も休みっぱなしだった私に、先生はこうおっしゃいました。
うれしかったですねー。
がんばるのは、仕事だけでいいかな。
あ、もちろんがんばることを否定しているわけでもないんですけど。
久方ぶりに風邪なんぞひいてしまうと、
「がんばるのって疲れるかも」
とか、そういう思いがふわふわと、わいてくるんですよね。


楽しく織りたいです。
はい。
それ、今年の目標かも。






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職場の先輩が、すてきなショールをしていました。
色はアイボリー。
モヘアではないけど、ふわっとした感じ。
細ーい糸で織られていて、繊細でとってもきれい!
…一目惚れ(笑)。


イメージは、これ→に、似てる。Pointed Twillウェーブショール1


でももっとずっと欲し糸で、もっとずっと繊細なのです。
惚れるってこんな感じなのかなあ。
大好きになってしまいました♪


これ、もしかしたら織れるかも…織れそう…織りたい。
見たところ、多綜絖を使った綾織りのようでした。
色もアイボリーなので、組織がとても見やすいです。
デジカメに納めて、パソコンに取り込んでじっくり見たら、組織図を起こせそうな気がしました。


ところが!
こういう日に限って…デジカメがない!!!


仕方ないので、お昼休みに、方眼紙に組織を書きうつしました。
うーむむむむ。
それはそれで楽しい作業だったけれど、大変なのは、これから。
ここから、タイアップと綜絖通し順を解読しないといけませんからね~。
というわけで、これから、WEAVE POINTと、手書きした組織図と、にらめっこです。
がんばるぞ!









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今年の第一作目は、グレンチェックのマフラーです。
じゃん!


赤メインの基本のグレンチェック


赤がメインのように見えますけれど、実は、ベージュ色もほぼ同量使ってます。
でも、両端を赤で統一したので、赤メインのような感じがするんですよね。
オーバーチェックにはきれいなグリーンを選びました。
全体的にアースカラーっぽくて、色同士の相性も良くて、満足!
織りはじめとしては、いいスタートが切れたかな?
なんちゃって(笑)。


でもこれ、デザインをして設計図を作ったのは、実は昨年4月なのです…。
織り計画を立ててから約1年、整経をしてから約半年、寝かせたままでした~。
いやー、糸さんたちに申し訳ない。
昨年の宿題を片付けたようで、ほっとしています。
やっぱり、手を付けた仕事は、その年のうちに終えたいですよね~。
反省!


整経したのはまだまだありまして(服地1枚分、マフラー3本分、ナフキン4枚分…。もはや笑えない…)。
2011年の織りは、しばらくは、2010年からの宿題に追われそうです。
いやはや。
白状しますと、整経済みの作品の一つ、ナフキンは、もうお蔵入りさせちゃおうかなと思ってました。
機ごしらえが、あまりにも大変そううだったので。
でも、やっぱりそれじゃいけないよなあ、と思い直しました。
がんばります。


というわけで、今年の目標は、2010年からの宿題をまず全部、仕上げること。
それから、2011年の計画を練ります(笑)。
やりたいことはいっぱいあるんですー。
紡いだ糸を作品にしたいしー。
スピンハウスポンタさんの、オリジナル紡績糸を買ったので、それを経糸に使って…。
(まだ自分の紡いだ糸を経糸に使う勇気がない。もう少し修業してからにします!)


それから、2010年4月に手織り工房タリフさんのチェック講習会で教えていただいことを生かして作品に取り組みたいです。
今回の「基本のグレンチェック」のマフラーも、その一つなんですけど。
学んだことをきちんと自分で復習して、作品をデザインするってこと、ちゃんとしていきたいな。
学びっぱなしじゃ、もったいない!
それは、今のお教室でしみじみ感じました。


ひとつ新しいことをお教室で学んだら、その技法を生かした作品を、自分の機でも織ってみること。
復習をしないと、見につきませんものね。
わざというものは、身に付けてこそ、生きるもの。
私がえらそうに言うことではないんですけど(恥ずかしい~!)。


ひとつ作品が仕上がったことで、なんだか気持ちが落ち着きました。
地に足を付けて、がんばります♪









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草木染めウズベキスタン・シルク、1.5kg。
全部コーンに巻きとりました!
じゃん!


コーン巻きウズベキスタンシルク♪


もう、昨日までの三連休、持ち帰りの仕事と家事以外の時間は、ずーっとず――っと、巻いてました。
コーン巻き器、かなり使いこなせるようになりました。
コツをつかみかけた気がしています。
うまいこと巻かないと、上か下からほつれてくるんです。
その、ほつれてこない巻き方のコツを、ちょっと身体でつかんだ気がしています。
…「気」だけかもしれませんけど…(笑)。


正直、とても大変でした。
かせがかなり乱れていて、ゆるんで出てきた糸があったり、糸が途中で切れていたり。
あと、糸の状態も(シルクの質はいいんですが)、日本人の感覚では、うーむ、って感じのところもありました。
チリチリにちぢれている箇所があったり。
やたら結び目があったり。


まあ、もともと、布を織るための糸じゃないから、問題ないんだろうなと思いました。
でも私は布を織るために使うので、うーむうーむと、うなりながら巻いてましたが(苦笑)。
かせで買う時、
「…太いかも?」
と、ちょっと迷いましたが、この太さを選んで良かった。
コーンに巻きとってみると、かせの状態の時よりも、細く感じます。


もっと買いたかったかも!…などと、前に書きましたが、撤回します。
こんなに巻くの大変だったのに、これ以上なんて!
しかも、巻いてみると、思っていたよりも多いような気がするし…。
いやはや、全部使い切るの、けっこう大変そう。


「ウズベキスタンで、草木染めのシルクの糸を、たんまり買いこんできました♪」
などとお教室で先生に報告してしまったものだから、
「作りがいがありますね!」
と、先生に笑顔でプレッシャーをかけられてしまったし(汗)。
もう、織るしかないですね!
何を織ろうかな~。
いや、その前に、年明けに筬通しした作品が待ってるから!








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ウズベキスタン紀行、手工芸関係は、そろそろしめくくりかな? …と思い始めてます。
余りにも楽しくて、再訪して初めて気がつたことととか、いっぱいあって。
出会った人もたくさんいて。
うつくしく修復されていたイスラーム建築の数々は、やっぱり素晴らしくて。
本を一冊書け!と言われたら、きっと書いちゃう(笑)。


そういう楽しい旅ができたことは、本当に幸せなことだったなあ、と思います。
旅の連れ、Hねーさんがとてもすてきな人だったので、彼女の力もとても大きい!
一緒に仕事をしている時には見えなかった彼女のすてきなところ、たくさんわかってうれしかったし。
3年後のウズベキスタン再々訪も、絶対にHねーさんと行きたいです♪


ウズベキスタン紀行は、ぼちぼち、ぼちぼち、書き続けると思います。
よろしくお付き合いくださいませ。


さて。
ここまでの【ウズベキスタン紀行】を振り返ると、専門店や工房しか行ってないのか!って感じ。
いえいえ、そんなことはありません。
チープなみやげもの、いろいろいっぱい売っています。
ブハラは古い町で、刀鍛冶で有名なところなので、すてきなハサミ(手作り!)もいっぱい売ってます。


レース織りの課題


上↑の画像に写っている、ちょっと変わったハサミ。
これは2005-06に行った時に買いました。
コウノトリをモチーフにした、つがいのハサミです。
おみやげ用に買ったのですが、結局手放せず、自分のものにしてしまいました。あ~私らしい(苦笑)。
切れ味は、めっぽういいです。


ブハラの旧市街の各所には、このような↓品ぞろえのお土産物の屋台(…?)が出ています。


よくあるみやげものやさん1 よくあるみやげものやさん2


オフシーズンで観光客が少ないせいか、たいてい、おじさんたちは建物の中でお茶を飲んでました。
しかし、私たちが油断してのんびり見てたりすると、さっ!と、売り込みに来ます。
こんなふうに、アピール!


みやげものやさんのおじさん


楽器も売ってました。でも売り子さんがいませんでした…。


楽器など1 楽器など2


欧米諸国と違って、日本にもなじみの薄い国です。
だからこその発見、魅力があって、エキゾチックで、ほんとにおもしろかったです。
↑のおみやげものやさんのおじさんのように、みんなフレンドリーで。
そうですね、ウズベキスタンで出会った人たちも紹介したいな。
次回の【ウズベキスタン紀行】は、人物編にします☆







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コーン巻き器を買いました。
いえ、商品名はそうじゃないんですけど。
さをりのボビンワインダーに、コーン巻き補助具を取り付けたものです。
玉に巻く「まきまき」と同じ要領で使います。
画像はこちら!


コーン巻き器


予定では、買うのはまだ先になるはずだったんですけど(苦笑)。
でも、ウズベキスタンで、急きょ予定変更。
この子たちを買っちゃったので(笑)。ウズベキスタン・シルク


年が明けてすぐに注文しました。
届いてすぐに組み立てて、動作確認。
うん、なかなかいい。
「まきまき」のようにナナメにきれいに巻くことはできません。
自分の手で、あやを取る(と、言うんだそうな)のが大事。
コツをつかむと、いい感じでコーンに巻けます。
コーン巻きが欲しかった方、ちょっと大きいボビンワインダーがもう一個あってもかまわない方。
おススメです。


この商品を知ったのは、こちらの本でした。


今日も自由に、織る~手織工房じょうたが提案する、「さをり織り」の本~ (創作のヒント!レッスン8さをり織り編)今日も自由に、織る~手織工房じょうたが提案する、「さをり織り」の本~ (創作のヒント!レッスン8さをり織り編)
(2010/12/01)
城達也

商品詳細を見る



この本の中で、「コーン巻き補助具」なるものが紹介されていたのです。
電話で問い合わせたところ、さをりの外付けボビンワインダーとテーブルがあれば使えるとのこと。
ただし、コーンは、基本的に、さをりのコーン(1個20円)しか使えない。
さをりのコーンじゃなくても、円錐形のものでなければ、はまれば使えます。


ボビンワインダーとコーン巻き補助具と送料で、1万円かかりません。
さをりのまわし者じゃないですけど(笑)。
でも、細いシルクや麻の糸の巻き取りに、これはいいです。
場所、取りますけどね。
「まきまき」の2倍くらいのスペースが必要です。
でも、コーン巻き器を探している人って意外といると思うから…、これって、買いじゃないかなあ?
と、思ったのでした。明日も巻くぞ!


余談
以前、さをりではコーンを20gとして計算(して糸を量り売り)すると聞きました。
でもね、今回取り寄せた「さをりのコーン」、25gなんですけど…。
あれれ?






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今日は、ウズベキスタンはブハラの町の、旧市街の路地の奥の絨毯工房を紹介します。
まじ、Madinaの案内がなければたどり着けませんでした。
観光客なんて、絶対、来なさそうなところ。
管理人・兼・指導者っぽいマダムが相手をしてくれました。


古いメドレセ(イスラーム神学校)が、ほとんどそのまま工房に転用されていました。
扉を開けて中に入れてもらうと、中庭に出ます。
中庭に面した四面のうち、一面が中庭に張り出したテラス。
残りの三方が、建物になっていて、細長い部屋がいくつもありました。
それはかつては神学校の学生たちの部屋であったところです。
今は、こんなふうに使われていました。


ブハラの絨毯工房にて2
ブハラの絨毯工房にて1


手の動きが速すぎて、画像がどうしてもぶれる!!
ほんとに、目にもとまらぬ速さで手と指がしゅしゅっ!と動いて、細いシルクの糸を経糸に結ぶんです。
また、経糸の密度が、細かい!
しかも、経糸のテンションは半端なく強くて、さわってみると、太いピアノ線か?と思いたくなるほど。
これは…、指先の細い若い娘さんでなくては出来ないでしょう。
すごいです。


機の仕組みや大きさは、こちらの画像でご確認ください。


ブハラの絨毯工房にて4


機の上の方に糸がかかってますよね。
あれを、ひゅっ!と引き抜いて、結びつけていくんです。
そして、毛足が同じ長さになるように、切り揃えていくの。
ブハラは、ハサミやナイフをつくる鍛冶仕事でも有名なところ。
そりゃあ、ハサミもいいモノを作るようになるよ!…と、妙に納得したのでした。


そしてもう一つ納得したのが、この工房で糸を買う時のちょっとした出来事。
かせがね、乱れまくっていて、整えるのが大変だったんです。
でも工房のマダムは、なんで私がそんなに必死でかせを整えるのか、「?」って感じでした。
だって、絨毯工房ではかせを玉やコーンに巻きとる必要は、無いんですもの。
適当に「わ」を切って、で、糸束から引っこ抜きながら結びつけて、絨毯って作るんですもの。
根本的に、織りの文化が違うんだな~と思いました。


この次に行く時は、かせを保つためのタコ糸の束でも持参しようかと、真剣に考えています(笑)。






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タイトルは、『世界ウルルン滞在記』風にお読みください(笑)。


ウズベキスタンに行く前に、
「(ウズベキスタンにはひつじちゃんがたくさんいるから)ウールの毛糸を買ってきます!」
と、誇らかに宣言した私でしたが、ウズベキスタン・ウールには出会えませんでした…。
その代わり、ウズベキスタン・シルクに出会えました!
じゃん!


ウズベキスタン・シルク


シルクの絨毯を織るための、草木染めのシルクの糸です。
UNESCOの認定?支援?を受けている、草木染めのシルクで絨毯を織っている工房で、買いました。
もー…。
ここに連れて行かれた時には、ホントにびっくりしました。
ブハラの旧市街の、路地を曲がって曲がって曲がって、その奥にありまして…。
Madinaがいなかったら、行けませんでした。
そもそも、ガイドブックには載ってない(←載っていても自力でたどり着けるとは思えない)場所でしたし。


古ーいメドレセ(イスラーム神学校)をそのまま工房にしているところでした。
いくつかの部屋で、女の子たちが絨毯を織っていました。
…この話は、また次回に。


で、あれこれ見せてもらったけど、
「私は、他の物は二の次で、第一の希望は、糸を買うことなんです」
と主張したら(←Madinaに通訳してもらいました)、糸の部屋へ…。


草木染めウズベキスタン・シルク1 絨毯用・草木染めウズベキスタン・シルクの部屋
草木染めウズベキスタン・シルク2


まじ、宝の山…☆
「全部、草木染めなのよ」
と、この工房のマダムは得意そうに語って、隣の染め場も見せてくれました。


ブハラ・絨毯工房の染め場2 ブハラ・絨毯工房の染め場1


いやもう、びっくりしました。
糸も、撚りの甘い太めのふわふわのから、細い細ーい帯を織るような糸まで、千差万別。
目移りしちゃう!
悩みつつも、使いやすそうな太さのを選び、↑の4色を買いました。
あの時はそれで満足!だったのですけど、ああもっと買ってくればよかった…。
帰国して、手の届かないところにいると、再び募る欲望(笑)。
いいの、3年後にもう一回、Madinaに連れて行ってもらうから!


お隣のトルクメニスタンでは、大きなサイズのウールの絨毯がたくさん織られています。
実際、バザールでもたくさん見かけました。
自分たちでも使うでしょうし、外国人にも積極的に売り込んでいました。
でもウズベキスタンでは、ウールの絨毯は、あまり作られていないようです。
自分たちの使う絨毯は、工場の大量生産モノが主流のようです。
伝統的な、手織りの絨毯は、シルクで織られたものばかりでした。


というわけで、ウズベキスタン・ウールにはめぐり会えなかったけれど、草木染めシルクに出会えました♪
ありがとう、Madina!
しかも、このシルク糸のために、コーン巻き機を購入してしまいました(笑)。
糸そのものは、ありえない超安値だったんだけど、高くついたかも!?
コーン巻き機が届いたら、その使い心地もレポートしますね。


では次回は、絨毯工房の様子などを☆






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【ウズベキスタン紀行】ばかり書いてますけど、織ってます(笑)。
5年ぶりの海外旅行は、すごくいい刺激をくれたみたいで。
帰国して、年末のお片付けを終えて、お年始を迎えてからこっち、暇さえあれば、あれこれやってます。
たとえば、こちら。


ローセンゴンのミニマット


これは、昨年の6月か7月に織り上げた、ローセンゴンのミニマットです。
ただ、余分に残った経糸で、ぎりぎりいっぱいまで織ったので、縁仕上げ分の糸が足りなくて。
オリエンタルプレイトで始末できなかったのです。
その代わり、お教室で「ピコット」と呼ぶ方法で、縁仕上げをすることになりました。
これなら、捨て織り部分+αで10センチ程度残れば、十分できるのです。


ただし、ピコットの仕上げは、根気が必要です。
暑い夏が始まったあの時期、とてもそんなことにじっくり取り組む心の余裕がなくて…。
かわいそうに、仕上がらないまま、ずっとほったらかしになって、糸の山にうずもれていました。
それを、年末の片付けの時に発見しまして。
で、年が明けてから、仕上げたのです。ひとつ宿題が終わったようで、ほっとしました。


そのほか、今まで整経したけどまだ手つかず…だった作品の筬通しをしたり。
偶然にも、筬目の違うものが多かったので、一気にまとめて、筬通しをしました。
そしてそこでもやっぱり、整経本数が多いんだけど!というのがあったりして(苦笑)。
そそっかしいにもほどがありますよね~。
まあ、少ないよりはいいです。糸もありますし。


それから、それから…と、あれこれこまごまと片付けて、そして織りはじめました、
2011年の年頭は、けっこうがんばってます。うふふ。
仕事が本格的にスタートすれば、一日手仕事にかかわってる~なんてぜいたくなこと、できませんもの。
いまのうちに、できることをいっぱいして、楽しむ準備をしておかねば!
さて、次の作業にかかりますか♪







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ブハラの旧市街の中心部に、ラビ・ハウズとよばれる貯水池を囲む広場があります。
世界遺産に認定されるような、有名なモスクもあり。
それほどでもないけど、いわれのある古いモスクや廟があり。
なかなかおもしろいところです。
このラビ・ハウズ周辺に、スザニ・バザールがあります。


古いイスラーム建築の中に入ると、スザニをはじめとする工芸品がわっと集まっています。


スザニ・ショップ1
スザニ・ショップ2


スザニは、ウズベキスタン各地で作られていて、実は非常にバリエーション豊かです。
でも日本人が好むのは、白や生成りの生地を使ったものらしくて、そういうものを主に見せてくれました。
カラフルなのもおもしろかったけどな~。
自分の部屋に飾るには、ちょっとあわないかもって、やっぱり色ものは敬遠してしまいました。


画像を見るだけで、あの時のわくわく感がよみがえってきます。
残念だったのは、手持ちの現金がもうあまりなかったこと…。
すでに『Bukhara Silk Carpets』で大きな買い物をしていたし。
そして、ブハラの路地の奥の奥にある絨毯工房で、ウズベキスタン・シルクをオトナ買い(!)していたので。
クッションカバーを3枚買うのが、精いっぱいでした~。


手持ちのお金があったら、いろいろ買っていただろうな。
「オカネモチな外国人」丸出しで、そういうの、あんまり好きじゃないけど(苦笑)。
すてきなモチーフがいっぱいで、あれもこれもステキ…で。
でも、また来るから!と、すでに心に決めていたので、我慢しました(笑)。
スザニを買うため、それだけでも、ウズベキスタンに行く価値あり!ですもの☆


でもウズベキスタンを代表する工芸品は、スザニだけではありません。
絨毯を忘れてはいけませんよ~。
今回、オフシーズンであった成果、絨毯工房を思いっきり見せてもらうことができました。
おお!って感じでした。
そして、そこで、探し求めていた糸にめぐり会ったのです…☆
次回は、そのお話を♪








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ウズベキスタンで、スザニは今や、重要なみやげものです。
とってもいいものも作られている一方で、とんでもない粗悪品もあります。
たとえば、こちらは、高級品のスザニ。
『Bukhara Silk Carpets』で扱っているスザニの中でも、とびきりの品物です。


高級なスザニ1
高級なスザニ2


これは、生地もシルク100%なんです。
さすが、コットンやシルクコットンとは、全然光沢も重みも違いました。
しかも、刺繍の手が込んでいることと行ったら!
シンプルが好きな日本人にとっては、ちょっと、ごちゃごちゃして感じられるかしれません。
でも実物を見ると、ほうー…っと、ため息をつかずにはいられないほどのものです。
日本の伝統工芸で言えば、友禅などにたとえられるかもしれません。


その一方で、街角のみやげものやさんには、とんでもない粗悪品もあります。
たいてい、そういうみやげものやさんは、陶器とかなんでもあり!って感じの品ぞろえです。
ウズベキスタンに行くみなさん、ご注意を。
粗悪品のスザニの特徴は、

(1)チェーンステッチではなくて、ふつうのステッチ。
(2)ステッチが粗くて、模様が雑。

でもあれこれ見比べてみないとわかりません。
ですから、スザニを買う時には、いろいろ見てからにすることを、おススメします。


とっても残念な…粗悪品なスザニ まあまあいい感じのスザニ


左は、かなり粗悪品のスザニです。
右は、まあまあいい感じのスザニです。
ステッチが丁寧なら、あとはデザインの好みで決めるといいですね。
デザインといえば、こんなおかしなのを見つけました!


超!珍品のスザニ ← トナカイと思われますが、目つきが悪い(笑)。


これは、前回の記事で紹介した、隙間なくチェーンステッチで埋め尽くされているクッションカバーです。
伝統柄で、こんな動物を模したものって、見たことないんです。
いちばん多いモチーフが、植物。
ザクロが好きみたいです。バザールでも、ほぼ必ず見かけます。
あと、チューリップとか、花いろいろ。
きっと、外国人向けのみやげ物だから…と、遊び心でデザインして作ったのでしょう。
買わなかったけど、おもしろかったです。


スザニを買うなら、ブハラです。
スザニ専門店が集まったバザールもあって、あちらこちら、値段と品物を見比べることもできますし。
あっちの店、こっちの店との駆け引きも、おもしろいかも。
個人的には、おじさんとの取引よりも、おばちゃんたちとの取引が、気楽でよかったですー。
でも3年後は、サマルカンド郊外にある、絨毯&スザニの工房に行きたいなあ…。


では、次回は、 ブハラのすてきなスザニ専門バザールの様子をご紹介して、スザニの締めとします☆





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スザニその2です。
伝統的なスザニは、大きいんです。
でも、大きなスザニって、当然お値段が高くなるでしょう?
だから、今は、いろんなお店で、小さいものもいろいろ売っています。
テーブルクロスにちょうど良さそうな、150cm×150cmくらいのとか。
クッションカバーとか。
バッグとか、ちょっとしたクロスとか、まあいろいろ。


で、私はクッションカバーを5枚(←くどいようだけど、絶対に私の部屋には必要ない数!)買いました。
だって、一目惚れしちゃったんだもんん。


スザニのクッションカバー5種


スザニのベッドカバーの上に並べてみました。
う~ん、壮観(笑)。


スザニのクッションカバー1 スザニのクッションカバー2
スザニのクッションカバー3 スザニのクッションカバー4
スザニのクッションカバー5 上の2枚と下の3枚は違う店で買いました。


上の2枚は、ベッドカバーを買ったショップで、ベッドカバーに合わせて買いました。
このお店は、看板には『Bukhara Silk Carpets』と、あるのみです。
スザニは、「見せて」と言わないと出てこない。
実は前の旅行の時にこの店の存在を知っていたので、ここ狙いで行きました。
いわゆる「お土産物屋さん」では扱っていない、かなり上物のスザニを扱っているお店なのです。
値段も、それなりに高いです、はっきり言って。
でも、値段に納得するしかないよな~っていう、いいものが出てきます。
カーペットもすごかったんですけど、またそれは別の機会に。


下の3枚は、Madinaのお友達の「お土産物屋さん」で買いました。
正直、期待していなくて、Madinaの顔を立てるために1、2枚買わないといけないかな?って気分でした。
ところが。
そういうところにも、掘り出し物ってあるんですよ!
それが、↑の画像の下の3枚のクッションカバー!
この3枚は、布の全面に隙間なく刺繍が施してあるんです、下の画像で見比べてください。


ふつうのスザニの刺繍 生地が見えない!ぎっしりのスザニの刺繍


左は、ふつうのチェーンステッチの刺繍ですよね。
でも右は、隙間まくチェーンステッチで埋め尽くされています。
こ…こんなスザニ、見たことないし!
そして、こういう密な刺繍に耐えられるように、生地が薄手の帆布見たいな、かなりしっかりした布なんです。
高いショップで買ったチューリップのクッションカバーなんか、超ぺらぺらなのに…。
というわけで、義理じゃなくて、本気でお買い物をしてしまいました。


3年後の再訪の際には、もっと本気で買い付けをするために、もっとドルを持って行きます。
いい店をこれで3つ、みつけましたから♪
ありがとう、Madina☆
クッションカバーになってるけど、これ、バッグとかにリメイクすることも可能だと思うんですよね。
もっといろいろすてきなのあったし~。
すっかりスザニに魅せられてしまったのでした。


でも、スザニもピンからキリまであるんですよ。
次回は、高級品から粗悪品(!)のスザニもご紹介します(笑)。








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帰国してから早や4日。
あっという間ですね~。
ウズベキスタンはブハラにいるMadinaにNew Yearメールを送りました。
彼女のおかげで、ブハラでは、ウズベキスタンの手仕事に触れることができました。
ありがとう、Madina!


でもこのベッドカバーは、Madinaが連れて行ってくれたのとは、違う店で買ったのでした。


スザニのベッドカバー1


150cm×250cm、しかも、生地はシルクコットン。
いいお値段しましたよ~。
正直、Madinaが連れて行ってくれた、彼女の友達のお店の同じサイズのよりも、3割は高かったです。
(こっちの方が安いじゃん!と、ちょっと動揺しました。あはは)
でもねえ、よーく見比べてみると、私の買ったスザニの方が、数倍手が込んでいるんです。
デザインも複雑だし。
手仕事って、手の込んだものほど値が張るものじゃないですか。
それに、値段の前に、これに惚れ込んでしまったわけですし。
まあこれも、縁ですね。


で、スザニ。
これはもともと、ウズベク人の母娘の間に受け継がれてきた、家庭内の伝統工芸なのです。
母は、娘を授かると、その子がお嫁に行く時のために、スザニを作ったのですって。
それこそ、ベッドカバーサイズや。
壁面一面を覆うくらいの大きなサイズのものを。
ウズベク人の伝統的な家庭では、壁紙の代わりに、大きなスザニが壁に掛けられていたりします。


母は、図案を考えて、一針、一針、娘の幸せを願って刺繍をします。
でもその図案は、決して完成させてはいけないのです。
完成すると、そこで娘の幸せは完結してしまう…、つまり、それ以上の幸せは望めなくなるから。
だから、本当に昔ながらに受け継がれてきたスザニには、まだ図案の線が残っているのです。


しかも、その刺繍が半端なく手が込んでいて。
こちらに、ベッドカバーの刺繍を拡大したので、見てみてください。


スザニのベッドカバー2
スザニのベッドカバー3


全部、チェーンステッチなんですよ!
お値段の高い、きちんとしたスザニは、必ずチェーンステッチです。
これにねえ、魅せられてしまうんですよ。
しかも、元の図案は同じでも、色使いとかはそれぞれ違うわけで。
手作りの品物は、一期一会。
これを逃したら、もう会えないかも…とか思うと、ほら、買わないとね。
…というわけで、他にもいろいろ買いました。


伝統としては、↑のような、ベッドカバーサイズの大きなものが主流です。
でも近年は、みやげものとして販売するために、もっとお手軽なサイズのものもあります。
私は、ほかに、クッションカバーを5枚(←そんなにクッションを置く場所もないけど・笑)買いました。
あと、比較のためにおもしろいなーと思って、明らかに機械のステッチのスザニのポーチも。
…チープなみやげものやさんだと、ふつうのステッチとか、これミシンだろう!というスザニ、多いんです。
Hねーさんは、150cm×150cmくらいのを買ってましたね。


家庭で受け継がれるものから、みやげものへ。
変化しつつも、その民芸が受け継がれていくのならば、いいことじゃないかなって思います。
スザニのクッションカバーも、それはそれは素晴らしいのですよ。
小さい分、どこまでも凝ってみました、って感じがおもしろいです。
次回は、小さいスザニを紹介します。
絨毯や糸のお話は、そのまたあとになりますので、お楽しみに。






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あけましておめでとうございます。
新年です!
名古屋は、外は寒いけど、日差しはあたたかくて、幸せ感いっぱいの2011年の幕開けです。
でも、日本海側は、大雪で大変なんですよね。なんだかすみません。


お正月は、昨日までのあわただしさがうそのように、まったりのんびり。。
のんびりと、見るともなしにテレビをつけて、ぼーっと日本のお正月を楽しんでいます。
でも、何もしないものなあ…というわけで、仕事はじめ。
貧乏性~(笑)。だってほら、22日からずっと何もしてなかったから。
お教室の宿題を仕上げることにしました。


2011年仕事はじめ


新年からは、6枚綜絖の変化綾織りで、ショールを2枚織ります。
経糸は、20番双糸くらいかな?の、紺のカシミヤ2本取り。
すっごくやわらかくて、気持ちいいです!
8日のお稽古はじめには、筬通しをしていかなくちゃいけないので、取りかかりました。


終わりに近づいたら、整経本数を間違えていたことを発見…。
201本でいいはずなのに、209本ありました。こらー(笑)。
これ、整経の時、細いほそーい糸が何回もからまって、大変だったんです。
きっとあのどたばたの時に、数え間違いをしちゃったに違いない。まったくもう。
ミスを一つもしないで作品を仕上げることが、なかなかできない私(涙)。
少ないと困るけど、8本多いなら、両端の平織りを4本ずつ増やせばいいかな…。
というわけで、組織図の通し順の方を、直しました(笑)。


筬通し幅は41.4cm(両端は丸羽)。
丈は、180cmで考えています。
柄ゆきから考えると、着物のショールなどにぴったりかもしれません。
でも、このカシミヤのしなやかさとやわらかさ!
くしゅっとさせてマフラーにしちゃうのも、ありかも…。
糸をさわっていると、夢がふくらみます。


年末は、ウズベキスタンを満喫して、
「3年後に絶対にまた来るね!」
と、約束してきましたが、実は今回の旅、私には珍しく、内心日本がとても恋しかったのです。
ウズベキスタンは、この上なく楽しかったし、出会いは幸せだったし、よかったんですよ。
でも私は、日本が一番好きなんだなー…と、確かめる旅だった気がしています。
うん。


ウズベキスタンや、アジアの国は大好き。
でも、帰ってくるところは、日本の自分の家と家族のいるところ。
帰ってくるところがあるから、旅は楽しい。
ウズベキスタンのうつくしいハンドクラフトを見て、自分も作りたいなあって思ったり。
このモチーフ、いつか、フレミッシュの課題の時に使いたいなあって思ったり。
糸を手にしては、自分の機でなにを織ろうかって思ったり。
この旅で得たものを、帰ってから生かそう!って気持ちが、旅をもっと楽しくしてくれました。


そして今、自分の部屋で、自分の織ったジャケットを羽織って、くつろいでいます。
旅も幸せ。
日常も幸せ。
今年も、織って、紡いで、染めて、編むぞー。
新しい年も、じぇんねとちまちま工房を、どうぞよろしくお願いします。






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じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

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