ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
綜絖通し、みなさんどういう姿勢でなさってます?
これ、なかなか重要な問題だと思うんです。
綜絖通しって、やっぱり面倒だと思うんです。
この作業は決してきらいではないけれど、ひとつ間違えるとたいへんだあ~と、意外とプレッシャー。
ゆえに、集中力の持続は、絶対条件。
となると、姿勢がつらいと、続かない…。


実は、ジャックルームの後ろに正座して、地味に綜絖通しをしておりました。
これは、肩こりはないし、やりやすいし、明るいし、とてもいいんですが…。
膝が痛い。
座布団を2枚重ねて座っても、なかなかにきつい。
で、今日、ふと、折りたたみ椅子が目に付いたんです。
座面の高さを6段階調節できる、LILY CHAIR。
これ、元々、テーブルルームで織る時に使おうと思って買ったのだけど…。
もしかしたら、使えるんじゃ?


綜絖通しのひと工夫 ←おおぴったり!


いちばん低いところに合わせると、綜絖通しの時、実にちょうどいい位置に来るんです。
わー、もっと早く気がつけばよかった…。
「正座して通す」と、いつの間にか自分の中で決まっていたのでしょう。
でも、お教室では、織る時よりも低いベンチに腰掛けて通すから…、と、ふと思い出しまして。
思い出してよかったですー。
正座での作業よりも、若干、首と肩がこる感じがしますが…。
腰と膝の楽さったら、無いです!


今回、綜絖通しをしているのは、おそらくこの家で織る最後の作品になるでしょう。
服地布です。
思いがけず、最後に大作がやってきました(笑)。
大事に大事に、1ヶ月半かけて、織りたいと思います。


あ、そうそう、LILY CHAIRは、こちらで購入できます。


リリィチェアCS-320A-NAリリィチェアCS-320A-NA
()
rune

商品詳細を見る






ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
スポンサーサイト
先々週くらいから、「手でつくるからみ織り」の課題に取り組んでいます。
からみ織り、とひとくちに言うけれど、「紗」「絽」「羅」の三種類に大別されることを、初めて知りました。
「絽」や「羅」の名前は、知識としては知ってましたけど、
それって、半綜絖を作らないと織れないんじゃ…?と疑問に思い、うかがってみると、


「(半綜絖を作ると)決まったパターンしか織れませんから」


だから、指でもじるんですよ、とのお答えが返ってきました。
指でもじってからみを作ると、様々なパターンが織りだせるんですよ、と教えていただきました。
なるほどー。
そして、順通しをした同じ経糸から、なんと9パターンのからみ織りをすることができました。
難しい点もありましたが、大変おもしろかったです。


羅と絽のサンプル織り


このサンプルは、30/10のたこ糸で織ってます。
巾が15cmくらい、丈が100cmくらいです。
見た目にも涼しげな色合い。また、涼しげなからみ織りなので、うちの母は、
「春夏のマフラーに、ちょうどいいわ」
と言ってますが、おかーさん、それはあくまでサンプルなの…。


からみ織り、初めてのチャレンジだと思っていましたが、リジットで織ったことがありました。
こちらです。


「紗」を使ったマフラー 「紗」を使ったマフラー、アップ


この織りのことを、「紗」っていうそうです。
これは、経糸に極細のつるっつるの上等な絹糸を使って、緯糸にやはり極細の、絹の紬糸を使いました。
色合いもさわやかで、春夏用のマフラーとして、重宝してます。


さて、サンプル織りをもとにして、応用作品を3点作ることが、次の課題です。
プランは、作りました♪
9つのサンプル織りをしても、やっぱり、心に引っかかるのって、決まってくるんですよね。
1点は、草木染めした絹麻の糸を使います。
2点は、間違えて大量に買ってしまった(苦笑)コトリンを使います。
何を作るのかは、出来上がってのお楽しみです。





ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
糸の大整理、真っ最中です。
ほんとは、今週中に一部でも画像をアップして…と、思っておりましたが、なかなか出来なくて。
誰、「2・3日中には何とかします」って言った人?
…自分なんですよねー。


お声もかけていただいたのですが、それぞれ希望や好みがおありと思います。
どんなのがあるのか、ちょっとだけ書きます。


圧倒的にウールばかりです。
まれに、コットンやラメの糸が混じってます。
なんだかんだ言って、天然素材がほとんどです。
化学繊維、あんまり好きじゃない自分の方向性が実によくわかる中身になってます…。


・中細~合細(番手不明)のくすんだ茶色のウール、1kgコーンが2個
・黄色の太めのモヘア
・グリーン系のアルパカ混のループ糸
・茶~薄いグリーンの段染め中細コットン
・ウールコットンの中細糸


まだまだ、こんなもんじゃありません。
今のところ、デパートの大きい袋4つ、ぱんぱんなんですけど。
もっと増える可能性あり、です。
だからー、糸屋さんが開業できるくらい、我が家には糸はあるんですってば―(涙)。


それなりに愛着もあった糸さんたちですが、整理を始めると、だんだん大胆になっていく…。
はじめは、まだとっておこうって思った糸も、まあいいや!って、出しちゃうので。
整理が収拾つかなくなってます!
でも、処分できる糸が多いのは、ある意味いいことかも。
私のもとでは生かされない糸も、ステキな出会いに恵まれるし。
糸がまた、誰かの支援に生かされたら、またうれしい。
そのためには、早く片づけなくては、ですね。





ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
紺色の経糸で織った、カシミヤのマフラー3本目です。


6枚綜絖綾織り 紺×水色


緯糸は、ミントグリーンっぽく見えますが、実は水色です。

こんな色なんですよー。 VAV2011年1号とともに


これは、予定外の、余った経糸の産物です。
そのいきさつは、まさかの整経ミス!?をご覧くださいませ(笑)。
結果オーライなのですが、3パターンも織れて、楽しかったです。
残念ながら、あくまでも「余り分」で織ったので、前の2作品と比べて、短いんですけど。


紺×ホワイト  巾36cm×丈162cm(135g)
紺×パープル  巾36cm×丈164cm(132g)
紺×みずいろ  巾36cm×丈100cm(83g)


…ね?
縮絨後のサイズを比べると、明らかに違いますよね(苦笑)。
でもミニマフラーとして、十分役に立ってくれそう。
もともと、細ーい糸(2/26の二本取り)を使っているので、織り地もとても薄くて軽いんです。
防寒用としてももちろんだけど、おしゃれ小物としても、活用の幅がひろそうです。


画像両側に、パープルとホワイトのも、ちらっと見えてますけど。
三者三様、とてもすてきな柄に織り上がりました。
基本的には、素朴でシンプルなのが好きなのですが、こういうのを織ると、気持ちが動きますね。
もっとあれこれやってみたい~と、うきうきします。


家のジャックルームくんでも織りたいんですけどねー。
少しは時間が取れるかと思っていたら、あれこれ予定が入って、やっぱり無理みたいです。
引っ越しの準備で落ち着かないのと。
仕事の区切りが全然つかないのと(←これいちばん予想外だし!)。
長引く寒さのせいで、服の入れ替えその他が手につかず、ばったばたなのと。
あとは、ワタクシごときが言うのもなんですが、震災ショック、ですねえ…。


そうそう、先日ちらっと書いた、糸のチャリティー。
さっそく連絡を下さった方がみえました。うれしいですねー。
糸を画像におさめて、ブログでアップして、欲しい!と思った方にご連絡をいただいて、ご相談の上、お値段を決めるってどうかなあと思ってます。
もちろん、売り上げは全部、震災復興のために、赤十字に募金します。


だから、その糸の撮影もしなくちゃいけないんですね…。
うちのデジカメ、6年も前の代物なので、接写機能がいまいちなんですけど。
2、3日中になんとかできるといいなーと思ってます。
自分のできることから、こつこつと。
がんばりまーす。




ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
紺の経糸で織った、カシミヤのマフラー2本目です。


6枚綜絖綾織り 紺×パープル


緯糸は、藤色にちかい、やわらかいパープルです。
なのに、経糸の紺色と合わせると、なんだか…ちがう。
画像だと白っぽいけど、実物は、もっとパープルが立っている、というか。
色合わせの不思議、ですね。
紺色が、影響を与える「強い色」なのかもしれません。
オフホワイトは、また違う方向に強い色なので、負けなかったけど。


同じ経糸で、緯糸や組織を変えて織るのは、これが初めてではありません。
でもこんなにも、全然違う模様を楽しめるのは、初めて。
通し順は同じなんですけどねー。
踏み順が違うだけで、このおもしろさ。
来シーズンに、違う通し順で、何パターンか織ってみたいと思いました。


色の濃淡が出ているのは、糸を変えているわけではなく、打ち込みの強さの違いによるものです。
まさに、「手の乱れは、心の乱れ」…(汗)。
言い訳ですけど、糸がやわらかい分、余計に織り地への影響が大きいんです!
でも、どんな糸でも織れるようにならないと、一人前には、なれないわけで。
精進しまーす…。


ま、織り上がってみると、そんなムラも「味」になるから、不思議です。
この子はどこにお嫁に行くのかな。
おしゃれ上級者じゃないと、難しいかも。
そういう子ほど、巻くのが楽しいかもしれませんね。





ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
家では、引っ越しに向けての片付けその他に追われているじぇんねですが。
何かと理由を付けて、全然家のジャックルームくんに向かおうとしないじぇんねですが。
毎週末のお教室では、ガッツで織っています!
実は、先週、6枚綜絖の変化綾織りのマフラーを3種、織り上げていました。
がんばったわ、私。


一枚目が、こちらです!


6枚綜絖綾織り 紺×白


経糸が紺、緯糸がオフホワイトです。
タテヨコとも、2/26番手カシミヤを、2本取りで使いました。
筬は50羽で、打ち込みもやわらかく、そっとそーっと織りました。
ちなみに、筬通し幅は、41.4cmです。


我ながら、身分不相応にぜいたく~。
でも、上等の糸を使うと、作品をいつも以上に丁寧に織りますね!
素材がどうあれ、同じように丁寧に織るっていうのが基本ですけど、上等な糸だと、緊張感が違います(笑)。
や~、改善の余地はもちろんあるけれども、自分的にかなり満足な出来上がりです。


機から下ろした時のサイズは、巾39cm×丈170cm でした。
180cmまで織ったつもりだったんだけど…、やわらかく織った分、縮んだかな、って感じ。
縮絨すると、もっと縮むかもしれませんね、って先生もおっしゃって。
どうなるかな~と心配しつつ、やさしめに、でも、それなりにしっかりと縮絨。
仕上がりサイズは、巾36cm×丈162cm となりました。


首にくるくるっと巻いた感じは…、たまらなくやわらかく、気持ちがいいです!
お教室のみなさんからも、とびきりの褒め言葉をいただきました。
いやいや、素材の力って大きいです。
カシミヤって、やっぱりいいね~という言葉が飛び交う中、先生がおっしゃったことば。


「いい素材だと、丁寧に織るでしょう?
 せっかくの作品なのだから、自分の好きな素材、いい糸で織ることって、やっぱり大切なのです。
 サンプルは、安い糸でも十分ですけれど。
 もちろん、用途によっても違いますが、それぞれにあわせた素材選びを考えるといいですね」


うーむ。
なるほどなあ…と思いました。
糸にはとことんぜいたくな私。用途や技法に合わせた糸選び、考えなくちゃいけませんね。


というわけで、久しぶりの織りの話題でした。
実は、このマフラーをはじめとする3枚の作品は、13日の日曜日には仕上がっていました。
震災のニュースを直視するのがつらくて、ひたすらマフラーの仕上げ作業をしていましたから…。
作業をしてないと、何か手を動かしていないと、わるいことばかり考えそうだったから…。
どんくさい自分とは思えないくらい、めっちゃがんばりました。


でも、状況が状況だけに、のんきに「マフラー完成!」とアップするのが、なんだかはばかられて。
どうしようどうしようって、今日になりました。
アップしたのは、自分の時間を止めてても仕方ない、と開き直ったからです。
名古屋は、被災してません。
そのことに後ろめたさを感じても、何も変わらない。
だとしたら、自分の日常をきちんと送り、自分にできる元気の素を発信するしかないって、思ったので。


あまり知られていないけど、「愛知高校生フェスティバル」という団体があります。
高校生たちは、今でも、阪神淡路大震災へ贈る募金活動を続けています。
あれからもう16年がたつというのに。
今回の、東北関東大震災も、同じように、いえもっと息の長い支援活動が必要になると思います。
日本中が、それを支える元気を取り戻さないと。
がんばるのは、被災地のみなさんじゃなくて、それを支える私たちです。しっかりしなくちゃ、自分!






ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
久しぶりに、一冊、(織りや染め以外の、ふつうの小説の)本を読み終えました。


からくりからくさ (新潮文庫)からくりからくさ (新潮文庫)
(2001/12)
梨木 香歩

商品詳細を見る



本屋さんの店頭で、手にとってぱらぱらとめくっていたら、
「織り」
「草木染め」
などの単語が目に入ったので(笑)。
そういうことを扱った小説って、珍しいのではないかしら、と思って、購入。
梨木香歩さんの本は、以前に『西の魔女が死んだ』を読んでいたので、楽しみでもありました。


草木染めを学ぶ女性と、その3人の友人と、1人の人形の共同生活を軸に、物語は織り綴られます。
この物語からは、織り物を作る過程が連想させられます。
布の素材を選ぶように、4人の女性が集まり。
経糸をたてるように、彼女たちの人生が不思議なバランスで並び立っていきます。
一人ひとりの心模様、ルーツが、緯糸となり。
布の文様を織りなしていくようでした。
読み終わった時、物語の見えない織り手は、人形の「りかさん」だったのではないか、と思えました。


不思議な味わいの作品で、はかなく、うつくしく、じわっと心に染みました。
何度も、途中で引き返して、前の内容を確認して、それから再び読み進みました。
それは、織り間違いをしていないか、確認して織りなおしたり、緯糸をほどく作業のようでした。
一度、読み終わって。
ふうっとひと息ついて、印象に残った場面をもう一度読み返し。
それから、改めて、最初から読み直しました。


『からくりからくさ』を読むと、著者の梨木香歩さんは、織りや染めの経験がおありなのかしら、と、思います。

織り手の心と、機の音。
草木から色という宝をいただく時の、不思議な心持ち。
織り手たちが、何世代にもわたって織りの中に受け継いできた、伝統とアイデンティティ。
暮らしの中で、女たちが受け継いできた、生活の一部としての、織り。
産業としての、織り。それによって生活を支えてきた女たちの心意気。

なぜこんなに、この人はわかってしまうのだろう。
そんな気持ちになりながら、読み返しました。


「手の乱れ(=緯糸のうちこみの強さ弱さ)は、心の乱れ」


とは、先生がよく口にされる言葉です。
手織りだから、もちろん機械のように均一に織ることは、できません。
でも、手織りだからといって、粗かったり、密だったり、雑な作品を織っていいわけでもありません。
手織りの手作り感の中に、平常心と落ち着き、丁寧さと正確さ、それらを心がけて…、ということだと思います。
『からくりからくさ』を読んで、なんだか、すとんと心の中に落ちて来て、楽になりました。


心がちょっと荒れて、つらい方。手を止めて、『からくりからくさ』を手に取ってみませんか?






ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
日々、東北関東大震災のことが、報道されています。
頭から、そのことが離れることはないけれども、でも、一方で自分の日常も動かさなくてはいけません。
こういう時、仕事をしていることが、本当にありがたい。
歯車の一つになって、仕事の中にうずもれることができるから。


手仕事をしようかなと思いましたが、集中できそうもなくて。
とりあえず、3月の目標にしていた、糸の大整理に着手しました。
…おそろしい量でした(苦笑)。
予想を超えていたといいますか、うーむ。
いろんなところに分散していた糸を集めると、うーむ…。


糸の好みも、変わります。
かわいい糸なんだけど、たぶん使わないなって思う糸も、いろいろ。
お嫁に出す糸、けっこうな大きさのデパートの紙袋4つ分になりました。
でも、この状況下で、ヤフオクに出すのも、なんか気がのらない。
うーん、どうしようかなあ。


お引っ越しは、5月末。
まだ時間はあるので、ゆっくり思案しようと思います。
オークションに出して、売り上げを全部義捐金に、っていうのもいいかも。
自分の日常を見失わず、そして、被災地のみなさんに、自分ができることを考えたいです


史上最大の国難。
自分たちも被災者なのに、避難場所でがんばっている高校生ボランティアの姿に、涙が止まりませんでした。
原発を止めるために働き続けている、東京電力、自衛隊、警察の人たち。
寒さの厳しい被災地で、耐え続けているみなさん。
負けないでください。







ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
地震が続いています。
今日は、朝からお稽古の日でしたが、そんなことをしていていのかと、後ろめたい気持ちでした。
お教室で、いつも流れているFMも、地震情報。
途中から、愛知県ローカルの収録済みの番組が流されたけど、その明るさが空々しかったです。
みんな、言葉少なで。


お昼ごはんの時、ワンセグ放送をみんなで見ました。
くいいるように見るんだけど…、見ていても、情報を聞くのもつらい。
結局、テレビを見たのは、お昼の30分くらいだけ。
先生も、
「テレビはやめて、ラジオにしておきましょうね」
とおっしゃって、テレビをオフにしました。


午後から、一番若くて元気なKさんのおかげで、お教室の中が明るくなって。
みんなで笑って、その時だけは、地震のことを忘れることができました。


でも、みんな、耳はラジオから流れる情報に集中…。
福島原発の事故の情報には、とりわけ敏感でした。
東海地方にも、原発はあります。他人事ではありません。
チェルノブイリの事故の記憶が頭をよぎります。
阪神淡路大震災の時、日を追うごとに、死傷者の数がどんどんどんどん増えていったことが思い出されます。
こわい。


ラジオのDJは、
「音楽でみんなに勇気をおくりたい」
と、いろんな曲をかけていました。
リスナーからこんなリクエストがありました。
「避難所の子どもたちのために、アニメソングをかけてほしい。元気をあげたい」
そのメッセージのあとに流れてきた曲に、目頭が熱くなりました。


岩手県釜石市が津波に飲み込まれていくさまが、つい今しがた、NHKで流されました。
こわいのに、画面から目をそらすことができませんでした。
津波は、街に流れ込んで、すべてを押し流し、そして、海に引きずり込んでしまう…。
こわい。
その映像が流れた後、ニュースを読むアナウンサーの目も赤くなっていました。


こんなことが起きるなんて…。


私たちに何ができるのでしょう。
自然の脅威の前に、ただただ、身がすくむばかりの己が情けないです。





ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
引っ越しをすることが決まりました。
といっても、まだ先、5月末の予定です。
でも今から、引っ越しに向けて、うんうん唸っています。


なにしろ…、荷物が多い!!


よくもまあ、今のスペースに押し込んでいたものだと、自分でもあきれるやら感心するやら。
家具の配置とか、あれこれ考えていると、何が問題かって、数々のお道具と、糸。
引っ越しが5月末だから、まだいいじゃーん♪とか、言っている場合ではないのです。
本と糸と…、こんなにある家って、珍しいよ。
パートナーに、「あたまおかしい」と言われるのも仕方ないかなあ、と、とほほな気分になっています。


とはいえ。
めげてばかりもいられない。
諸事情により、引っ越しは5月末ですが、正直、その時期の引っ越しは、仕事的にもかなりきついのです。
なので、できることは3月中に。
4月はお仕事に専念して。
5月のゴールデンウィークに、残りを押しこんで。
連休明けから、地味に荷づくりをしながら仕事を片付けて。
そして、引っ越しになだれ込みたい。


…できるのか?


でもやらねばならないんですよねー。
自分で決めたことだし。
とりあえず、せめて糸問題だけでも、3月中になんとかしよう。


…あ。
アート引越センターの見積もりのお兄さんが、うちのジャックルームくん97cm8枚綜絖を見て、
「…何ですか、これ?」
って聞いてくれました、ありがとう!!(笑)。


この仕事長いですが、本物の織り機があるおうちって初めて見ましたー、ですって。あはは。
かくかくしかじかでー、たぶん分解しないと、部屋から出ないんですよ、って話したら、
「では、弊社の作業員が解体して、引っ越し先で組み立てますので、ご指示ください」
って言われました。
すごーい。
プロってすごい。
ということは、私はそれまでに、ジャックルームの解体と組み立ての手順を予習せねばならないわけよね…。
宿題が、多すぎる…。


そんなこんななので、ブログの更新も、間違いなく少なくなると思います。
精神的余裕、なさすぎなので(涙)。
念願のお引っ越しなので、がんばります!







ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
『スウェーデン織 技法と作品』


…を、買いました。
なんちゃって、うそです、うそ。ごめんなさーい(笑)。
図書館から、借りました。えへへ。
各所で、「この本はすごい!」的な話を聞いていたので、かなり楽しみにしていました。


というわけで、今回は、山梨幹子・著『スウェーデン織 技法と作品』のレポートです。


たいへん興味深く、また、おもしろかったです!
1979年(昭和54年)発行なので、さすがに作品は、うーん昭和レトロ、って感じがしましたが…。
それも、新鮮だったりして。
北欧テイストあふれる伝統模様などは、やはり見惚れてしまいます。
堪能しました。


作品が107点(カラーグラビア88ページ)。
基本織法28種のカラー写真と、解説と、簡単な作り方付き。
全200ページの、すごいわーおなかいっぱいだわー…、な本です。


スウェーデンの織りの28種の技法の用語の日本語訳(ていうか説明)は、とてもありがたかったです。
ちっちゃいことなんですけど、
Liksidig kypert(リキシティグ・シーペット)=2/2twill
Oliksidig kypert(オリキシティグ・シーペット)=1/3twill
とかね。
「シーペット」が綾織りだとはわかってたけど、どこまでを指すのか、ずっと疑問に思ってたんですよね。
謎が解けて、すっきりしました。
Swedish-Englishの一般的な辞書では、織り用語まではさすがにカバーしてくれないんです(涙)。


スウェーデン語の織りの本


こういう本が、今まで以上に楽しく読めそう♪


その他もろもろ、今まで謎だった数々がわかって、実に勉強になりました。
リヤ織りは、ノッティングなんじゃないかとずーっと思っていたけど、どうやらそれっぽい、とか。
「ドレル」とは言うけれど、ハーフドレル、ダールドレル、ヤムズランズドレルの違いって何、とか。
おもしろかったです。
でも買わないけど(笑)。


ていうか、買えない…。
超レア本なので、市場にまず出てこないので、価格が高騰しているんです。
私がネット検索した限りで、最低価格14000円程度~最高価格27000円程度。
…まじ?…って、思いました。
32年前の出版当時で、定価6000円ですから、それとプレミアを考えたらそうなるんでしょうけど。
そこまで出して買わなくてもいいかな~、というのが、私の正直な思いです。


負け惜しみもありますけどね(苦笑)。
買えないよ、そんな高い本!!(泣!!!)


真面目な話、32年前と2011年現在では、入手できる情報量が違いますしね。
原書で読む覚悟さえあれば、この本がなくても何とかなるかなって思います。
ネットでも、かなりの情報があふれています。
スウェーデン、フィンランド、イングランド、スコットランド、エストニアなど、本場で学ぶ方も増えました。
その方々から、学ぶこともできます。
東京だけじゃなくて、仙台、そしてここ名古屋にも、北欧の織りを学んで教室を開いている方がみえます。


書籍も、日本語にこだわらなければ、待てばかなり確実に入手できます。
…で、私の本棚には、スウェーデン語の織りの本が20冊以上、英語はそれ以上は絶対ある…。
読めるのか!
…ま、そこはそれ、必死の努力というやつで、わかった気分になるのが精一杯…。
現実は、きびしい。


話はそれましたが、32年が過ぎて、かくも状況が変わり、出版不況は深くなるばかり。
この状況下では、復刊を求めるのは現実的じゃないかな、とあきらめ気分もあります。
でも、復刊ドットコムで、復刊リクエスト投票をしましたけど(笑)。
貴重な資料を、ありえないプレミア価格で奪い合うより、図書館の蔵書をみんなで共有することの方がいいかも。
そんなふうに、なんかいろいろ考えちゃいました。


本の内容については、一読の価値、あり。
興味をお持ちのみなさん、地元の図書館の蔵書を検索してみてください。
ちなみに、愛知県図書館には、ありませんでした。
でも、名古屋市図書館には、あります。
現在ただいまは、じぇんねが借りております。でも、来週中には返しますから!
名残惜しいな~。みなさん、貴重な財産です、みんなで大切に読みましょう。


褒めっぱなしでもつまらないので、「ここが物足りない!」も、挙げてみます。


・本のレシピ通り(or色違い)に作るならいいけど、ここを出発点にオリジナルを作るにはヒントが少ない。
・タイアップが、作品によってかなりまちまち。踏み木に複数枚の綜絖を結び付ける場合もあれば、綜絖を1枚ずつしか結ばないで、2本同時に踏めという指示もあって驚いた。要確認。
・自分で組織図を起こさないと、イメージしにくい。
・他の著書に織り方は書いてあるから、そっちを参照とか書いてある(←これはびっくりした)。
・技法によっては「経糸は綿糸か麻を使う」と断定しているが、その理由づけなどが、全く不明。
・4枚綜絖(まで)の技法しか、掲載されていない。
・日本ではあまり普及していない、回転式整経台の整経方法しか掲載がない(←おもしろかったけど)。
 

だから、「もっとちゃんと知りたい!」と思って、お教室や学校に通う動機づけになるかも。
え、もしかして、それがねらい?(笑)


まあ、それにしても。
1970年代~80年代って、おそらく日本の手仕事業界にとっては、転換期だったのではないでしょうか。
母の若い頃の写真を見て、この服いいね、って言うと、
「それ、おばあさん(=母の母)が作ってくれた。私の時代は、みんなそうだった」
と、答えます。
(母自身も、洋裁学校に通っていたそうですが、本人いわく「宿題は全部おばあさんにやってもらってた(!)し、掃除当番をしに行ってたみたいなもの。あの時代は、みんなが行くから洋裁学校に行ってたの」うーむ…。)
既製品を買うよりも、家のミシンで主婦が作る方が安上がりだった時代なんですよね。


でも、私くらいの世代から、一気に状況は変化したのではないでしょうか(←トシがバレる…汗)。
私もやはり、祖母の手作りの服、機械編みの内職をしていた親戚の作ってくれたセーターを着ていました。
それが、3歳下の弟は、ほとんどそれがないのです。
安い既製品が出回り、経済成長とともに人件費も上がり、手作りでは収支が合わなくなった時期なのでは…。
一方で、経済成長とともに、専業主婦に余暇が出来て、趣味としての「手芸」が活発化して。
でも、やがて、女性の社会進出とともに専業主婦も減って、そこも行き詰る…。


山梨幹子さんの著作が出た時期を見ると、ちょうどそんな時代の狭間だったのではないかと思えてなりません。
出版社も勢いがあって、新しいものをどんどん出した。
ある意味、冒険の時代であり、先駆者をたたえる時代であったのでしょう。
すごい、エネルギッシュ。


でも、パワーを放出して、おしまい!じゃなくて。
それを、広く広く継承していくこともまた、すごくすごく大切だと思うんですよねー。
そのためには、やっぱりデジタルじゃなくて、アナログの本って大事だと思うんですけどー。
電子書籍はもういいから、紙の本、いっぱい出してくださいよー。
適正価格だったら、ちゃんと買いますから~…。







ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
すっかりご無沙汰しております。
季節の変わり目には、わりとがくっと体調を崩す、意外とデリケートな(←自分で言うな!笑)じぇんです。
やー、まいったまいった。
やっと、こう、谷底を過ぎて、這い上がってきたかなーというところで、あります。
織り機には、相変わらず経糸くんが放置されていますが、まあそのうち、織り始めることでしょう。


春は、出会いと別れの季節。
職場でも、今年、とてもお世話になった大先輩が、退職されます。
実は、言われるまで気づかなかった私…。
とてもはつらつとしていらっしゃるのに、もうそんなお歳だったなんて…と、けっこうショック。
温かな笑顔に、いつも、励まされていました。
お礼の気持ちを込めて、ご本人と奥様の両方に、マフラーを贈らせていただきました。


枇杷染め ガンクラブチェックのマフラー 茶系のグレンチェックマフラー


とてもお気に召していただけて、うれしかったー♪
やっぱり、織る楽しみは、作る楽しみにもあるけれど、手に取ってくれた方の笑顔を見るため!って大きい。
そんなことを思い、初心にかえった日でした。
うーん、しあわせー。


で。
喜んでもらえる顔が見たいなあと思う、42人の人が、私にはいまして。
その、42人の顔を思い浮かべながら、42本のマフラーを織るのもいいなあ、なんて思ったりしています。
実現できるかどうか、は、謎(笑)。
そもそも、42本のマフラーをしまっておく場所が、うちにはないんですけどー。
でもそういう気持ちで織ることって、忘れちゃいけないなあって思いました。


さてさて。
花粉とともに(涙)、体調もぼちぼち元気になったことだし。
明日は家の大掃除をして。
たまった洗濯物を片づけて。
週末のお出かけの計画でも練ろうかな!
奈良に行きたいんです、奈良に♪





ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ

じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

02 | 2011/03 | 04
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

名前:
メール:
件名:
本文:

この人とブロともになる

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。