ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

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ローズマリー染め アルミ媒染 枇杷染め アルカリ抽出


今年は、驚くほど素材に恵まれていて、けっこうな勢いで染めてます。
特に、引っ越し後。
昨年はあまり草木染めをしてなくて。
だから、引越しの時に、染め用に買った生成り糸をまとめて処分しようかと思ったほどでした。
手放すタイミングを逃したこと、収納にも余裕があったことは、いまにして思うと、運命だったかも。


草木染めなんて、やるつもりは、まったくなかったんですけどねえ。
めぐりあわせって、不思議なものです。
こんなに大好きになるなんて、思いもよりませんでした。


草木染めを始めたのは、織りを始めたのと、ほぼ同時期。
はじめは、「織るために染め」ていたのですが。
気が付けば、「染めるために染め」るようになっていました。
「草木染め」という、一期一会の作業に、ときめいて、わくわくするのです…(笑)。


道具をそろえて、自宅で染めるようになって、もうすぐ5年。
私の「草木染め手順」が、身体にしみ込んできたように思います。
草木染めのイロハを仕込んでくださった先生に、ほんとに感謝です。
毎回レシピを用意して下さっていたるけれども、レシピを見ながら染めなさい、ではなくて。
ひとつひとつの手順を、身体にしみ込むように、手取り足取り教えてくださいました。


あの時のレシピは、全部、大切にとってあります。
一人で染めをするようになって、あらためて、手順を書き起こしました。
いろんな方のアドバイスや、本を参考に、アレンジしたこともいっぱいあるけれども。
その土台は、やっぱり、3年余りの、草木染めのイロハを教えていただいた時間。
いまになって、あの頃先生に言われた言葉が、はっと思い起こされます。


「色見本なんてね、ほんとに『見本』なの。こんなふうに染まるとは限らないのよ」
「(水道の)水が違うと、色も変わるの。岡崎の水(愛知用水)の方が、明るい色に染まるみたい」
「同じ木から染めても、日が違うと、色も変わるのよ」
「(素材の)量が少なければ、発色も変わるけど、でもちゃんと染まるから大丈夫」
「残った染液でも、まだまだ二番染め、三番染めができるから、持って帰ったら?」


…さすがに、ポリタンク持参してないですから、持って帰ったことは一回もなかったですけど…。
いまだったら、家に鍋もあるから、残液も一滴残らず持って帰りますけどね(笑)。
毎月、試し染めをして、100色はあろうかという色鉛筆を駆使して、色見本を作ってみえました。
あれは、本当にたいへんな作業だっただろうなあ。


さまざまな草木染めの本が出ているけど、色見本は、どれ一つとして「まったく同じ」ものはありません。
むしろ、「同じ」だったら、おかしいのです。


水が違えば。
温度が違えば。
湿度が違えば。
季節が違えば。
植物が採れた場所が違えば。
植物が、フレッシュな状態なのか、ドライの状態なのか…。


挙げはじめればきりがないのですが、「違って当たり前」、それが草木染め。
その一期一会のギャンブルが、草木染めの醍醐味なんですよねえ。
ハマると、抜けられません。


ようやく、マニュアルに頼らない、自分のカンを信じる(!)染めに、少し自信が持てるようになりました。
失敗してもいいや、というか。
というよりも、「失敗」はないでしょう?
今回、こんな色になりました、という新しい出会いになるわけですから…。
だから、寝かせすぎた染液にカビが生えても、何食わぬ顔して、すくって捨てて、火を入れ直してます。
神経太くなったなあ(苦笑)。


まだまだ染めますよ~。
染めれば染めるほど、楽しい。
そして糸も増えて、収納場所と管理に困るけど、困るのも、幸せだ立ったりして♪




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一カ月かけて仕込んで、
二泊三日かけて染め上げた、オリーブ染めの糸さんたちです。


オリーブ染め三色 右上から銅、みょうばん、チタン媒染。


きれいなやわらかいグリーンが、銅媒染。
少し苦めのきれいなオレンジは、チタン媒染。
間にはさまれた、やわらかいレモン色みたいなクリーム色が、みょうばん媒染。
ひとつの植物から、こんな三者三様の色が出るなんて…、魔法のようですね。


三かせ(1かせ=240g強)も染めるなんて、これもまた予定外でした。
一番染めで、銅媒染を試して。
二番染めで、チタン媒染で染めて、おしまい!…のはずだったんです。
オリーブの枝葉も、330gしかなかったので、それが限界だろうなと思ったし。


ところが、二番染め終了後の残液に、まだ染める力がありそうで…。
迷ったけど、いちかばちか、みょうばん媒染を試しました。
最後の三番染めを染め上げた後、糸のかせを上げる時、驚きました。
はじめはにごった色だった染液が、寸胴鍋の底まで見えるくらい透き通ってたのです。


植物の底力、見せてもらったなあ…と、感慨深いものがありました。
だから、「フェルト化事件」が起きた時も、その糸をあきらめるなんてできなかったんだと思います。
がんばってくれたのに、失礼な気がして。


上↑の画像では、お行儀よく3玉並んでいますが、ほんとは、各色240g強ずつあるんですよ。


ひとやま!  2011オリーブ染め全部!


「ふつうに洗濯されてフェルト化事件」のため、クリーム色は、結び目がいっぱい。
そして、モヘアが入っているのか?と思いたくなるぐらい、毛羽立ってるので、経糸には無理そうです。
緯糸として、活躍してもらいましょう。
ほかの二色と、絶対に相性はばっちりだから、まんま合わせてもいいですよねー。


パステルカラー三色、合わせて730gを少し超えます。
この三色を生んでくれたのは、わずか330gのオリーブの葉と枝。
そして、寝かせておいた時間…。
草木染めの本を読むと、染料植物は「被染物(=この場合、糸)の倍量」って書いてあることが多いけど、
量が足りなくても、染められるもんだなあと、うれしくなります。


今回の教訓。
「染めをしている時に、隙を見てよそごと(特に洗濯!)もしようと思うのは、やめよう」


二兎を追うものは、一兎をも得ないのです…。
でも、今回はラッキーにも、二兎を目標にして三兎を得てしまいました♪
あきらめない、あきらめない。
毎回が学習で、失敗が、次の成功の種。
次の染めは、去年も染めた素材です。同じ色になるかな? やっぱり違う色を期待したいですねー(笑)。







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ほんとは、今日は、草木染めの成果発表~♪をするつもりだったんですけどっ!
朝、朝に大ハプニングが発生!
なんと、なんと、染めて、洗って、脱水をしたウールを洗濯機に入れたまま
糸の存在をすっかり忘れて、
「通常モード」で、洗濯してしまいました!!!


…気が付いたのは、ピーっと洗濯終了のお知らせコールが鳴って、洗濯機のふたを開けた時…。
さーっと血の気が引きましたね。


そこには…。
見るも無残にフェルト化して、あっちこっちに固まりのできた、「もと毛糸(としか言いようがなかった)」…。


もう捨てるしかない、と一瞬思いました。
でもねでもねでもね!
前の晩、一晩かけて、最後まで色を吸い上げてくれた糸なんですよ!
だめ、このままにできない…。


というわけで。
本日(もう昨日になっちゃったけど)、朝からお教室だったので、まず、糸を干して出かけて。
帰宅後(夕食後)から、この時間まで、半ばフェルト化したウールちゃんたちをほぐすことに命かけました。
そして、レスキュー(と言っていいのか?)は、無事(??)完了…。


正直、モヘアか?と思うくらいになっちゃったけど(涙)。
なんとか、染め上げた毛糸さんたちを無駄にせずにすみました。
毛糸、しかも手間ひまかけて草木染めした糸を捨てるなんて、もうとても出来なくて!!
よかった、あきらめなくてよかったーと、感涙を浮かべんばかりにして、デジカメを手にしたその時。


本日とどめのアクシデント。
でっデジカメがこわれたっ!!
もー…。
ありえない…。
というわけで、糸の画像その他は、デジカメの回復(…交替の可能性高し)をお待ち下さい。







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今年の夏に染めたいろんな糸を、玉に巻きました。
あとから見てわかるように、ラベルを作ります。


染めた年月日。
染めの素材と分量。
媒染。
染めた糸の素材と番手と分量。


ローズマリー染め、満開


今年は、素材に恵まれて、染めに染めましたー!
なんと、2kgまであと少し…。
染めすぎでしょうこれは(苦笑)。


ローズマリー(生葉と枝)・銅媒染、シルク、2/17番手紬糸、210g
ローズマリー(生葉と枝)・銅媒染、アンゴララム、2/14番手、310g
ローズマリー(生葉と枝)・みょうばん媒染、アンゴララム、2/14番手、320g
ローズマリー(生葉と枝)・チタン媒染、アンゴララム、2/14番手、230g
ローズマリー(生葉と枝)・みょうばん+チタン媒染、シルク、2/17番手紬糸、220g
枇杷(葉と芽)のアルカリ抽出・みょうばん媒染、シルクウール変わり糸、8番手、240g
枇杷(葉と芽)のアルカリ抽出・みょうばん媒染、シルク、2/17番手紬糸、220g


これだけ染めても、まだ、染めるための生成り糸の在庫がある時点で、頭おかしいと思う今日この頃…。
草木染めの糸屋さんを開業してもいいかも、と思ったりします。
でも染めた糸を、景気よく手放せるか?
…そこのところ、むつかしいかも…。
染めた糸って、どれもこれもいとおしくて、愛着がわくんですよね。
使いたいけど、使いきっちゃうのがいや、みたいな?


そして今、こんなことを書きながら、またも、草木染めをしております。
染液の煮出しは、今月頭には、してあったんですが。
タイミングを逃して、まあいいやそのうちに、と思いながら、寝かせてあった染液です。
放置しておくとカビが生えるので、何度も火を入れました。
そのたび、こっくりと濃くなってきて、甘い香りがするようになってきて…。
そろそろかな、と思いたち、染めております。


今回は、ウールの糸を染めます。
急に冷え込んだせいもあるでしょうか、ウールのあったかさ、柔らかさが、なんとも恋しくて。
ちょっと冷えはじめた部屋の中、染めのために大鍋を日にかけるのも、いいかなと思ったりして。
染めております…。


ちなみに、とってあった染液は、2種類。
同時には無理なので、先に煮出してあった方から、染めています。
明日、素材は何で、どんな色に染まったか、ご報告できるといいな。
急かさず、あせらず、植物の神様が、いい色を下さるように、願いを込めて、染めましょうか…。






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懸案の『6枚綜絖の変化綾織り』のマフラー。
素材はぜいたくにカシミヤ!をつかって、整経しました。
整経長は、3本分なので6m余り。
きっと、経て巻きの時もてこずるだろうし、織り上げるまで時間がかかりそうですが、楽しみです。


整経しました


色に惚れ込んで買った、ボトルグリーンのカシミヤは、2/26番手。
とても細いので、二本取りにしました。
細くて柔らかい上質の糸は、取り扱いに神経を遣います。
わかってはいるけれども、織り上げた時のやさしい仕上がりが忘れられなくて…。


いままで、細い糸は敬遠しがちでした。
4番手~5番手の糸を使うことが、一番多かったように思います。
織りやすい太さでは、ありますよね。
筬も、40羽、45羽、50羽の出番が、飛びぬけて多かったです。


細い糸をつかえば、経糸総本数も増えるし、綜絖通しの手間もかかります。
切れやすいし、そのぶん神経もつかいます。
織り上げるのにかかる時間も、余計にかかるし。
でも、手間の分だけ、繊細なすてきな仕上がりになるので、いまちょっと、細い糸に夢中です(笑)。


どんな風合いに仕上げたいか、それによって、糸を選ぶ「目」を持つこと。
それも大切ですよね。
いまは、細い糸の楽しさと、使い方を勉強しているところ。
細い糸の楽しさを覚えたら、使い慣れた5番手の糸の、また違う魅力に気が付けるかも。
そういう期待もまた、楽し、です。




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何のかんのと言っておりましたが、結局、買いました…(笑)。


手織り大全手織り大全
(2011/09/21)
箕輪 直子

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せめて立ち読みをしてから…、重版が出てから…と思っていたのですが。
職場出入りの本屋さんに、
「もし店頭にあれば、見計らいで持ってきていただくこと、可能ですか?」
とお尋ねしたら、翌日、持ってきて下さいまして。
ぱらぱら見てすぐ、決意。
「買います」(大笑)。
ちくさ正文館本店のTさん、ありがとうございました!!


ぱら見した段階で、おー買うぞーと、テンションが上がっちゃう本でした。
それではレビューにも何もならないと思うので、感想その他を書きます。


多数の技法が紹介されていて、とても丁寧で、わかりやすかったです。
ベルト織りとカード織りにたいへんページが割かれていることが、うれしかったですね。
日本語の本でベルト・カード織りというと、山梨幹子さんの『紐を織る』(絶版)だけなのが現状。
その中で、このように丁寧な解説書の存在は、ありがたいものだと思いました。


パイル織りや、スペース織り(空き羽織り)も、なるほど!と興味深く。
直角マフラーなどは、存在は知っていたけど、仕組みを知らないままだったので、たいへんおもしろかったです。
ひと手間、ふた手間かければ、こんな織りもできますよ~という指南書としては、逸品だと思います。


では、いろんな方のレビューに書かれているように、
「初心者向き」
なのかといえば、それは微妙な気が…。
本だけで学ぶことは、限界がある、と、改めて感じる一冊でもありました。
読むだけではピンとこない!やっぱりお教室を探そう!という意欲に燃え立つというか(苦笑)。


織りって、身体で学ぶ、手で覚えることでもあると思うんですよね。
たとえば、筬目を選ぶポイント。
この本では、4m/gが50羽くらいかな、と目安にされていましたが、
私の場合、ウールの糸については、5m/gの糸を、50羽の目安にしています。
これは、編み物と同じで、「手」のゆるいきついもあって、個人差があると思いますし。
素材によって、あるいは、用途によって、筬目は変わってくると思いますし。
そこは、本だけをうのみにしないで、ほかの方の作品を見たり、交流をして、経験から学ぶしかないと思います。


それに、「上級者には向かない」というのも、違うかなーと。
何をもって上級者というのか、わからない。
経験を重ねて、自分の織りの方向性をはっきり持っている方が「必要ない」と考えるのは当然のこと。
あるいは、「平織りでシンプルな織りを極める」という方には、組織織りの知識は、別に必要ないでしょうし。
でも、初心者と上級者、その狭間の人口はかなり大きいですよね。
知りたかったことを探す指南書として、非常に興味深いなと思いました。


褒め倒して終わるのもつまらないので、そうじゃない感想も少々。
多綜絖機の紹介で、ジャック(ジャッキ)式がないのはなぜ?って思いました。
あと、アシュフォードのテーブルルームも。
お値段的に、アシュフォードのテーブルルームの普及率は高いと思っていたし…。
ジャッキ式の機も、けっこう出回っていますし…。
ジャッキ式って、物足りないところもあるけど、タイアップも楽だし、紹介してほしかったなあ。


組織織りについては、確かに、バリエーションについては、物足らない。
え、これだけ?って思います。
だけど、これは組織織りに特化した本ではないので、ここを入り口だと考えるといいと思います。
綾織りのバリエーション、オーバーショット、M’s&O’sの織り方など、わかりやすかったです。
組織織りにはまりたい方、フルカラーの見やすさを重視するならこんな本はいかがですか?


The Handweaver's Pattern Directory: Over 600 Weaves for Four-Shaft LoomsThe Handweaver's Pattern Directory: Over 600 Weaves for Four-Shaft Looms
(2008/01/02)
Anne Dixon

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図が充実しているので、英語に達者じゃなくても、あまり苦労はしないです♪







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ナガの手織り布の民族バッグです。


ナガの民族布バッグ


大きめのトートバッグくらいのボリュームがあります。
A4のファイルなんか、余裕で何冊も入ります。
作りもかなりしっかりしているので、けっこう重くなっても大丈夫。
持ち手や、四隅には革をあしらってありますが、メイン部分は、ナガ族の民族布です。
私のたからものの、ひとつです。


自分で織れるか?
…織れない。
でも、こんな味わいのものを作れたらいいなあ、と思います。
あこがれ。
目標。
参考…?


参考などとは、おそれおおい。
でも、心のどこかに、こういうものを作りたいという欲があるから、
その「いつか」のために、手の届くところに、参考作品を置いておきたいと思っちゃうんでしょうね。
だから、私のワードロープには、そんなものがいっぱいです。
さすがに、絣織りとかは、無理だけど…。


いまは、北欧の織りを中心に勉強していますが。
先日まで取り組んでいた、羅とか絽、からみ織りの技術にも、心惹かれます。
洋の東西を問わず、すぐれた手仕事には、人の心を惹きつけてやまない何かがあるんでしょうね。
どっちが好き、って決めるのは難しい。
どっちも、好き(笑)。


いつまでも長く、大事に使えるもの。
いつまでも長く、愛されるもの。
そういうものを、作れるようになりたいですね。







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Laila Lundellの『Stora vävboken』を、手に取る機会を得ました。
スウェーデン語の原書です。
日本語に訳すと、『大きい織りの本』なのかな?
Amazonで、『The Big Book of Weaving 』というタイトルで、英語版が手に入ります。


The Big Book of Weaving: Handweaving in the Swedish Tradition: Techniques, Patterns, Designs and MaterialsThe Big Book of Weaving: Handweaving in the Swedish Tradition: Techniques, Patterns, Designs and Materials
(2008/05)
Laila Lundell、Elisabeth Windesjo 他

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同じタイトルで表紙の違う本もありますけど、出版社が違うだけで内容はほぼ同じです。
で、私が今回手にしたのは、スウェーデンの原書です。


こちらStora vävboken


びっくりしたことに、暑さがだいぶ違う!
ページ数にすると、100ページくらい、原書の方が多いんです。
スウェーデン語なんて全然読めないんですけど(苦笑)、読み進むと、違いは歴然。
紹介されている作品数が、違うんですよ。
見たことのない作品が、いっぱい。どれもかわいかったです。
どうして英語版を出す時に、作品数を削ってしまったのかな? …もったいない…。


テクニックの説明や、機ごしらえの手順などは原書通り。
むしろ、英語版の方が、親切かも。
モノクロのイラストが、二色になってて、機ごしらえの手順がとてもわかりやすい。
買ったばかりの頃は、作品ばかりを見てましたけど。
巻末部分の解説が、とても実用的であることに、改めて気付かされました。
たとえば、リップスやローセンゴンを織る時の緯糸の入れ方のコツとか。
機ごしらえの時の、糸の準備の仕方とか、綾の取り方とか。


紹介されている機は、天秤式だけど、機が違っても、そういう手順やコツは共通ですものね。
うん、いい本だあ。
もうしばらく、じっくり読み比べて、楽しむとしましょう。





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計画倒れの設計図


作品の計画やデータって、みなさんどうしてますか?
私は、無印のクラフトファイル(10ポケット)に整理しています。
リジット機を使っていた頃の作品は、A4判のノートに記録していますが。
組織織りを始めてからの記録は、全部、無印のファイルです。


気がついたら、作品プランを含めて、7冊に溜まっていました。
だーけーどー。
何を織りたいかって、その時の勢いや思いが、最優先されますよね。
見直していると、うーん、これは…というものが、次々出て来たので、思い切って整理しました。


せっかくの作品プランなので、捨てませんけど。
ファイルからは抜いて、クリアポケットに入れました。
いずれ、参考になることもあるかと思ったので、まあ、これも財産の一つになるかな、と。


先走って、作品の計画ばかり寝るのも、やはり考えものですね。
作品は、リアルタイムの気持ちが反映されるものですから。
「せっかく計画を立てたから」と、今の気持ちを無視するのもどうかと思ったんですよ。
昔の計画を、無理やり、ノルマのように制作するって、なんか違うような気がしちゃって。


いつか、役に立つ時が来るかもしれないので、大事に大事にとって置きますけどね。
はあ。
おかげで、だいぶすっきりしましたし。
たまりにたまった計画が、おんぶお化けのように(!)のしかかってくるプレッシャーもなくなりました。
心機一転、がんばるぞー。
そして、週末は、染めだ!




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WEAVE POINTを使って、組織図を作っています…。
以前にお教室で取り組んだ、6枚綜絖の変化綾織りのバリエーションへの再挑戦を、目論んでいます。
そこで、サンプルを広げてみましたが、う~ん、いまいちピンとこない…。


6枚綜絖の変化綾織りのサンプラー


応用作品を作る時に、お気に入りのパターンをすでに使っているから、ある意味、仕方ないんですよ。
でもこれ、楽しかったので、やりたい。
…というわけで、先生がこのサンプラーの原案になさったという本を、引っ張り出しました。
あえて、先生のサンプルの中にはないバリエーションを、使うことにしました。
何事も、チャレンジです。


残念ながら、元ネタは、8枚綜絖の組織。
みみを作る都合上、7・8枚目の綜絖は、平織り用にとって置きたいので、
変化綾織りの組織は、6枚綜絖で組み直さないといけません。
四苦八苦しております…。
先生のご苦労が身に沁みます…。
で、とりあえず作った、組織図の試案・その1です。


6枚綜絖の変化綾織り組織図


ボケボケの画像で恐縮です…。
この色で織るわけじゃなくて、模様の違いが見やすいように変えてみただけです。
なかなか、おもしろい。
でも、これをバランスよく、うるさくなく、センス良く、使いやすいようにデザインし直すって…。
思っていたよりも、ずっとずっとたいへんでした。
ていうか、まだ進行中ですけど(笑)。


WEAVE POINTも、めっちゃ大活躍です。
組織図を作っている間に、タイアップのミスを発見したりして、そのたび、やり直し。
だから、上↑の組織図も、実はミスが何箇所もあるんですよ。くー(涙)。
でも、この四苦八苦が、納得できる、いい作品への第一歩ですから。
実は、けっこう楽しんでます♪


色も考えなくちゃいけないなー。
素材は、細い糸で、やわらかーく織りたいなー。
そんなこんなも含めながら、もうしばらく試行錯誤します。





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前回のローセンゴンマットを織った上げた時、経糸が余りまして。
急遽、図案を考えて、ミニマットを織りました。
思いつきのデザインで、とりあえず織ってみよう!と、軽い気持ちで取り組んだにしては、まずまず…。


こちらが表 ローセンゴンミニマット 表

ローセンゴンミニマット 裏 こちらが裏


どっちをどっちにして使うかは、好みの問題なのですが。
こんなにわかりやすく表と裏が違うと、気分で変えて楽しんでもいいなあ…と、一枚で二度おいしい感じ。
ふむ、ローセンゴンもおもしろいです。
まったく意図してなかったので、余計に、ですね。


実は、次もローセンゴンを織るつもりで、経糸を用意していました。
4mくらいだったかな?(苦笑)
でも、予定変更。
マット織りは、またの機会にすることにして、巻きものを織りたいと思います。
『VÄV』のバックナンバーを読み返していたら、ショールやマフラーを織りたくなってしまって。
寒くなってきたからかな~。


少し前から考えているプランがあるので、まずは、WEAVE POINTを使って組織図を起こしてみます。 
細い糸で、やわらかい、薄物を作りたいんです。
仕事も、今週でひと山越えそうです。
週末は染めをしながら、織りプランを練りたいなあ…。




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読書ざんまいの夏でしたが、織りもしてました。
じゃん!


ローセンゴンのソファマット


巾55cm×丈290cm、重さ1500g。
コットン100%のソファーマットです。
撮影の都合上、廊下に敷いてありますけど、ソファーマットなんです(←強調)。
だって、私の家で、全長3mに達しようという作品を広げる場所なんて、廊下しかないんですもの。


これは、織っては休み、織っては休みを繰り返した作品でした。
がーっと織る時には、すごいガッツで何時間も織り続けてましたね。
…ハッと気づくと、けっこうな織りミスをしていて、織った倍の時間かけてほどいたりね…。
そして、織らないとなると,1週間~10日間は、放置。
そんなこんなで、夏中かかりました。


出来上がり…、そうですね、デザインや色合わせには、大満足!
実家のソファーは、モスグリーンのシックな感じなので、それに合わせるには抜群!
イメージ通りの仕上がりになりました。


反省点は、そりゃもうてんこ盛り(涙)。
織り始めは、けっこう丁寧に緯糸を打ち込んでいるのですが、だんだんと、甘くなり…。
はじめと終わりでは、ひと柄の大きさに、けっこうな差がついてしまいました…。
段数で数えるだけではなくて、物差しを当てながら織らないと、ダメですねえ。
反省。


あと、端をオリエンタルプレイトで処理したのですが、その方法が間違っていました!
やってる時に、なんか変だなとは思ったんですけど。
何を間違っているのかわからないまま、やってしまいました。
ほどけてこないから、結果オーライですが(涙)。
ひとつ手順を飛ばしてしまってたんですよ~。もう、ばかばかばか!
間違えた分、正しい始末の仕方はしっかり身に着いたので、これも結果オーライ(…?)ですけど。


間違えたから、仕上がりが甘いからと見せ渋る私に、先生は、
「間違えたというなら、なおさら見せてもらわないといけません」
と、断固とした構えを崩さず…。
おそるおそる持って行ったところ、デザインと色合わせに、思いがけないおほめの言葉をいただきました。
えへへ。そして、打ち込みの甘さも、
「ソファーマットなら、このくらいのやわらかさの方で、よかったのでは?」
と言われました。ほっとしました~(笑)。


間違えて覚えていたことや、柄の大きさがアンバランスになったことは、大いなる反省材料ですが。
大きな作品を仕上げたことは、自信になりました。
ジャックルームでマットを織ったのも、初めてだったし。
いろいろ、今後に生かせること・生かさなくてはいけないこと、多かったです。
何事も経験ですね。





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大きな、お昼寝用の裂き織りマットを作ろうと思い立ったのは、引っ越して間もなくのこと。
捨てずにとっておいてよかった~と、クローゼットから古いシーツを引っ張り出しました。
でも、それでは、「お昼寝用」には、足りません。
実家の母、母のお友達、などなど多方面からご協力をいただきました。
ありがとうございました!
集まりました、なんと5kg超~!!


裂き織りの準備


9割は、古いシーツです。
その中に、なぜこんな布があったのかよくわからない、カラフルなムラ染めのプリントがあったり…。
あざやかな空色に雲がぷかぷか浮かんでいる、中途半端なサイズのプリントがあったり…。
もう要らないと言われた、エスニックな柄のオーバーオールをほどいた布があったり…。
(オーバーオールをほどくのは、本当にたいへんでした! リッパーって素晴らしい道具ですよ・涙)


私の古シーツは、同じような色合いのばかりなので、パンチに欠けるなあと思っていたのですが。
いやいや、ほかの方からいただいてみるものです。
押し入れの奥を発掘(!)してみるものです。
一気に、バリエーション豊かになりました!
色合わせを考えるのも、がぜん、おもしろい。
両端とセンターを決めて、どんな順番でどの色の布を入れようか、楽しく色遊びをしました。


私のジャックルームくんは、本格的に、がしんがしん!と、マットなどを織るのには向きません。
意外と繊細くんなので(…苦笑)、やわらかーく緯糸を入れる、マフラーやショール向きなのです。
マットは、お教室で、先生の大きな天秤式の機(確かトイカ社製)をお借りして織ります。
この織り機がまた、使いこまれた木材がいい感じに飴色になっていて、かっこいいんですよ。
あ、うちのジャックくんも、そこそこ使いこんだ顔にはなってきましたけどね、まだまだかないません。


でもねえ、お昼寝マットに、果たして5kgも布が必要なのでしょうか…?
余ると思うんですよ。
と、先生に相談してみたら、
「あら、2mを越えてもいいんですよ。織れるだけ織ってみたら?」
おおー、大胆なお返事(笑)。
そうですねえ、私も身長がそこそこ高いことですし、マットが大きくなってもいいかな。
綾織りで、分厚くて長~いマットにチャレンジしましょう!


運が良ければ、来週、29日のお稽古から裂き織りにとりかかれるかも…?
うきうきして、作品ノートに塗り絵をしています。
どんなマットが作れるかな♪





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今日は、名古屋市某所で、染め体験講座を開きました。
参加して下さった方々の平均年齢は、推定70~80代。
自信がないわ、こんなことしたことないわ、と口にするみなさんに、私は、気付いたら、こう言っていました。


「お一人お一人、自由に作ってくだされば、いいんですよ。
 世界で、一枚しかないハンカチを作りましょう」


そして…。
世界に一枚しかないハンカチが、たくさん生み出されました…!


べんがら染料で絞り染め・1
 ↑ 一番最初に仕上げた方の作品です。

べんがら染料で絞り染め・2
 ↑ シックで、センス抜群ですよね。
   絞りは片すみにとどめて、その分、丁寧に染め分けをなさってました。
   染め分けた部分が、ほわっといい感じにぼやけてステキ…。

べんがら染料で絞り染め・3
 ↑ この方は、あえて二色使わず、一色を丁寧に重ね染めなさってました。

べんがら染料で絞り染め・4
   右下に細ーい線で、白く染め抜かれています。なんとこれ、割りばしで作られたのです! ↑


手軽に染められるように、ビー玉・輪ゴム・割りばし・太めのタコ糸を使いました。
それだけで、30分足らずでこれだけの作品が作れる…、みなさんすごいです。
ほんとに楽しんでくださって、笑顔がいっぱいで、2時間、私も楽しかったです。


決まりがあるわけじゃないから、絞り方を教えたら、
「自由に作ってくださいね」
と言うしかないんですよね。
多くの方は、自由にって言われても、出来ないわ~とおっしゃって、しりごみしていらして。
でも、布を手にとって、一か所絞ると、どんどん、どんどん…。
手元がおぼつかない感じだった方も、ひとつ出来ると、びっくりするぐらい積極的になられるんです。


絞り終えたハンカチを、染料の中に入れて手を動かしていた時の笑顔といったら!
すっごくかわいかった…!
あとでスタッフさんに聞いたら、絞り染めのハンカチを作ったみなさん、
「これ、今作ってきたのよ」
と、お仲間に見せ回っていらしたとか。
うれしい。
来てよかった。


またお手伝いさせていただけるといいな。
「世界に一枚だけの、一番すてきなハンカチ」作り。






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すてきな手織りコットンショールに、出会ってしまいました…。


からみ織りのコットンショール 二つの顔


からみ織りのコットンショール。
逸品です。
布が、真ん中あたりで緯糸が、ぴしっと変わっているんです。
半分は、ブラウン系のシックな色合いで、からみ織りは、すそに2段ほど。
もう半分は、若草色っぽい明るい色合いで、全面に意匠を凝らしたからみ織りが…!
『一目惚れ』ならぬ、『二目惚れ』した瞬間でした。


またこの『全面(半面)からみ織り』の、うつくしいこと。
ただのからみ織りじゃ、ないんですよ。
いったいどうなっているのだ!?と、ディスプレイからショールを手に取り、布に見入ってしまいました…。
平日の、お昼すぎのギャラリースペースで、かなりの不審人物だったにちがいありません(苦笑)。
それだけすてきだったんですよ。


これは、タイのチェンマイの南(…といってもかなり離れているそうですが)の村で織られたのだそうです
化学染めなのか、草木染めなのかは、聞き忘れました。
鮮やかなオレンジ色が、経糸にも緯糸にも使われているので、化学染めも使っているのだと思います。
でも、巻いてみると、ほんのり藍の香りがしました。
たてじまの、藍色と白の絣は、藍染めなのかもしれません。


私のお財布にとっては、安くはないお値段でした。
でも、この一枚にかけられた、途方もない手間と時間を考えると、ありえない安価だと思いました。


薄くて、軽くて、やわらかい、この布。
経糸に物差しを当てると、センチあたりの経糸本数は、14本くらいでした。
それが、66センチ幅ですから、経糸総本数は、ざっと計算しても、900本を越えます。
14羽の筬に通すって、どんなに大変なことか。
そしてこの、からみ織り。
デザインからして、半綜絖などの仕掛けによるものではなく、手で経糸を絡めたのでしょう。
なのに、技法におごることなく、やわらかく、均質な、やさしい布を織る…。


遠いタイで、この経糸を機にかけ、緯糸を通し続けたのは、どんな織り手なのでしょうか。
その人が織る布を、もっと見たいと思わずにはいられません。


この布だけでなく、ギャラリーには、ほかにももっともっとたくさんの布がありました。
タイやラオスで、手織りされたり、草木染めされた糸を使った作品たち。
ジャケット。
スカート。
プルオーバー。
ショール。
ベルト布…。


もし、もっとたくさん、自由に使えるお金があったら、もっともっと買っていました!
…やばすぎる(笑)。
ぜいたくだなあ!と、しばし目が離せなかったのは、手織りコットンのブランケット。
幅広のマフラーを3枚はぎにして、それがさらに二重になっていました。
ずっしりと思い、あたたかいに違いない、春色のブランケット。
ステッチは、すべて手作業…。


くー。惚れてしまったものが多すぎます。
手織りコットンブランケットと、手織りシルクのシンプルジャケットと、幅広のベルト布。
欲しかったなあ…。
お金持ちになりたいなあと、しみじみ心から思ったことでした。






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『手織り大全』の購入に、躊躇している私ですが。
それと同じくらいか、モノによってはもっと値が張る洋書は、さくっと買ってしまうのはなぜでしょう…?
やっぱり、組織織りの世界に踏み込んでいくと、和書は、物足りなくなるんです。
どなたかが、やはりブログで書いていらしたけど、
「もっと上級者向けの、日本語の織りの本があればいいけど、需要がそんなにないんでしょうね」
…まさに。きっと、売れる部数なんて、そんなに見込めないんだろうな…。


さて、ここ最近購入した洋書の中で、おススメなのが、この本。
この記事を読んでいる方の中に、いま、多綜絖の織り機の購入を検討しておられる方がいたら…。
この本を読んだら、4枚綜絖じゃなくて、8枚綜絖の機が欲しくなること、請け合いです(笑)。


Warp and Weft: Lessons in Drafting for HandweavingWarp and Weft: Lessons in Drafting for Handweaving
(2011/06)
Mariana Eriksson、Gunnel Gustavsson 他

商品詳細を見る



これは、もともとスウェーデン語の本。
あちらでは、たいへん有名な本なのだそうです。

これが、スウェーデン語版 → Varp och Inslag


この本は、組織織りの勉強に役立つし、フルカラーの織り地写真もとてもきれいで楽しい。
構成は、

・平織り
・平織りのバリエーション
・綾織り
・綾織りのバリエーション
・朱子織り
・ブロックダマスク
・4枚綜絖の方形組織(ハーフダレル、オーバーショット、クラックル)

…以下、ハニーコム、二重織り、ランパス、ダマスク、色糸効果の織り、まあ盛りだくさん!
フルカラー全187ページ(…のあとに白いページが何枚もあるけど)。
基本、英語です。
けど、技法によっては、英訳のしようがないらしくて、スウェーデン語が混じっているのがご愛敬。
多綜絖の組織織りが、楽しくなると思います。


ただ、どんな糸がその組織に向くのか、とか。
織るときに、どんなコツが必要なのか、とか。
そこまで手取り足取りでは、ないです。
あくまで、「組織」の勉強の本ですから。
だから、スウェーデンの織りの代表みたいに言われる、ローセンゴンやブンデンローセンゴンは、載ってません。


てな感じです。
装丁は、スウェーデン語版の方が好みだけど、文章も読み解くなら英語じゃないとさすがに無理なので。
英語版、出してくれてありがとう!でした。








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先月下旬に出版されたこの書籍は、この業界(!?)内で、けっこう話題になっているようです。
実は私も、興味しんしん。


手織り大全手織り大全
(2011/09/21)
箕輪 直子

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買おうかどうしようか、迷っています。
第一の理由は、初版にはページの差し替えミスがあることを、筆者の箕輪さんがブログで書いていらしたこと。
私の卓上ばたは、リジット。
その差し替えミスの起きたページの掲載されていた図は、リジットの場合だったらどうなるか、というもの。
これが違っているのは困るので、再版を待っています。
…ワガママ(苦笑)。


でも、組織織りならジャックルームかテーブルルームを使ってますので。
その図がどーなのかという点は、私にとっては、実はさほど問題ではない。
じゃあ買えばいいじゃん!
でも…。
ブックレビューとか、染織(特に織り)関係の方のブログを読むと、評価が微妙なのです。


「いい本である」ことは、私が見た範囲では、誰も否定してません。
価値ある一冊なのでしょう。
で、どこが微妙かというと、
「初心者に役立つ」「(織りを)かじっている人には、物足りないかも」
という評価が、同時に散見されること。
うーむ…。


私はどこに当てはまるのだ…?


多綜絖の組織織りは、洋書はとても充実していておもしろいです。
実際、『VAV』や『HANDWOVEN』が届くのは、毎回楽しみだし。
我が家の織り関係の本のほとんどは、英語がスウェーデン語ですし。
でも、決して語学が堪能なわけじゃないので!
日本語の、組織織りの「水先案内人」的な本は、やはり欲しいのです。



さすがに、7年も8年もやってて「初心者です~」とは、よう言いません。
では私にはこの本は必要ない、魅力がない、と断言できる自信は、まったくない。
…しかたない。
大きい本屋さんに、探しに行って、立ち読みしてみよう。




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9月いっぱいかかって、ランナーを2種、織り上げました。
カレリアンレースです。


カレリアンレースのランナー2種


いずれも、サイズは巾31.5cm、茜の方がちょっぴり長いけど、いずれも丈は120cm強。
50羽の筬を使って、そうですね、中細くらいの綿麻の糸を、強めに打ちこみました。
だから、大きさのわりにずしっとします。140g程度。
ランナーだから、軽くてズレやすいものよりも、このくらいしっかりしたものの方がいいのかな。
作品をひとつ仕上げるたび、学ぶことが多いです。


今回使った、カレリアンレースという技法は、平織りのうつくしさが、命です。
だから、かなり気をつかって織りました。
経糸と緯糸のバランスがきれいにそろうように…と。
その点は、とても満足。
半分にたたむと、なんと!それぞれの四角形が、ずれることなく重なるんです…。ふふふ。
我ながら、でかした!って感じ。


画像をアップにしてみますと、四角形の大きさが違うのが、わかります。


カレリアンレースのランナー 拡大


緯糸が茜色の方が、平織り部分が正方形に近く、経糸・緯糸ともに生成りの方は、長方形です。
少し変えただけで。印象って変わりますね。
緯糸の色による違いも、そんなに深く考えていなかった分、おもしろく感じます。
片方をキッチンのカウンターに、もう片方を玄関の下駄箱の上に、と思って作りました。
生成りの方が、目にやさしいかな。
きっと、過ごす時間の多いLDKの一角に、この生成りのランナーが安らぎの空間をもたらすことでしょう…。
(『劇的!ビフォーアフター』のナレーションふうにお読みください・笑)


全体的には、満足。
もちろん、反省点もいくつか。


まず、みみが、いまいちきれいにそろっていないこと。
生成りの方は、あまり目立ちませんが、緯糸を茜色にした方は、ちょーっと気になる感じ…。
あと、仕上げで大ミスをしました…。
オリエンタルプレイトで端を仕上げた時、寝ぼけてたんですよ、少し。
で。
糸をおかしなところに通して、あれ間違った、あれ?あれ??あれれ???
…収拾がつかなくなり、ええ、ぱっと見にはわかりませんが、よく見ればわかる残念な一部分が…。


画竜点睛を欠く、という故事成語の意味を、深く深く感じ入る出来事でした。
今度から、眠くなったら、どんなに早く仕上げたくても、もう絶対に作業はやらないぞ。





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今年も作りました、栗の渋皮煮!


栗の渋皮煮2011


2日がかりの作業、連休の後半二日間はこれに消えました…。
でも楽しいし、おいしい成果が待っているから、いいのです。
これは、ここ数年、母とおこなう、秋の恒例行事になっています。
栗を買ってくるのは、いい栗を先に見つけた方。
鬼皮をむくのは、母の仕事。
アク抜きをして、ことこと煮て、味付けをするのは、私の仕事。
分業制になっております…。


鬼皮をむく作業は、母の手にはしんどいかな、と思ったりするのですが。
私よりも、よっぽどきれいに丁寧にむいてくれるので、お任せです。てへ。


アク抜き→煮込み→味付け の作業が私なのは、レシピを持っているのが私、という現実もあるのですが。
実は、アク抜きの時に出る、赤黒い煮汁が、お目当てなのです。
そう、染料にするのですよ。うふふー。
はじめて渋皮煮を作った時は、そんなことを考える余裕もなく、全部捨ててしまっていました。
なんともったいないことを!


でも今は、捨てたりしません。
いろいろ染めます。
糸も染めますしー。
色あせた草木染めのプルオーバー(コットン)も染め直しました。
かなり染めたおしても、まだまだ色が残るので、染め甲斐があります。


今年は、さて、何を染めましょうか。
前に染めたウールの糸は、使ってしまったしな~。
やっぱり、ウールを染めようかな。


あれこれ考えながら、お茶うけにいただく渋皮煮。
我ながら、甘くておいしーい。
今年は、去年よりも甘くてほっこりしてます。いい栗だったんだなあ。
至福のひとときです…♪






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せと・あとりえ参道にて…


昨日のお買いもの、一覧でございます~。
どれも一点もの、出会いもの。
休日に、予定にない外出って、滅多にしない私なんですけど。
お出かけしてよかったです。


そのきっかけを作ってくれたのは、左上のカップ&ソーサーの作者、Mさん。
お電話を下さったのです。
いまこういうところにいるんだけど、機織りの実演をしているブースもあるのよ、来ない? …って。
そこで、私もお店を出しているから来てよ!と、言わないところが、Mさんらしくて…。
Mさんの作品も売ってるんですよね?って、水を向けてはじめて、実はそうなの…って(笑)。


ひさしぶりにMさんにお会いできて、そして作品にも出会えて、幸せなひとときでした。
Mさんの作品は、昨日の記事で採り上げた作家さんの作品とは、まったく趣の異なるものです。
違う魅力があります。
ほっとするんです。
やさしい、手作り感。


カップは、両手に包みこめる大きさ。
手のひらに、やわらかくなじむ、ほっこりぽってりした感触。
飲み口はすこーし外側に反っていて、口を当てた時に、ちょうどいい感じ。
カップ&ソーサーとして使ってもいいし。
湯呑み&お菓子皿として使っても、いいかも。


手前の髪留めゴムの陶器は、Mさんと一緒に作品を出していた方の手によるもの。
おしゃれな小物がいっぱいありました。
またの機会があれば、いいな。


そうそう。
Mさんが知らせてくださった、手織りのブースにも行きました。
ずいぶん以前に、一度見学に行ったことのある工房の方たちでした。
さをりの織り機が置かれていて、実演・体験もできるようになっていて。
工房の生徒さんたちでしょうか、たくさんのスタッフが、たくさんの作品を置いていました。


それは、素朴で魅力的な作品たちでした。
シンプルな平織り。
色づかいがうつくしくて、それぞれに個性的で。
私が作りたい、目指したい方向性とは、違うけれど。
やっぱり、いいものは、いい。
ほかにもいろんなものがあって、おもしろいなあと思いました。


作家を目指すわけではない、と言ったくせに…。
やっぱり、作り手の端くれで、ありたいようです、私(笑)。
出不精をちょっとあらためて、いろんな作品を見て歩くようにしたいもので、あります。





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陶芸作家T氏の花器


秋ですねえ~。


こちらは、本日、「せと・あとりえ参道」にて出会った、若い陶芸作家さんの作品です。
すてきな花入れ…かと思いきや、そうと決まったものではないんですよ、と、話してくださいました。
黒い布で覆われたテーブルの上には、まぶしいほどに白い陶磁器が、並んでいました。
ほかのブースとは、なんだか雰囲気が違いました。
まるで…、ギャラリーの一角のようだったのです。


真白い、ビアマグ、マグカップ。
真白い、白い平皿。
真白い、さまざまの器。
真白い、四角い陶磁器本体に、部品を取り付けた時計。
そして、秋の花が生けられた、花器…。


お花が生けられていたからといって、花器、と決めて作られたわけでは、なくて。
こんな使い方もできます、遊んでください、という提案をしてくださっているようでした。
ビアマグを、日にかざしてみてください、と言われてそうしてみると…、そのうつくしさに、びっくり…!
光の模様がうつくしく、陶器の肌を透りぬけるのです。
そのほかの作品も、よくよく見せていただくと、ただ真白いだけではなくて、さりげないセンスがいっぱい。
きれいで、洗練された作品ばかりでした。


これは、趣味で作っているレベルではありません。
うかがってみると、やはり若き陶芸作家さんで、ギャラリーに作品を出すこともある方でした。
だから、お値段も、それなり…でした。
作品(商品、というイメージじゃないんですよ)の裏の、お値段シールを確認した時、緊張しましたもん(笑)。
なんというか、こういう「趣味の手作り作品バザール」的なところには、不似合いなお値段だったんです!


でもねえ、作品いっこいっこを見せていただいて、制作の過程をうかがっていると、納得なんですよ。
お値段、って、作家を張るなら、その方のプライドの表れだと思うんです。
極論を言うと、
「お値段に納得いただけないなら、買っていただかなくて結構です」
みたいな。…言いすぎ?(苦笑)
そういう心意気って、とーってもとても大切なものだと思うんですよ。


で。そのブースで私は、運命の出会いをしてしまいました。


…この子に♪ 陶芸作家T氏の花瓶


花瓶です、花瓶。
画像もなかなか美人ですが、実物は、もっとずっと美人です!
中は、深さ10cm強、直径9cm程度の円筒です。
外見からは、想像できませんよね?
シャープでいて、エレガント。クールなラインなのに、あたたかい。
そして、魅力的な分、お値段も、なかなか手ごわい…(笑)。


でもねえ、それだけの魅力があったし、価値があったと思います。
念のため書き添えますけど、何万円もしたわけじゃありませんよ!
画廊やギャラリー、デパートの「職人展」などだったら、あまり疑問を持たずに買うであろう、お値段です。
…でもそんなこと、帰宅してから、しみじみ思ったんですけどね。


繰り返しになるけど、ああいう「趣味の手作り作品バザール」に並べるレベルの作品じゃないな、と思いました。
今度、この作家さんの作品にお目にかかるなら、ぜひ、ギャラリーでも拝見したい。
ぜひ、再会したいもので、あります。
すっかりファンになってしまいました(笑)。


というわけで。
私がブースを立ち去る時、背中の方から聞こえた、
「え~、高いわ~。これ、まけてくれないの~?」
と笑いながら言っていたオバサンに、ぜひ申し上げたい。


あのね、作家さんの作品を気軽に値切るっていうことはね、その人を軽んじてるってことなの。
安易にいうのは、失礼なのよ。
そこのところをわきまえてから、もう一回、出直してきてくださいね。
真剣にものを作ることに向き合ってる人の思いのつよさを、甘く見ないでくださいませね。







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去る9月30日・10月1日に、名古屋市内某所で開催されていた『趣味の作品展』に出品しました。


趣味の作品展2011

     趣味の作品展2011


2010年秋~2011年夏にかけて取り組んだ作品たちです。
お教室で作ったもの。
自分の家で、プランを立てて作ったもの。
それぞれ、その作品に取り組んだ時のことを、展示しながら思い出しました。


これは、あくまで展示する場なので、売ったりはしないんですけれども。
それに、私も一日中この場に張り付いていることはできなかったんですけれども。
でも、見た方にいろんな声をかけていただいて、とてもうれしかったです。
なかなか、お仲間や家族以外に作品を見ていただく機会って、無いですものね。


うれしかったのは、美術関係のお仕事をなさっている方に、
上↑の一枚目の画像の、からみ織りののれんを、
「あれは、どこかの工芸品展に出してもおかしくないですよ」
と、声をかけていただいた時。
なんとも晴れがましい気持ちになりました。
ご褒美半分だったとしても、ほんとにうれしかった。励みになりました。


二枚目の画像の手前に写っているローセンゴンマットは、夏中かかって作ったものです。
これも、人目を引いてくれました。
「素材は何ですか?」
って聞かれることも、多かったです。
そのほかの作品も、素材は何なのか、いろいろ聞かれました。
それを説明しがてら、あれこれとお話がはずむのも、どきどきと楽しかったです。


こういう機会をいただけることに、とても感謝!
いい刺激をいただきました。
来年も出させていただけるかしら?
お声をかけていただいた時に、恥ずかしくない作品を用意できるように、精進しなくては。





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こひつじちゃんたち


とんと、ブログはご無沙汰でした。おひさしぶりですー。
「体調悪かったの?」
と、リアルに知っている方からもご心配いただきまして、やーこれはまずいかも、と、更新しています(汗)。
はい、いたって元気です。
ただ、めっきりパソコンとは距離を置いてて、読書と仕事三昧だったという…。
織ってましたけど、その作品については、またおいおいご紹介させていただきます。


で。タイトルに挙げてしまいました、「オーダーをお断りした理由」
んー、近況報告にふさわしいタイトルじゃないなーと思ったんですけど。
これにかかわるあれこれに決着がついたことが、ブログ更新のきっかけになったので。
覚え書きっていうんじゃないですけど、タイトルに持ってきました。


かなり、苦い、そして、痛い思いいっぱいの、そんなあれこれでした。
でも、織りや染めと、自分がどんなふうにかかわっていきたいのか、それを考えるいい機会にはなりました。
そういう意味では、よかったと思います。


私はたぶん、「染織作家」とか「クリエイター」と呼ばれる人たちを目指すことはないんだろうな、と。
そんなふうに、考えています。
だって、ピアノを習った人、みんながピアニストを目指すわけじゃないでしょう?
音楽が、あるいは、ピアノが好きだから、弾けるようになりたいと思うから、習うんでしょう?
私は、「織れる」ようになりたいから、学んでいるんだなと思いました。
いまさらか!って感じですけど(笑)。


欲を言えば、作品にお値段がついて、それを喜んで買って下さる方がいる、そうなったらいいなとは思います。
いつかは、ね。
うーん、そんな日が来るのだろうかー…。
今の自分が目標とするのは、お世話になっている先生に、胸を張って見せられる作品を作ること。
先生の眼鏡にかなわない作品しか生み出せないようでは、ダメだと思ってます。
かなり高いハードルですが。たは。


やっぱり、そのためには、作り手として、作品の一つ一つに、妥協をしないこと。プライドを持つこと。
それって、必須だな、と思うようになりました。
ううん、思いを強くしました、かな。
タイトルの「オーダー…」にまつわるいざこざは、そういう葛藤との戦いでもありました。


私は、うまく言えませんが、妥協を求められていたのです。
あなたは、所詮、趣味でやっているんでしょう、お金を出してあげるんだから、これくらいは…と。
でも、結論から言うと、私は、妥協できませんでした。
だから、お断りしました。


きっと、傍目には、私の方が意固地で、そして生意気に見えたことと思います。
でも。
生意気だと思われてもいい、そう思えたし、いっそすがすがしくもありました。
私なりの、譲れない一線、とでもいうのでしょうか。
そういう何かが見えた気が、しました。


ともあれ。
そんなこんなで、9月のという仕事のピークを越えて、10月入りです。
ぼちぼち、また、いろんなことを書いていくと思います。
よろしくお願いします。






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じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

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