ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

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ターシャ・テューダーの名前をご存知の方は、少なくないと思います。
残念なことに、昨年6月に逝去されました。
本業は、絵本作家。
でももっと注目を浴びたのは、その古き良き伝統を守るライフスタイルではなかったでしょうか。
ニューイングランドの四季の変化を楽しみ、昔ながらの生活を送る彼女の姿は、自然すぎて不思議なほどでした。
この現代で、電気・ガスをあえて使わないで、薪ストーブと蜜ろうそくで暮らすなんて。
それは、あこがれるけれど、実践する勇気の持てない、古き良き生活…。

ターシャに関しては、いろんな本が出版されていますよね。
絵本。
ターシャ残した言葉。
ガーデニング。
アンティーク。
ドール・ハウス。
そうそう、NHKからは、DVDも出てましたっけ。

でも私がとりわけ彼女にひかれた理由は、生活づくりにありました。
だから、いろんな本がある中で、この一冊がどれよりも好きで、何回も読み返しています。

暖炉の火のそばで―ターシャ・テューダー手作りの世界暖炉の火のそばで―ターシャ・テューダー手作りの世界
(1996/12)
トーバ マーティン

商品詳細を見る


内容は、以下のように多岐にわたっています。

すべてはこの手から    はじめに
1 木と土のぬくもり    かご編み・木工・焼き物
2 植物の美しい力    花・ハーブ・亜麻
3 動物たちの仕事    チーズ・バター・毛糸・石けん・ろうそく
4 台所のにぎわい    保存・料理・ジュース作り
5 糸から布へ       染色・織物
6 針を持つ時間     キルト・編み物・裁縫
7 おとぎの国のターシャ マリオネット・ドールハウス・ぬいぐるみ

どの章もおもしろいです。
筆者とターシャ本人も、とても近しい間柄のようです。
それも行間から伝わってきて、読んでいて心地がいいです。
こんな素敵なお友達がいるのよ、あなたも遊びに来てみない? とお誘いを受けているようで。

私自身も、織り・紡ぎ・染め・編み物をするのが、好きです。
本の中でも、そこにかかわる内容に、大いに惹かれました。

でもー。
シャツを織るのに、亜麻を栽培することから始めるなんて、もう信じられない!
そういうところが、ターシャのターシャたるゆえんなのでしょうけれど。
『種を蒔いて、シャツを作ったことがある』
なんて…。冗談かと思いますよね(笑)。
それがほんとのほんとだから、すごい!

ターシャは、4台の糸車を持っています。
(↑私ももう一台欲しいのがあるのですが、これを読むと誘惑に負けて買いそうになります・苦笑)
『糸を紡いでいると、気持ちが落ち着くの。それに満足感もあるわ』
大きな糸車の写真に添えられていた、ターシャの言葉には、とても共感します。

秋の終りに、アキノキリンソウが咲くと、草木染めをします。
でもその工程は、私の習ったものと著しく違っていて、ある意味、衝撃的でした(笑)。
まず、媒染する時の、みょうばんと酒石英の分量を見てびっくり。
『毛糸500gに対して、みょうばん85gと酒石英30gの割合で溶かした液に1時間浸す』
…そんなにいっぱい使っていいのか…。
今度、試してみたい気がしますけど、うーん、悩ましい。

そして、媒染して、染色する前に石けんで完全に媒染剤を洗い落とす、というくだりにもびっくり。
ちゃんとその理由も書いてあるんですよ。
目からウロコがぼろぼろって感じ。
試してみたいけど…、以下同文。

ターシャが染めに使う素材は、決まってます。
は、クログルミ、アキノキリンソウ、アキノキリンソウ&インジゴ、コチニール、アカネ、アテキュー、インジゴ、タマネギ。
広いバーブガーデンを持っているのに、そのほかの植物染料を使わないのにも、理由があります。

『ほとんどの植物には、いくらかの染色作用は必ずあるわ。でも堅牢度の高いものは少ないの。
私たちが使っているのは、タマネギ以外は全部、堅牢度のが高く、時間がたっても色落ちしないものばかりよ』
そうして、日光と水のテスト(日にさらした後、水で洗う)に合格した毛糸は、いよいよ布になるのです。

では、織りの話は、次回にて(笑)。






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コメント

糸車

あの会社の糸車ですね?
お花の名前のものなら一台在庫があり
年内納入可能と伺っておりますが・・・
と悪魔のささやき(笑)

堅牢度の高いもの、ですか。
ターシャテューダーはおとぎ話の国に生きている人との
認識しかありませんでしたけど
ずいぶん実用的な考えの持ち主だったのですね。

ターシャの織りの話も楽しみにしております。

Re: せみのうるさん

せみのうるさん、こんにちは。
そうなんです、ターシャはとても現実主義で、地に足のついた人だったようです。
彼女のガーデニングや手仕事について書かれた本を読むと、実に面白いです。
その実際的な性質と、ユーモアにみちたちゃめっけいっぱいの性格のまじりあった感じが、かわいらしくって。

糸車はね、そこまで高望みはしていないんですの。ちょっとした気の迷いなんです…(笑)。

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じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

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