ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

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中国の西南、雲南省・貴州省・四川省には、たくさんの少数民族が住んでいることを、ご存知ですか?
中華人民共和国は、人口の9割は漢族ですが、残りの約1億3千万人強は、様々な少数民族なのです。
北京オリンピックの開会式で、色とりどりの民族衣装で出て来ましたよね。
あの時は、それが「やらせ」だったことで話題になっちゃいましたけど(苦笑)。


知人、といってもネットを通じての知人なのですが、ひょんなことから彼女のお仕事に少しかかわりました。
その時、お礼ですと言って、雲南地方の少数民族が作った手刺繍の布をいただいたのです。
刺繍は自分では出来ないけど(笑)。
それがどれだけの手間暇をかけて作られたものなのか、その価値は私にもわかります。
ご好意に甘えていただいていいものかと迷うくらい、とても素晴らしいものでした。


でもね、使いみちを思いつかなくて。
本当にきれいだから、額に入れて飾っておこうかと思ったくらい。
でもそれって、布の本来の使いみちじゃないですよね。
そんなこんなで悩んでいたら、またも、棚からボタモチ。
職場の後輩のお母さんがバッグに仕立てて下さる…という話がとんとんと進んで。
こんなすてきなバッグに仕上がりました!


アンティークの手刺繍布のバッグ


巾40センチ×深さ30センチ×マチ10センチの、大きなショルダーバッグです。
持ち手が太くてしっかりしているので、本や書類をたくさん入れても平気。
すごーい、うれしい!
仕立ててくださったお母さんは、元のアンティーク布に、ほとんどハサミを入れずに仕上げてくださいました。
うつくしい刺繍が、見事に生かされています…。


刺繍の部分をアップにしますね。→ すべて手で刺繍されたアンティークです


惚れ込んでいた布が、日常の中で生かされる姿に生まれ変わるのを見るのは、やはり感無量。
布を譲ってくださったMさんに、改めてお礼を申し上げたいです。


ここ最近は、中国と言えば「領土問題」「反日デモ」とか、殺伐とした言葉ばかり。
でもなあ、そうじゃなくて、歴史とか文化とか伝統とか、そういうことに目はいかんものですかね。
お互いを知り、学びあうこと、認め合うことによって、次の一歩が開けると思うんですけど。


私も、もっと中国を知りたいな。
ささやかな自分たちの文化をはぐくんできた、少数民族のみなさんに会いたいです。
中国のなかでも、経済的には貧しい地域ではあるけれど。
でも、文化や伝統は大切に守られていると信じたいです。
まあ、私のことですから、いつになるかわかりませんけど、ね(笑)。






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コメント

ステキに仕上がって 使い勝手が良さそうですね。
宝物になりましたね・

感情って難しいですよね。
私も食文化にも(食べ物好きだけど虫は駄目なんです)
衣食住には凄く興味があります。

京都の件 お気になさらず いつか何処かで会えると思います。

無理せずにね 

Re: gaboさん

gaboさん、こんにちは。
見てくださってありがとうございます、ほんとに宝物ですー。大事に使わなくちゃ。

私は、中国には、仕事を含めて5回行ったことがあります。
1990年代のまだ貧しかった中国は、確かに不便は色々あったけど、あったかかったんです。
それがここ数年、経済成長とともに、なんだか私の好きな中国はどんどん消えていくようで…。
高度経済成長期の日本もそうだったのでしょうか。
経済的な豊かさと引き換えに失うものはなんと多いことか、今さらながら考えさせられます。

なんてことを考えたりしました。
もの思う秋、ですね(笑)。作品展がんばってください。

刺繍布

素敵なトートバッグですね。少数民族の方からいただいたという布、これは少数民族の中でも人口が多く、貴州、雲南省に点在する苗族(ミャオ族)のものですね。赤ちゃんのおんぶ帯の頭を覆う部分です。刺繍も幾つもの技法を取り入れたものですが、地の布も藍染めでとっても手間がかかっていますよ。少数民族の手仕事物は今やアメリカやヨーロッパなど海外からもとても人気なので、売れば現金収入になります(漢族や台湾人などが買い付けてそれを市場やオークション等で高く売っています)。ですからお礼にいただいたというのは本当に感謝の気持ちが込められているのだと思います。贈った方もこんな風に大切にしていただいたら嬉しいでしょうね。ちなみにおんぶ帯には鋏を入れてはいけない(かぶせ布はいくつかのパートでできていますが、元は紐の部分もあったと思います)という迷信もあるようなので、大きい布のまま使って良かったですね。額に入れて飾るという方法、これも多くの人がしている活用法です。特に古いものはリメイクしないでそのまま額に入れて飾ります。

Re: Judy Yangziさん

Judy Yangziさん、はじめまして、こんにちは。

布のルーツについて、貴重な情報ありがとうございます。
そんな特別な布をいただいてしまったとは…。
苗族の布だったということにも、なんだか不思議な縁を感じます。
実は私が、西南中国の少数民族に関心を持ったきっかけが、苗族だったからです。
お祭りの時期の貴州省に行って、苗族と侗族に会うことは、私の夢の一つなのです。

赤ちゃんのおんぶ帯の頭を覆う部分…、きっと、お母さんやおばあちゃんが、心こめて針を刺したのでしょうね。かけた手間や、こめた心はお金に換算できないもの。
それが、めぐりめぐって今、私の手元にあることが、とても不思議です。

>おんぶ帯には鋏を入れてはいけない

知らなかったけど、もったいなくて、切るなんて、ばちが当たりますよ!
額を飾る習慣のない人間なので、こういう使い方を思いついてよかったと思います。
ますます、大切にしなくっちゃ。

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じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

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