ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

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現在、昼夜織りに取り組んでいます。
昼夜織りは、経糸効果と、緯糸の入れ方…ペダルの踏み替えによって、表と裏で、色を反転させる織りです。
はじめて教えていただいた時は、
「リバーシブル織りっていうのよ」
とお聞きしたのですが、そういう名前では、どこの本にも載っていない…。


でも、「昼夜織り」が掲載されているかというと、これも、なかなか見つけられませんでした。
私の持っている本が少ないということも、もちろんありますが…。
美術出版社『ウィーヴィング・ノート』にも見つけられなかった時は、なぜ!?って感じで。


ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具 (新技法シリーズ 86)ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具 (新技法シリーズ 86)
(1978/01)
岸田 幸吉

商品詳細を見る



この本↑は、日本語の組織織りの本としては、私が一番の頼りにしている一冊なんです。
なのに~(泣)。
あっちこっちの本を見て、やっと、『ハンドウィービング 手織りの実習』で、昼夜織りを発見しました。
綜絖通しの仕組みと、踏み木とのタイアップと、完全意匠図が載ってました。
私が習ったのはこれだ! と、心中ばんざい三唱(笑)。


ハンドウィービング―手織りの実習ハンドウィービング―手織りの実習
(1984/09)
浜野 義子

商品詳細を見る



よかった、よかった。
…ただ、この間、あの本この本とひっくり返している中で、新たな疑問が生じていまいまして。

昼夜織りと、サマー&ウィンターって、別物ですよね?

ある本で、昼夜織り(サマー&ウィンター織り)と紹介されていたので、えええ!?ってなっちゃいまして。
昼夜織りは、4枚綜絖の順通しで、経糸を通します。
でも、サマー&ウィンターは、オーバーショットみたいな経糸の通し方をするんですよ。
ブロックごとに図案が出る、という「結果」では、昼夜織りに似ています。
でも、織り方の「理屈」・柄の出し方における「経糸と緯糸の関係」は、オーバーショットと共通なんです。


うううううむ…。
もし昼夜織りとサマー&ウィンターが同じ理屈ならば、この表紙の作品↓が織れるはずだけど。


HANDWOVEN issue157


組織図を何度見ても、絶対にこれは昼夜織りと同じとは思えない…!(苦悩)
誰か、この謎を解いて下さい。
織りの組織を学ぶって、本当にむつかしい。
学ぶことって、終わりってないんだなあ…。









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コメント

昼夜織りとサマー+ウィンター

はじめまして

昼夜織りとサマー+ウインターは、一見似てますが別物です!

サマー+ウィンターは、フィンランドからアメリカ合衆国への移民が持ち込み、発展したといわれています。四角いブロックの大小で構成される柄で基本の組織と糸使いが決まっています。

ご存じのとおり、綜絖4枚で、2枚ずつ動いていく通し方で、縦糸はすべて細糸を使用。緯糸は、柄になる太糸と細糸の2シャトル。縦と緯の細糸は平織で、地組織になります。

今、製作中の昼夜織りは、順通しということなので、サマー+ウインターとは、この点で既にちがう織物ということになりますね。また、緯糸の太さが同じなら、明らかにサマー+ウインターとは、別物です。

日本は、組織に関係なく、布の表と裏がネガポジの関係だと、昼夜柄とか昼夜織りとか呼ぶ場合もあるので、サマー+ウィンターは昼夜織りに分類できるのかもしれません。

お悩みのHand Wovon表紙の作品は、どちらでもないようです。

オリジナルの作品のようですね。

いきなりで失礼しました。




Re: シィスル567さん

シィスル567さん、はじめまして、こんにちは。
貴重なコメントをありがとうございます。
たいへん勉強になりました…。
なるほど「昼夜織り」の定義としては、サマー&ウィンターも含まれる(かもしれない)けど、
テクニックとしては別物ということですね。
歴史的な経緯は、初めて知りましたので、おおお…と、たいへん勉強になりました。

サマー&ウィンターだと、やはり、柄糸は地糸よりも太くなるのですね
そのように説明が書いてあった…ような気がしたのですが、いかんせん英語だったので自信がなくて。
はい、HANDWOVENの作品は、オリジナルらしいです。
かなり複雑でむつかしい…、いずれチャレンジしたいと思ってはいますが。
ありがとうございました!

いつもとても楽しみに見せていただいております!

シィスル567さんのおっしゃるとおりです。
じぇんねさんの織ってるのって、ハンドウィービング手織りの実習ですよね?
私も大好きな本です。

この本に載っている組織で、昔、
私も最初習いました。
ここに載っているのは組織の分類?でいくと、
二重組織の一種です。

昼夜織りと言っているのは大きく2つあって、
表裏が色違いで出てくる昼夜なんとか(斜文とか朱子)という名前のもの、
それと、たて二重織り、よこ二重織りなどです。
経糸を丸羽で通しているなら、たて二重織りと思います。
この辺、詳しくいつかブログで書きたいです。

私も、いろいろノートをまとめていて
???というのがたくさん出てきてしまい、
困っています。
今回は、
とても興味のあるお話だったので、
コメントさせていただきました。

また、お邪魔しますね!




Re: ひこねあいさん

ひこねあいさん、はじめまして。見てくださってるなんて…、ありがとうございます、恐縮です。
なるほど、タテ二重織りと、ヨコ二重織りの違いですか。
納得です。

教わっている先生に、ダブルウィーブと昼夜織りの違いをお聞きした時、このように教わりました。
「綜絖通し順が違いますよね。つまり、組織の仕組みから違うのですよ」
組織の仕組みが違えば、経糸の通し順も、緯糸の入れ方(タイアップ&踏み順)も変わってくる、と。
なるほど~、でした。

それが頭にあったので、「サマー&ウィンター(昼夜織り)」に、???と、思ったのです。
組織織りって、定義付けがむつかしいですね~。
勉強を続ければ続けるほど、モノ知らずな自分を思い知らされます。とほほ。

コメントありがとうございました。これからも宜しくお願いします。

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じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

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