ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

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NHKのBSプレミアムに、『ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅』という番組があります。
先日、2月23日の朝、初めて見ました。
とてもいい番組でした。


舞台は、石川県能登半島、日本海に面した珠洲市の里山
そこは、世界農業遺産に指定されたところなのだそうです。
日本海から海水を汲み上げ、昔ながらの製法で、製塩をする職人さんがいます。
塩を煮詰めるのに使われるのは、里山の雑木林で集めた、木の枝。
里山の一角に、薪に使うための木を育てる林がありました。


木を伐採し、木を育て、その循環が健全な雑木林を保ち、里山を守り、海を守ることにつながる。
海で働く人が、山を育て、守る。
薪のためではない雑木林で、間伐がおこなわれる。
間伐材は、炭に加工されて、使われる。
里山には、うつくしい棚田が広がっていて…。


ニッポンのふるさとの原風景、そんな言葉が思い浮かびました。
でもしっかり現代の生活が、それを支えていました。
切りだした間伐材や、薪を運ぶのは、ガソリンで動く軽トラック。
軽トラックが走る道は、アスファルトで舗装されています。
道沿いの電信柱、電線。
それは、そこには、古いものと新しいものがきちんと共存して、大切なものを継承している姿がありました。


でも、その場所が、「石川県珠洲市」ですと、日本地図が映し出された時、ひやりとしました。
能登半島の根元には、福井県があります。
言わずと知れた、関西電力の原発密集地、「原発銀座」です。
もし、あのどれか一つでも、福島第一原発のような事故を起こせば、あの里山はどうなるのか…。
ひやりとしました。


ここでそういう話題には、出来るだけ触れたくなかったのですが、避けて通れない現実を感じました。
何年も、何十年も、もしかしたら何百年も継承されてきた暮らしを、原発は一瞬でこわすのです。
あのうつくしい里山も、原発銀座で「万が一」のことが起きれば、世界農業遺産どころの話ではなくなります。
多額の原発交付金をもらっている地元自治体だけでカタが付くのでしょうか?
そんなこととまったく関係のない、原発の恩恵なんてもらっていない地域にも、影響は及びます。
飯館村の例を見るまでもなく…。


うつくしい村。
でも、危機と背中合わせです。
その時が来てからでは、もう遅い。
「その時」を回避するために、今、自分に何が出来るのでしょう。
ほんの10分の番組なのに…。
考えずには、いられなくなってしまいました。






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じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

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