ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

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一昨日、2月26日(日)付けの中日新聞朝刊の、一面トップの記事です。


大正生まれの豊田式織機


――大正時代に製造された豊田式の自動織機が、宮城県栗原市の伝統工芸品「若柳地織(わかやなぎじおり)」
 を織る工場で今も動いている。食器は東日本大震災で大きく損壊したが、経営者は「柔らかな生地の風合いは、
 この機械でないと出せない」と修復にこぎつけ伝統を紡ぎ続けている(記事より)。


栗原市は、岩手県に隣接した内陸部です。
津波の被害こそなかったものの、震度7の地震は、染色の作業場、自宅、織物工場を倒壊させました。
この若柳地織の三代目、千葉孝順さん(62歳)は、梁の下敷きになった12台の織機から使える部品を集め、
6台をよみがえらせたのだそうです。
一度は工場をたたもうとした千葉さん。
それを翻意させたのは、津波ですべてが押し流された気仙沼市の光景でした。


――うちには織り機が残っている。あきらめたら申し訳ない。


自動織機とひとくちにいっても、製造された時期によって、機械によって、生地の風合いが変わるのだそうです。
若柳地織は、やわらかな肌触りが特徴。
最新式の織り機では、早く織るために糸をきつく張るため、硬い布になるそうです。
大正生まれの自動織機は、速度が遅いために、布に適度がたわみが生まれるとか。
それが、独特のやわらかさにつながるのでしょう。


――百年も働き、震災も乗り越えた。これからも受け継いでいきたい。


新聞の一面に掲載された大きな写真には、織機に真剣なまなざしを注いでいる千葉さんの姿がありました。
古い織機ならではの織り物の魅力を、全国に発信し続けたいという千葉さん。
いつかお目にかかれたらいいなと思います。








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コメント

自動織り機でも時期によって風合いが変わるのですね。初めて知りました。
100年もの歴史。力強さを感じます。

織り機再生も力強さを感じつつ、早期復興を願ってやみません。

Re: とまり木44さん

とまり木44さん、こんいちは。
きっといろんな方が同じ思いでいることと思います。
私たち一人一人にできることはささやかですが、出来ることをし続けたいという思いが一層強まりました。

若柳地織を紹介してくださって有難うございます。

はじめまして。若柳地織・千葉孝機業場スタッフの千葉さく子と申します。この度HPを作成しました。全国の物産展の情報などもアップしていきます。ぜひ一度ご覧下さい。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
http://locoplace.jp/t000194183/

Re: 千葉さん

千葉さく子さん、はじめまして、こんにちは。
ブログを見てくださってありがとうございます。
コメントのお名前を見て、まさか…!と、どきどきしました。
若柳地織は、新聞記事で初めて知り、まだ手に取ったことがありません。
いつか宮城に…と思っていましたが、物産展というチャンスがあるのですね!
教えてくださってありがとうございます。名古屋にいらっしゃる日を、心待ちにしています。

名古屋へ伺います

若柳地織を紡いでいる千葉孝機業場の千葉さく子と申します。来る11月7日(水)から松坂屋名古屋店で開催される東北6県大物産展で千葉孝順が名古屋へお伺いいたします。お近くにおいでの際はぜひお立ち寄りください。お待ちしております!

Re: 千葉さん

千葉さん、ご無沙汰しています。
お知らせくださってありがとうございます。
新聞の折り込み広告でも確認しました!
ぜひお邪魔させてください。わ~、楽しみです!

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じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

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