ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
また絵織り(透かし織り)をしたいなあ、なとど思い始めた矢先に、届きました。
待ってたんですよ~。


光のアトリエ 北欧切り絵―アグネータ・フロックの世界光のアトリエ 北欧切り絵―アグネータ・フロックの世界
(2009/11)
アグネータ フロック

商品詳細を見る



少し前に、名古屋のJR高島屋の催事で、アグネータ・フロックさんがいらしたのだそうです。
先生が、そちらで買い求めた、こちら↑の本を見せてくださいました。
そのイベントも、アグネータ・フロックさんの名前も知っていたけど、実はあまり興味がありませんでした。
切り絵というと、中国やベトナムの工芸。
あるいは、伊勢型紙か?…というイメージだったので。
ところが。
本を開いた途端、私の「切り絵」の狭いせまーいイメージは、みごとに粉砕されたのでした。


なんと、色彩豊かな。
繊細な。
ファンタジックな。
物語を、いまにも語りだしそうな生き生きしたキャラクターたちがあふれていました。
モチーフは、ヨーロッパのモノだけではありません。
なんと、しゃちほこや、仙人まで…。


実際、一枚一枚の切り絵に、エピソードや物語が添えられています。
イソップ寓話、神話、スウェーデンの自然などをモチーフにしたものが多いようです。
教会に関係するモチーフも多い、キリスト教が生活の中に根差しているのを感じます。
でも、寓話そのまんま、とは限らなくて、アグネータさんの解釈が加わって味わいを増しています。


いろんなものがありますが、中でも好きなのは、

「キリギリスは歌のことだけを考えていた」
 ―――キリギリスがアリに音楽を聞かせ、アリがキリギリスに食事を与えて2人が共存できる理想の生活――

「習うよりは慣れよ」
 ―――時々は足を大地から離して歩きたいし、夢を持つことも現実と同じくらい大切なことなのです――

「トルコレッド」
 ―――藍染めの本に『貝紫・コチニール・アカネ草』があり、その表紙がとても美しく、そこからイメージ――


この調子で挙げていくと、キリがなくなるのでこの辺で(笑)。


立体切り絵や、モビール、アグネータさんの仕事の過程も紹介されていて、興味深いです。
本格的に織りもなさっていたそうです。
絵織りの作品は、さすがの迫力。
重厚なんですよね。
タペストリー用の垂直織り機(竪機)の写真は、光にあふれてステキです。


切り絵は、とても軽やかでかわいらしいです。
中間色のような、微妙な色をたくさん合わせたその色づかいは、日本人の感覚にどこか似ているようです。
私、ふと、浮世絵を連想してしまいました。
まったく技法は異なるんですけどね。
繊細な手の技、という点が共通しているから、かなあ。


アグネータさんの創作の世界は、ほんとうにステキで、奥行きがあります。
ひと真似ではない、ほんものの人生がそこにあるからですね。
私は、何か語れるものを持っているかな? …まだまだです。
私が絵織りで語りたい世界って、どんなものだろう?
この問いは、締め切りがあるわけではないので。
ゆっくりゆっくり考えて、探したいなあと思います。






ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
スポンサーサイト

コメント

最近、靴下編みを教えてる方からアグネータさんの番組を録画したDVDをお借りして、初めて彼女のこと知りました。
広いお庭で食事したり、ご主人と染料にする植物を集めたり、アトリエで織ったり、素敵な暮らしぶりでした。
切り絵もとってもきれいですよね。切ってから色を塗っているのが面白かったです。

Re: すぎもとさん

すぎもとさん、こんにちは。
確か,BSの番組でしたっけ?
切り絵だったら興味ないや、とスル―してたんですが、惜しいことをしました!
北欧のターシャ=テューダーさん、ってとこでしょうか。
ご自身のライフスタイルを持っている方って、すてきですね。
日常のあわただしさの中で、てんてこ舞いの私には、もー、夢のような話です。うらやましい…。

私、彼女に何度かお会いしました。切り絵のコースにも一度行きましたよ。
なんかこう、ふわ~と別世界にいるような感じで、同時にちょっと抜けた感じ(笑)もするかわいい方です。


Re: Satokoさん

Satokoさん、こんにちは。
まあ、やっぱり世間は狭いですねえ。知り合いの知り合いは…ってやつですね(笑)。
切り絵のコース、楽しかったですか?いいなあ、いいなあ。
たしかに、写真の雰囲気も、ばりばりやってます、っていうよりは、マイペースなの~って感じ。
アジアっぽい布地のお洋服が多いですよね。共感しちゃうなあ。
ご本人はきっと、私がイメージしている以上いすてきな方なんでしょうね。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sosorasorasora80.blog121.fc2.com/tb.php/760-344c3594

じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

名前:
メール:
件名:
本文:

この人とブロともになる

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。