ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

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黄金色の、卓上糸車(紡ぎ車)に出会いました。
めちゃめちゃかわいかったですー。
どこでどこで?
それは、『マリー・アントワネット物語展』in名古屋市博物館。
さすがに展示品はお見せできないので、せめて図録の表紙でだけでも…。


『マリー・アントワネット物語展』図録


くだんの卓上糸車は、高さ26㎝×幅32㎝(図録による)で、奥行きはボビンの軸がおさまるくらい。
ボビンの大きさは、アシュフォードなどの一般的なサイズよりも一回り小さい感じかな。
ほんと、かわいかったです!
あんなの初めて見ました。
360度、全方位から見られるように展示されていたので、ぐるぐる回って、じーっと見入ってしまいました。


「卓上」なので、足踏みペダル式ではないんですよ!
なんと、ハンドル式なのです。
でも、どれがハンドルなのかわからないという(苦笑)。
16世紀以降、高級仕様になった紡ぎ車が、上流階級の夫人たちに使われるようになったとか。
図録の中にこんな説明文がありました。引用させていただきます。


「糸紡ぎや刺繍をしたり、つづれ織りを織ることは貴族の女性の日課のひとつであり、
 それは王妃でも例外ではありませんでした。」


糸紡ぎって、町や村のおかみさんや娘さんたちの、日々のお仕事だとばかり思っていました…。
言われてみれば、確かに、中世のタペストリーって貴族の女性の手によるものが多かったり。
身分の高い女性が、竪機で織っている姿を、それこそタペストリーに織りだしたのを見たこともあるし。
身分の上下を問わず、手を動かし、ものを作ることが女性のたしなみだったのですね。
これはすてきなことだなあと思います。


日本だって、そういう面はあるかも。
美智子皇后が、日本の蚕を育てて、皇室が養蚕を続けてるじゃないですか。
皇居では、日本茜の栽培が続けられてるって聞いたこともあります。
これは、昨日今日のことではないでしょうし。
日々の糧のための労働が必要ない階級の女性が、「たしなみ」として工芸を継承してきた面もあるんでしょうね。
深いなあ。


そんなこんなで、マリー・アントワネット物語展は、期待以上におもしろかったです。
当時のモードやおしゃれも、すごく伝わってきます。
そしてなにより、一人の女性の人生を、時代が「歴史」にしてしまったということを改めて感じました。
オーストリアハプスブルク家皇女として生まれ、14歳でフランス王太子妃となり、
33歳の時にフランス革命に巻き込まれ、そして、37歳で断頭台の露になった…。
様々な「モノ」が、マリー・アントワネットと、彼女の家族と、フランスの歴史を語ります。
秀逸な展覧会です。
名古屋を皮切りに、横浜・松山・沖縄・福岡・兵庫・岡山を回るそうです。
お近くの方、ぜひ、足を運んでください。
楽しいです。






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じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

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