ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
BSプレミアムの『アジア海道“不思議の島々”をゆく~鶴田真由2000キロの旅』を見ています。
今日は、スンバ島のイカットから始まりました。
うわー…という感じで、圧倒されました。


スンバ島は、東南アジアのジャワ島よりも東、ヌサトゥンガラ諸島の中にある小さな島です。
私がこの島の名前を知ったのは、学生の頃でした。
文化人類学と民族学を、専攻していまして。
大学の教授の中に、東南アジア、特にスンバ島の研究をしている先生がいらしたのです。
その先生のゼミに所属する先輩が、スンバのイカットに魅せられて熱く語っていたのを記憶しています。


大学生なのに、なんと自ら現地に行って、イカットを見て回ったと聞きました。
彼女は、本当にいいもの、伝統的なものはどんどん失われている、と嘆いていました。
当時は、東南アジアの島嶼部の文化にあまり興味はなく、そんなものかなと思っていた私ですが…。
でも、テレビの画面には、60年前に作られたという、かなりすごいイカットが映っていて。
あれよりももっとハイレベルなのものが、あったのだろうか、だとしたらすごすぎる…と、見入るばかりでした。


それを、葬式の費用を調達しないといけないから、と、仲買業者に売り渡す姿が、心にきりきりと痛かったです。
やっぱりその文化をはぐくんだ地に、その文化の産物があってほしい、と思っちゃうんです。
でも一方で、彼女たちが売るからこそ、私たちは、日本にいながらにして、本物を目に出来るわけで。
すごくすごく、複雑な気持ち。
それで、島の人たちの生活や経済が回っているので、外の人間がどうこう言ったらいけないと思うんですが。
切なくなりました。


連綿と受け継がれてきた、織りの技術や伝統って、お金で換算できない部分も大きいですよね。
だから、売り買いの対象となってもいいから、せめて、敬意を持って欲しいって思ってしまう。
ただの「商品」ではなくて。
女たちの受け継いできた「伝統」「文化」という目に見えないものへの敬意を。






ぽちっ♪ ありがとうございます、励みになります☆
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sosorasorasora80.blog121.fc2.com/tb.php/824-354f1492

じぇんね

Author:じぇんね
織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

名前:
メール:
件名:
本文:

この人とブロともになる

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。