ちまちま織り工房

織ることが好きです。草木で染めること、羊毛を紡ぐこと、縫うこと、編むこと、作ることいろいろを楽しんでいます。

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洋書の紹介ばかりしていますが、日本語の本にもすごい!と思わせてくれる、とても役に立つ手織りの本は、何冊もあります。

創作のヒント!レッスン〈3〉手織り編 暮らすように織りを楽しむ―手織りの技法と素材の本 (創作のヒント! レッスン 3 手織り編)創作のヒント!レッスン〈3〉手織り編 暮らすように織りを楽しむ―手織りの技法と素材の本 (創作のヒント! レッスン 3 手織り編)
(2009/03)
福井 雅己

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これは、かなり奥深い、とても役に立ついい本です。
正直、このボリュームで2,200円もするのか!
と、Amazonから取り寄せた時には、眉をひそめました。
しかし、内容を濃さから評価すると、このお値段はかなりお買い得かもしれません。

作品集ではなくて、「手織りの技法と素材」の本です。
カラー写真で、こんな素材を使って、こんな風に組み合わせると、こんな織り地が出来ますよと、ひと目でわかるように紹介されています。
これがね、いいんです。
ファンシーヤーンって使ってみたいけれど、実際どうなるのか想像しがたいところがありますよね。
自然、敷居が高いと感じる素材も出てきます。
でもこの本を見ると、一目瞭然。
色あわせの感じもとてもおもしろくて、ふううん、と、見入ってしまいます。
カラーページだけでなく、モノクロ写真もあります。
撮り方が上手なんでしょうね。
モノクロでも、十二分に質感が伝わってきます。

チェックや日本の伝統的な縞模様も、図入りで紹介されています。

チェックのバリエーションの説明は、
ギンガムチェック、タータンチェック、千鳥格子、網代織り、グレンチェック

江戸時代からの代表的な着物の縞模様・格子柄の紹介(図)は、
二筋、三筋、千筋、万縞、よろけ縞、滝縞、ぼかし縞(鰹縞)、やたら縞、雨入り棒、雨織り、棒縞、
大名、片子持ち大名、中子持ち大名、両子持ち大名、味噌こし格子、三筋格子、四筋格子、
みじん格子、翁格子、石畳(市松)、弁慶格子、小弁慶、子持ち小弁慶、重ね格子、小格子、
障子格子、変わり障子格子、雨入り格子、破れ格子

もー、穴が空くほど見入ってしまいました。
日本の格子の伝統柄なんて、考えたことありませんでした。
でも、これを見ていると、いろんな「日本の格子(チェック)柄」を織りたくなりますね。
いろいろ難しそうですけど…。

織りの技法の紹介も、リジット機の常識を破るというか…。
リジット機では出来ないと思っていた、多綜絖の織りも工夫次第で出来るんですよ、と紹介されているのです。

紹介されている技法は、
綾織(斜文、山形(杉綾)、升綾、変化斜文)、ワッフル織、めがね織(蜂の巣織?)、ななこ織・畝織、
はさみ織、浮き織、ハックレース、浮かし織、刺し子織、ブロックブーケ、スパニッシュレース、
ダーニッシュメダリオン、スリップウェーブ(ヨコよろけ、タテよろけ)、透かし織、添え糸織、
もじり織(籠羅、網羅)、ルーピング、ノッティング、ベルト織、ラーヌ織、引き返し織、交差織、
つづれ織、ローパイル織(スマック、トワイニング)、裂き織、縮み織

…これは、ですね。すごいです。
リジット機しか持ってないから、平織りしか出来ないわーという固定観念を打ち破ってくれます。
でも、と同時に、多綜絖の機を使っている人にも、とても役立つと思います。
だって、こんなにたくさんの技法をわかりやすく、しかも日本語で(←ここ重要)教えてくれている本って、なかなかないですもの。

なんて、大絶賛ですが、まだ私もぱらぱら読んだだけで、熟読はしていません(笑)。
だって、これに夢中になったらほかのことが出来ない…。
今ちょっと、忙しい時期なんですよ。
落ち着いたらゆっくりと読み直したいと思います。

AVRILさんから出される手織りの本は、これで3冊目です。
先の2冊は、作品集&リジット機の使い方の基礎、ちょっとだけ応用でした。
なんだか、1冊ごとに進化している気がします。
私も勉強しなくちゃ。
とても刺激される一冊です。





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コメント

うわー

本のご紹介有難うございます。この本気になっていたのですがまだ実物にお目にかかれず、ひとさまのブログでこの本が出ていたので、「この本、買いですか?」と訊いたりしていたところでした(笑)。
どうやら「買い」ですね?(^m^)

Re: Rikoさん

いえいえ、こちらこそいつもお世話になってます。
これは、まさに「買い」の一冊です。
見た目はとっても薄っぺらいので、どん引きするのですが(笑)、中身は濃いです。
しかし、リジット機で多綜絖の織りをするのは、現実にはけっこう技術が必要そうだなあ、と思いました。私には無理…。
それにしても、AVRILさんの本は、糸の使い方がほかとは違っていておもしろいですね。
京都までAVRILさんの糸を買いだしに行きたいです♪

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Re: 5月20日にコメントくださった方

コメントありがとうございました。
手織りは本当に楽しいですね。
糸を見てあれこれ想像するだけで、わくわくです。
私も、糸はもっぱら通販です。
でも、糸問屋さんや一宮まで遠征して買うこともしばしば。
アヴリル、まだ行ったことないんです!
行きたい!
きっと、京都に行ったら散財してしまうことでしょう(笑)。

AVRIL

私は吉祥寺店には何度か行きました。京都店、行ってみたいです!
私も「リジット機で多綜絖……それ位なら多綜絖の織り機買いましょう、是非」と思ってしまうなあ……(苦笑)。
ま、でもきっと、人類は工夫して織って、更に工夫して道具を作ってきたんですよね。その工程と思うとまた楽し?

Re: Rikoさん

私も京都店に行きたいです!
名古屋で待ち合わせてご一緒しませんか?
持ちきれないほど買ってしまいそうな予感があって、こわいんですけど(笑)。
でも今、一番気になっている素材は、スウェーデンから輸入するコットリンというコットンとリネンの混紡糸なのです。
これからの素材ですしね。
使ってみたいものを取り上げたらキリがないです。
でもAVRIL行きたいー。ついでにポンタさんや金の羊さん、きんしょうさんにも♪
キリがないですね(笑)。

> 私も「リジット機で多綜絖……それ位なら多綜絖の織り機買いましょう、是非」と思ってしまうなあ……(苦笑)。
同感です。手作り綜絖とか作らなくちゃいけないみたいで、なかなか大変そうです。
でもこういう工夫を思いつくことがすごいなと思いました。
私には絶対に思いつきません(笑)。

じぇんねさん、こんばんは☆
スウェーデンの糸、いいですよね~
実はお世話になってるのがスウェーデン織りの教室なのですが、材料費が高くて・・・(泣)
東京へ行くといつも吉祥寺のアヴリルに寄りますが、可愛い糸ばかりで目移りしちゃいます
京都は織りのお店がいっぱいあるので、ゆっくり回ってみたいものですね~
オットと一緒に行くと、そういうお買い物は楽しめなくて・・・
私も名古屋からご一緒させていただきたいです~(^^)

コットリンは使ったことあります~。スウェーデン織りの教室の一日講習で。気に入ったもので、その後東京スピニングパーティーで見かけて、うっかり買ってしまいました。更に、糸見本も取り寄せて買う準備万端って感じです(苦笑)。

が、ここのところは紡ぎ時間の方が長いこともあり、糸を買うことについては自制がいくらか効いている状態です。でも一宮にも行ってみたいかも(笑)。

Re: yokoさん

こんにちは。
スウェーデンの、特にリネン、コットン、コットリンに今夢中です。
糸の色見本を取り寄せたので、それを眺めている有様(笑)。
あれこれ注文してみたいのですが、いかんせん、在庫が多くて。
今年がんばって在庫を減らしたら、また来年に向けて…なんて思ってます。
でも京都に行きたいですね。きっと買っちゃいますね(笑)。いつかご一緒しましょうね。

こちらにも、スウェーデン織りの教室があるのですか?
それとも東京に?
うらやましいです。私は基礎は先生に教わりましたが、そこから先は本が頼り…。

Re: Rikoさん

スウェーデン織りの教室の一日講習って、ダーラヘストさんですか?
一度はいきたいのですが、東京は遠いです…。
スピパも行きたいですが、時期的に仕事と重なるので無理かも。
私も、糸見本も取り寄せました(笑)。コットリン以外にも魅力的な糸満載で、やばすぎます。
今は、私も手持ちの在庫を減らすことに懸命なので、少し落ち着いてますが…。

一宮、いいですよ。
繊維の町ですがだいぶ寂れてしまいました。それでも、毛糸に詳しいお母さんたちと話していると、あれよあれと時間が過ぎ、財布が軽くなってしまうのです。

東海道線の話題?

はい、ダーラヘストさんです。一年前の講習に行きました。
じぇんねさんちから東京は、うち(千葉)から京都よりは近いですよ!(笑)

恥ずかしながら、一宮が毛織の街だということは、じぇんねさんの以前の記事で知りました。その後友人から「毛織杯」という競輪のレースがあることを知り「名を冠するほど有名なんだ……」と思いました。

材料って何でも知らず知らずのうちに増えてますよね
私もいろんな物が押入れにどっちゃりです(^^;

教室はこちらにはなかったので、東京まで行ってるんです
きっかけは、スウェーデンの古典織りに興味を持ってしまって
最初は木枠の織物だけのつもりだったんですが、大型織り機も使ってます
やりはじめたら楽しくて勢いが止まらなくなっちゃいました(笑)

Re: Rikoさん

なるほどー。
たしかに千葉から京都より、名古屋から東京は近いですね!(笑)
しかし、まるっと一日朝から織って夕方名古屋に帰るってきついですよ~。
地味に名古屋でがんばります。

一宮はやや寂れたものの、やはり繊維の町です。
ウールがなんといってもいいですが、コットンやリネンもいいものがあります。
小さなお店を切り盛りするお母さんたちの顔を思い浮かべると、海外から糸を取り寄せている場合ではない!と思いますね。
…でも、スウェーデンの糸は魅力的ですー。欲しいなー。
地場産業の復活のために

Re: yokoさん

そうですね。
私も、糸にうずもれそうな生活を送っています(笑)。
糸に一目惚れしちゃうんです。そして、お道具も増えています…。
それに幸せ感じている段階で、何か終わっている様な気がします。ま、いっか(笑)。

あらら、お近くにお教室がなかったんですか。
私は、名古屋と岡崎に工房のある「モントリコ」に通っていました。
リンクにあるので、もしよかったらのぞいてみてくださいね。でも木枠織りはしてません…。
東京で北欧の織りというと、アンカーペグさんかしら?
織りは、楽しくなると、深みにはまってしまいますよね。
私は、木枠は持っているんですが、絵織りは今のところ考えていません。
もっとたくさんやりたいことがあって、手が回らないですー。一日100時間欲しいですね(笑)。

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じぇんね

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織りや紡ぎ、草木染、時々は編み物なんかもしながら、ちまちまっとした暮らしを楽しんでいます。

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